【比較レビュー】コスパ最高なSONY・フルサイズ対応の撒き餌レンズ2本を紹介|Eマウント・シンデレラレンズ

【比較レビュー】コスパ最高なソニー・フルサイズ対応の撒き餌レンズ2本を紹介|SONY Eマウント

お得なキャンペーン

  • SONY αキャッシュバックキャンペーン開催中!
    α7IVなど人気のカメラレンズが最大2万円OFF対象製品はこちら

キットズームレンズからのステップアップとして、単焦点レンズにチャレンジしたいと考えている人は多いと思います

一方で、SONY Eマウントのレンズは価格が比較的高いため、レンズ選びは非常に悩ましいところですよね

そんな時にぜひ活用いただきたいのが3万円程度で買うことができる「撒き餌レンズ(シンデレラレンズ)」です

はろ
はろ

価格は安いものの、大きなボケ感が出せる単焦点レンズを撒き餌レンズ(シンデレラレンズ)と呼びます

特にSONY Eマウントは、SONY純正レンズだけではなく、タムロンをはじめとしたサードパーティレンズからも選ぶことができるため、撒き餌レンズの選択肢が他メーカーよりも充実しています 

そこで今回は、ソニーEマウントのフルサイズ機をお使いの方に向けて、コスパ最高のレンズ2本を紹介します

価格は安いですが、どちらのレンズも使い方次第では他のレンズに負けないくらいよく写るレンズになっていますので、気になる方はぜひ最後までチェックいただければ幸いです

こんな方におすすめの記事
  • キットズームレンズをお使いで、コスパの高い単焦点レンズを知りたい方
  • Eマウント撒き餌レンズのメリット・デメリットを知りたい方
SONY Eマウント 主なフルサイズカメラ
  • SONY α7シリーズ
    SONY α7Ⅳ / SONY α7Ⅲ / SONY α7Ⅱ
  • SONY α7C
  • SONY α7Rシリーズ
    SONY α7RⅣ / SONY α7RⅢ / SONY α7RⅡ
  • SONY α7Sシリーズ
    SONY α7SⅢ / SONY α7SⅡ
  • SONY α1 / α9シリーズなど

フルサイズ対応のソニーおすすめ撒き餌レンズ2選

ここでは、3万円台で買うことができるSONY Eマウントのおすすめ撒き餌レンズ2本を紹介します

それぞれのレンズが特徴を持っていますので、ぜひそれぞれのメリット・デメリットを押さえていただき、皆さんに会うレンズを見つけていただければ幸いです

レンズ外観
レンズ名称FE 50mm F1.8
(SEL50F18F)
35mm F/2.8 Di III
OSD M1:2
実売価格約3万円約3.5万円
メーカーSONYTAMRON
画角50mm
(標準域)
35mm
(準広角域)
ボケ感非常に大きい比較的大きい
オートフォーカス比較的遅い速い
近接撮影苦手非常に強い
おすすめな人ボケ感を重視する方バランス感重視の方
青字からジャンプできます
はろ
はろ

ざっくり言うと「ボケ感重視 or バランス重視」のどちらを選ぶかと言うことになります

以降では、それぞれのレンズの特徴について詳しく解説していきます

SONY SEL50F18F(FE 50mm F1.8)

はじめに紹介するレンズは、SONY純正の撒き餌レンズの「SEL50F18F(FE 50mm F1.8)

ザ・撒き餌レンズといったスペックで、軽くて・安くて・よくボケるのはもちろん、価格以上の解像感を感じさせてくれると話題の標準域単焦点レンズです

はろ
はろ

Eマウントの純正レンズでは最も安いレンズですので、初めての単焦点レンズデビューで購入される方は非常に多いと思います

SONY FE 50mm F1.8

SONY SEL50F18F(FE 50mm F1.8)の特徴

ここでは簡単に「SEL50F18F(FE 50mm F1.8)」の特徴について紹介します

あらためて主な特徴を記載すると以下のようになります

SONY SEL50F18Fの特徴
  • SONY純正レンズで一番安い(3万円台)
  • 初心者の方でも使いやすい標準域の画角
  • 価格に反して高い解像感
  • フルサイズ対応とは思えないほどの小型軽量モデル
  • オートフォーカスは遅い
はろ
はろ

オートフォーカスの特徴を踏まえると、じっくり構えて写真を撮りたいような方にピッタリなレンズですね

 

価格が非常に安い

SONYのレンズは価格帯が他のメーカーよりもやや高価。単焦点レンズ1本で10万円近くするもの少なくありません

一方で「FE 50mm F1.8」の価格はなんと3万円を切る程度。フルサイズ対応の純正レンズでは最も安いです

これよりも安いサードパーティレンズは他にもあるものの、やっぱりSONY純正のレンズがこの価格で買えると言うのは安心感がありますよね

はろ
はろ

僕も初めての単焦点レンズ選びでは、3万円を出すのにすごく勇気が必要だったのを覚えています

初心者でも使いやすい画角

FE 50mm F1.8」の焦点距離標準域の50mm

はろ
はろ

人間が視野の中で意識的に見る範囲に近いため、肉眼で見た被写体とファインダーの中の差分が小さく、初心者にも使いやすい画角と呼ばれています

標準域

目で見た感覚に近い画角は汎用性が高く、テーブルフォトからポートレートまで、さまざまな撮影シーンに無難に活躍します

レンズ交換をせずに撮り続けられるため、はじめての単焦点レンズ選びにピッタリな画角です

 

シャープな解像感とボケの大きさ

一般的なレンズと比べれば、価格が安いため写りのクオリティに疑問を持つ方も多いかと思います

しかしながら「FE 50mm F1.8」の写りの評判は非常に高く、シャープな描写・大きなボケが得意なレンズとなっています

立体感のある大きなボケ感

Rows of Multi-Colored Antique Bottles Line Multiple Shelves

 

キレッキレの解像感

pointy

やっぱり単焦点レンズに求めたいのは、キットズームレンズでは得ることができないような、解像感やボケ感だと思いますので「FE 50mm F1.8」はそういった写りへの期待に十分応えてくれるレンズだと言えます

はろ
はろ

一眼カメラらしい大きなボケ感・キレキレの描写は、撮っていて非常にテンションが上がりますよ!

 

超小型軽量なフルサイズ対応レンズ

FE 50mm F1.8」は「本当にフルサイズ対応のレンズ?」と思うほどに非常に軽量コンパクトなところも魅力です

軽量コンパクトなレンズは、なるべく荷物を減らしたい外出時でも、気兼ねなく持っていくことができるため、必然的にカメラを構えるシーンが増えて、良い作品を撮りやすくなります

重さ186グラム
最大径 x 長さ68.6 x 59.5 mm
はろ
はろ

iPhoneより軽いレンズですので、持ち運びやすさは抜群です!

 

オートフォーカスが遅い

ここまで「FE 50mm F1.8」の良いところについて触れてきましたが、唯一デメリットはオートフォーカスの遅さです

詳細は以下の参考動画をご覧いただければと思いますが、モーター式のオートフォーカスが採用されているため、オートフォーカスが合うまでのスピード・追従性速度がお世辞にも速くはないのが特徴です

参考動画:AFの速さが確認できます

影響があるのは主に速く動く被写体を撮影するシーン(お子さんや動物など)は苦手なレンズと言えます

一般的に撒き餌レンズというのは、どこのメーカーも同程度のフォーカス性能であることが多いのですが、動画を撮るにはやや厳しいスペックです

はろ
はろ

写真も動画も撮りたいと考えている方は、ぜひ次に紹介するタムロンの撒き餌レンズをチェックしてみてください!

一方で、動画は特に撮らない&写真メインで撮りたいと考えている人には大きなデメリットにはならないかと思います

何よりも大きなボケ感や解像感が3万円で手に入るのは非常にコスパが高いですので、用途にバッチリ合う方はぜひ手に取ってみることをおすすめします

レンズメーカーSONY
レンズ名称SEL50F18F
(FE 50mm F1.8)
マウントEマウント
対応センサーサイズフルサイズ・APS-C
焦点距離50mm(標準)
解放F値F1.8
重さ186グラム
最短撮影距離0.45m
その他

SONY SEL50F18F(FE 50mm F1.8)まとめ

以上が「SEL50F18F(FE 50mm F1.8)」の特徴でした

オートフォーカスに課題はあるものの、フルサイズ対応のレンズとは思えない軽さ・解像感・大きなボケ感を得られることを考えれば、3万円で買えるのが非常に安く感じる素晴らしい単焦点レンズです

はろ
はろ

特に写真メインで撮影を検討されている方は、オートフォーカスがデメリットにならないため、ぜひ一度手に取ってみることをオススメします

SONY SEL50F18Fの特徴
  • SONY純正レンズで一番安い(3万円台)
  • 初心者の方でも使いやすい標準域の画角
  • 価格に反して高い解像感
  • フルサイズ対応とは思えないほどの小型軽量モデル
  • オートフォーカスは遅い

TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2(Model:F053)

2本目に紹介するレンズは、サードパーティレンズメーカー大手のTAMRONから発売されている「TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2(Model:F053)

先ほど紹介したSONY純正の撒き餌レンズ「SEL50F18F(FE 50mm F1.8)」よりも全体的にバランスが取れつつ、3万円台で買えてしまう超高コスパ単焦点レンズです

はろ
はろ

個人的にはEマウントで単焦点レンズデビューをするなら、まずは一番におすすめしたいレンズです

TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2の特徴

それでは以降にて「TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2」の特徴を紹介していきます

主な特徴は以下の5つです

TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲの特徴
  • 初心者の方でも使いやすい準広角域の画角
  • フルサイズ対応とは思えないほどの小型軽量モデル
  • 非常に近くまでピントが合う(ハーフマクロ対応)
  • オートフォーカスが速い
  • 解放F値2.8と焦点距離の特徴より、ボケ感はまずます
はろ
はろ

3万円台の価格にも関わらずハーフマクロに対応したレンズで、個人的にはイチオシです!

TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲの特徴については以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください

 

初心者の方でも使いやすい画角

TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2」の焦点距離は準広角域の35mm

先ほど紹介した「FE 50mm F1.8」よりもやや広めの画角です。人間が無意識状態で見ている視野角に近く、こちらも肉眼とファインダー内の画角の差分が小さく、頭の中のイメージ近い状態で撮影しやすい画角になっています

はろ
はろ

頭の中のイメージに近い方が、バシバシとシャッターを切れますので、そういった意味でも状態が早くなるレンズとも言えますね!

準広角域

また、このレンズも目で見た感覚に近い画角のため、テーブルフォトからポートレートまで、さまざまな撮影シーンに無難に活躍します

はろ
はろ

この後に紹介しますが、非常に寄れるレンズのためテーブルフォトや物撮りも非常にしやすく汎用性は抜群のレンズです!

レンズ交換をせずに撮り続けられるため、はじめての単焦点レンズ選びにピッタリなレンズと言えます

 

フルサイズ対応とは思えないほどの小型軽量モデル

TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2」の重量は210gと非常に軽く、ボディ本体につけていることを意識させない程に使い勝手が良いレンズです

やっぱり単焦点レンズは、ズームレンズと組み合わせて持っていくと表現の幅が広がりますので、軽量コンパクトなレンズの価値は非常に高いかと思います

手のひらに収まる小さなレンズです

非常に近くまでピントが合う(ハーフマクロ対応)

TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2」の最大の特徴は寄りの撮影(ハーフマクロ撮影)ができることです

実はこの価格帯(3万円台)でハーフマクロに対応しているのはこのレンズだけであり、非常に珍しいレンズです

 

ハーフマクロは、写真の表現幅を非常に広げてくれる便利な機能で、花やテーブルフォトなどを非日常的な大きさで撮影することができます

20220403-A7406712
はろ
はろ

タムロン公式サイトにハーフマクロ撮影の作例がまとまっていますので、ぜひチェックしてみてください

 

オートフォーカスが速い

先ほど紹介した「FE 50mm F1.8」は、オートフォーカスの速さが難点とお伝えしました

一方で「TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2」はオートフォーカスも速く、お子さんやペットなど動きの速い被写体でもピンボケせずに撮ることができます

はろ
はろ

なお、オートフォーカスが速いのは「追従式AF(C-AF)」のみとなります

0:30あたりからC-AFとなります(参考動画)

SONYのカメラは元々オートフォーカスに定評があるため、ボディの性能を最大限に引き出すことができるTAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2」は、Eマウントの撒き餌レンズの中でも特殊な存在になると思います

 

解放F値2.8と焦点距離の特徴より、ボケ感はまずます

光学的に「F値が大きく・焦点距離が短いレンズ」はボケが比較的小さいため、「TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2」ではややボケ感のある写真は撮りづらいかもしれません

とは言え、フルサイズ対応のレンズと言うこともあり、F2.8まであれば十分なボケ感を得られると共に、夜間での撮影でもノイズの発生を耐えられるレベルですので、デメリットと感じるのは僅かな方かと思います

20220407-A7306765
はろ
はろ

被写体に近づくほど背景ボケは大きくなるため、レンズスペック以上にボケるレンズだと感じますね

以上、ここまでが「TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2」の紹介でした。全体的にバランスが取れたレンズであり、万人におすすめしやすいレンズだと感じます

レンズメーカーTAMRON
レンズ名称35mm F/2.8 Di III OSD M1:2
(Model F053)
マウントEマウント
センサーサイズフルサイズ・APS-C
焦点距離35mm
(やや広角)
解放F値F2.8
重さ210グラム
最大径 x 長さ73 x 64 mm
最短撮影距離0.15m
その他ハーフマクロ撮影が可能

TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2まとめ

以上、ここまでが「TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2」の紹介でした

安くて・小さくて・そこそこにボケ感がある・オートフォーカスが速い・マクロ撮影もできる。これだけ盛りだくさんの機能が揃っていて、3万円台中盤で買えるのは非常にコスパが高いと思います

はろ
はろ

SEL50F18Fの惜しい点であるオートフォーカス性能をばっちりカバーしたレンズとなっています

ぜひ「TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2」にご興味が湧いてきた方は、以下のレビュー記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。

全体的に欠点の少ない万能なレンズですので、買って失敗することもほぼないかと思います。ぜひ、気になっている方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか

 

フルサイズ対応のソニー撒き餌レンズの選び方

ここまで2本のレンズの紹介をさせていただきましたので、一旦ここで両レンズの特徴と、おすすめな人についてまとめていきます

はろ
はろ

シンプルにおすすめな人をまとめると以下のようになります

撒き餌レンズの選び方

SONY FE 50mm F1.8」の強みはなんといっても開放F1.8を活かしたボケ感で、一眼カメラらしい写真を撮りたいなら非常に魅力的なレンズです

ただし、フォーカス速度が決して速くはないため、動画撮影や写真メインでも「動き回る被写体」を撮影する方にはあまりおすすめできないレンズとも言えます

一方で、「TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2」はフォーカスも速く、近くまで非常に寄れるレンズのため、フォーカスを含めた万能な使い方ができるレンズです

もちろん動画にも使えるため、写真も撮りたいけど将来的にも動画にもチャレンジしたい人におすすめのレンズと言えます

レンズ外観
レンズ名称FE 50mm F1.8
(SEL50F18F)
35mm F/2.8 Di III
OSD M1:2
実売価格約3万円約3.5万円
メーカーSONYTAMRON
画角50mm
(標準域)
35mm
(準広角域)
ボケ感非常に大きい比較的大きい
オートフォーカス比較的遅い速い
近接撮影苦手非常に強い
おすすめな人ボケ感を重視する方バランス感重視の方
青字からジャンプできます

まとめ:充実したEマウントレンズからぴったりな1本を見つけよう

今回は、ソニーEマウントのフルサイズ機をお使いの方に向けて、コスパ最高のレンズ2本を紹介しました

撒き餌レンズの選び方

ボケ感と解像感が最高な「SONY FE 50mm F1.8」、バランス感に優れた上にハーフマクロ撮影も出来てしまう「TAMRON 35mm F/2.8 Di Ⅲ OSD M1:2

はろ
はろ

どちらも特徴を持ったレンズで、非常にSONY Eマウントは面白いなと思います

今回紹介させていただいたレンズの特徴をよく理解することで、買って後悔しない買い物ができるようになるかと思いますので、ぜひ皆さんの用途に合ったレンズ選びに役立てていただければ幸いです

当ブログでは、SONY機材を中心に各種レビューを行っています。以下の記事では、巷で神レンズと呼ばれるSONY Eマウントの単焦点・ズームレンズを紹介しています。お気に入りの一本を見極める参考にしてみてください

はろ
はろ

この記事の内容は以上です。ご感想・コメント等がございましたら、ページ下部のコメント欄をご活用ください!(品質向上・励みになります)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA