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こんにちは。最近アクションカムのありがたみを噛み締めているフォトグラファーのはろです。
僕は普段から一眼カメラを使っての撮影しているのですが、アクションカメラじゃないと撮れないシーンも多いと感じていまして。
特に僕みたいな小さな子供がいる家庭では、カメラを構える余裕すらも無い場合も結構ありますし、そういったシーンでは小型で多少は雑に扱えるアクションカムの方が使い勝手が良かったりします。
特に食事や移動中は子供から目を離せないんですよね。思い出深いシーンほど撮り逃した時の後悔も大きいです。。。
ということで、昨年からアクションカメラを使い始めていたところ、今回「Insta360」さんからお声がけいただき「Insta360 Ace Pro」を使用させていただきました。
結論としては大満足!これまで僕が使ってきたどのカメラよりも運用が手軽で、たくさんの記録を残すことができました。
実際の使用感まとめ
- フリップ型ディスプレイは撮られる側も思わず笑顔に
- 1/1.3型センサー&AIによるノイズ処理で室内や暗所でも映像がすごく綺麗
- 画質劣化なしで2倍ズームで、超広角一辺倒の動画になりにくい
- 歪みを抑える撮影モードが便利。手ブレは歩きながらでも気にならないほど優秀
- 自動で動画をまとめてくれるアプリ機能が便利。家族にすぐに動画をシェアできる
- 欠点:バッテリー持ち(100分)が心許ない。Log撮影は非対応のため色編集は難しい。
Insta360シリーズの中でフラッグシップ機に相当する「Insta360 Ace Pro」は、映像クオリティの高さ・運用の手軽さ・丈夫さを兼ね揃える稀有なカメラ。
アクティブな旅行や子供とのお出かけなど、忙しいけど記録はしっかり残したい!そんなシーンが多いほど、このカメラのありがたみを感じることができます。
これを機にVLOGを始めてみたいと感じている方にイチオシのカメラですので、ぜひチェックしてみてください。
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今回、Insta360さんからのご厚意で(当ブログ経由で購入いただいた方向けに)「スクリーンプロテクター(¥1,750相当)」を無料で付属頂くようにしていただきました。公式ショップサイトからぜひご活用ください。
Photographer & Bloger
はろ
月間8万PVのカメラ系ブログを運営。子供撮影の趣味が高じ、副業カメラマンとしても活動しています。ご質問はコメント欄・お問合せ・DM等でお気軽にどうぞ。
Insta360 Ace Proとは?主な特徴とスペックについて
アクションカムと言えば、GoProやDJI Osmo Actionを連想する方も多いはず。
そこに割って入るように台頭してきているメーカーが「Insta360」。今回紹介する「Insta360 Ace Pro」はInsta360がリリースするアクションカムの中でもフラッグシップ機の位置付けとなるカメラです。
以降では、端的に「Insta360 Ace Pro」の特徴を表すために主なアクションカムより優れている点をピックアップしていきます。
自撮りやローアングル撮影がしやすいフリップ式の背面ディスプレイ
「Insta360 Ace Pro」の最も特徴的な点が「フリップ式のディスプレイ」。
アクションカムの中でも可動タイプのディスプレイを搭載しているのは「Insta360 Ace Pro」のみで、明確な違いがあります。
ネックマウントや車載マウントに固定した際に、ディスプレイを見やすい角度に調整できるのはすごく便利。自撮りやローアングル時の撮影でも簡単に状況を目視できます。
アクションカムとして最大級の1/1.3インチセンサー
画質を左右するセンサーサイズは、アクションカメラとしてはかなり大きめの1/1.3インチ。
センサーが大きいほど多くの光を取り込むことができるため、スマホなどでは厳しい夜の撮影でも綺麗な映像・写真を撮ることができます。
ライカと共同開発した明るい(F2.6)レンズ
レンズにもこだわりが詰まっていて、カメラを趣味にしている方なら誰しもが耳にしたことがあるであろう「ライカ(Leica)」と共同開発されたものが搭載。
クリアで精彩な写りとアクションカムにしては明るいF2.6のレンズを搭載していて、暗いシーンでの映像クオリティを押し上げてくれます。
暗所でも綺麗に撮れる夜間モード
「Insta360 Ace Pro」には、ところどころAIによる画像処理が活用されています。その代表的な機能が「PureVideo」。
画質が荒れやすい夜間の撮影でも、ノイズを綺麗に除去しつつ、ディティールの崩れ感をほぼ感じさせない自然な仕上がりにしてくれます。
一般的には後編集で調整するところを省略できるので、楽してVLOGを残したいと考えている僕の用途としてはめちゃくちゃありがたい機能です。
ハイスペックな撮影性能(4K120p / 4800万画素)
「Insta360 Ace Pro」では、4K動画を120fpsで撮影することができ、滑らかなスローモーションを作ることができます。
2〜3年前は一眼カメラで4K120fps撮影ができていただけでもすげぇ!という時代だったのに、アクションカムでここまでできるのは本当にすごいですね
また写真においては、最大4800万画素の高解像度で撮ることもできます。一般的なアクションカムでは多くても2700万画素程度であり、ここまでのスペックを積んでいるアクションカメラは「Insta360 Ace Pro」くらいですね。
明暗差が激しい日中でも綺麗な映像を残すことができる
逆光の状態で撮影すると「背景は綺麗だけど人が暗く写ってしまう」といったシーンに出会いがちだと思います。
これは、カメラの性能が肉眼ほど明暗差に強くないために起こる現象なのですが、「Insta360 Ace Pro」に搭載されている「アクティブHDR」機能によって、日中でも背景と人の両方を綺麗に撮ることができます。
なお、他メーカーのアクションカムにもHDR機能は搭載されているものの、「Insta360 Ace Pro」は自動的にHDRモードに切り替えてくれる点が非常に便利です。
装着が簡単なマグネット式マウント
一般的にアクションカムはネジ締め式の固定方法が採用されていて、着脱をするたびにネジを開け閉めするのがなかなかに面倒。
その点「Insta360 Ace Pro」は「マグネット式のマウント」が採用されていて、ネジ締め不要でワンタッチでアクセサリーを接続ができます。
特にネックマウントで画面確認をする際に、簡単に着脱できるのはめちゃくちゃ便利です!
ざっくりとした特徴の紹介はここまで。詳しいスペック情報も載せておきますので、その他気になる点がある方は参考にしてください。
スペック | Insta360 Ace Pro |
---|---|
発売日 | 2023年11月21日 |
価格 | 67,800円 |
カラー | ブラック |
サイズ(幅 x 高さ x 奥行) | 71.9 x 52.15 x 38.5mm |
重量 | 179.8g |
背面モニター | 2.4インチ(フリップ式) |
防水性能 | 専用ケース無し:10mまで 専用ケース有り:60mまで |
動作温度 | -20℃〜40℃ |
マウントシステム | 磁気マウント |
対応メモリーカード | Micro SDカード |
バッテリー | 1650mAh |
充電時間 | 46分(30W急速充電アダプター使用時) |
その他 | ライカ共同開発のレンズ |
スペック | Insta360 Ace Pro |
---|---|
センサーサイズ | 1/1.3インチ |
絞り | F2.6 |
ISO感度 | 100-6400 |
露出値 | ±4EV |
手ぶれ補正 | 6軸ジャイロスコープ |
焦点距離(フルサイズ換算) | 16mm |
最大写真解像度 | 4800万画素 |
写真フォーマット | JPEG/DNG RAW |
最大動画解像度 | 8K24fps/4K120fps |
連続録画時間 | 100分 |
視野モード (FOV) | アクション広角/超広角/デワープ/FPV |
写真モード | 写真、HDR写真、インターバル、バースト写真 |
動画モード | 動画(カメラ内アクティブHDR)、FreeFrame動画、PureVideo、スローモーション、スターラプス、タイムラプス、タイムシフト、プリ録画、ループ録画 |
Insta360 Ace Pro|外観・通常版の同梱物
見た目は一般的なアクションカメラとほぼ同じ。カラーはブラックのみです。
サイズは手のひらに収まるほど。一眼カメラを構えながらVLOGをすると周囲の方に怪訝な視線が気になることもありますが、これくらい小さいと人目にもつきづらく最高です。
外部ボタンは録画ボタンと電源ボタンのみ。設定の変更はタッチディスプレイで行うため、このくらいシンプルな機構でも操作感には全く不自由を感じません。
背面ディスプレイは先ほど紹介したフリップ型。基本的に設定変更はタッチディスプレイで行います。レスポンスもすごく良くて操作感は非常にいいですね。
サイドのフタを開けると、充電ポートとSDカードスロットがあります。ポートはUSB Type-C、メモリーカードはMicro SDカードに対応。反対側には交換式バッテリーのスロットがあります。
底面はアクセサリーを接続するマウントとなっていて、マグネット対応でワンタッチで装着することができます。
通常版セットの付属品
「Insta360 Ace Pro」は本体単体の販売はしておらず、周辺アクセサリーとのキット販売となるため、ここでは改めて同梱物のおさらいをしていきます。
今回僕が使用させていただいたのは「通常版」。「カメラ本体・バッテリー・標準マウント・フレキシブル粘着マウント・Type-Cケーブル」と充実したアクセサリーが付属します。
自撮り棒は標準では付属しないためご注意を。クリエイターキットでは、自撮り棒やmicroSDが同梱します。もちろん別売りも対応しています。
Insta360 Ace Proレビュー|実際に使ってみて便利だと感じたところ
今回「Insta360 Ace Pro」を使って、幼稚園のイベントや家族との外出時の様子をVLOGに収めてみたのですが、「Insta360 Ace Pro」と子供撮影の相性…抜群です!
決して安くはない買い物ですが、全親御さんにおすすめしたい…!ここではそう感じたいくつかの理由を紹介していきたいと思います。
一眼カメラと比べて雑に扱える安心感。でもクオリティはめちゃくちゃ高い
できることなら僕だって一眼で撮りたい。とは言え、「外出時の荷物量・撮影時の運動量・子供たちの状況」によってはカメラが文字通り重荷になってしまうシーンもしばしば。
家に帰ってデータを見てみれば「全体の一部しか撮れていなかった」なんて経験をしたことがある方は多いはず。これを解消してくれるのがアクションカム。多少手荒に扱える点が本当に助かるんですよね。
「荷物にもなりづらく、撮影時に何かあればすぐさま仕舞える、動き回っても体の負担にならない。スマホと違って丈夫」ときている。
元々「子供を見守る」という大きな仕事を背負っている親御世代の僕たちには刺さらないわけがないアイテムというわけです。
それでいて、4Kスローが撮れて、編集作業も最小限で済ませてくれる。クオリティと手軽さを両立させてくれるアクションカムとしては右に出るものは今のところないと言えるかと思います。
ラフに撮っても手ブレを抑えた撮影ができる・歪みも少ない
僕の場合、編集時に手ブレがどうしても気になって補正に時間を要したり、カットをボツにすることもあったのですが、「Insta360 Ace Pro」で撮った素材に関してはそんな手間や諦めがほとんどなくなりました。
手ブレ補正は本当に強力で、子供にカメラを持たせても滑らかな映像になるくらいに凄まじい補正が効きます。
また、アクションカムで撮影した際に気になる「歪み」についても補正ができる機能があって、見た目が自然な映像を撮ることができます。
- アクション広角FOV:撮影範囲が最も広い(180度程度)。歪みも非常に大きい。
- 超広角FOV:撮影範囲が非常に広い。歪みも大きい。
- デワープFOV:歪みが極めて少ない撮影モード。
- 水平維持:カメラが左右に多少回転しても水平を保ってくれる。
VLOG用途であれば、歪みが最も少ない「デワープ」がおすすめ。よほど広角で写したいものがない限りはほとんどデワープで問題ないかと思います。実際にデワープで撮影した動画はこちら。
歪みが少なくて見た目が自然ですよね〜
広角だけの単調な映像にならないのが素敵
レンズを交換できないアクションカムはどうしても超広角ばかりの単調な動画構成になりがち。
印象を変えるために(望遠気味で)寄りのカットを差し込みたくなるのですが、そのために一眼カメラを常日頃持ち歩くのはなかなかに億劫。
このジレンマを回避する手段が「Insta360 Ace Pro」にはあって、「クラリティズーム」という機能によって、2倍拡大までを画質を損なうことなく撮影することができます。
広角で接写すると被写体が歪んでしまうところ、クラリティズームではうまくカバーできます!
それ以外にも、今回「114cmまで伸びる自撮り棒」もお借りしたのですが、これが映像のバリエーションを増やす上でこれまた本当に便利でした。
伸縮式(23〜114cm)の自撮り棒で、ここぞという時にはおおよそ3mからの俯瞰ショットを撮ることができます。
お店の外観・街並み・会場の雰囲気など、広範囲の情報を一気に動画に詰め込めるので、いつもBロールカットを撮り忘れてしまう僕のような人にはとてもおすすめです。
昼でも夜でも綺麗
たくさん撮ってなんぼのVLOG。たまにはガッツリ編集したくなることもあるけれど、基本的にはやっぱり楽したいというのが僕の本音。
その点で「Insta360 Ace Pro」の「PureVideo」と「アクティブHDR」は日中でも夜間でもシャドウ上げ・ハイライト下げといった作業をせずにいい感じで撮ってくれるのでめちゃくちゃ便利。
特に旅のVLOGだと素材が数十本〜100本以上となるので、クリップ単位での個々の露出調整を最小限にとどめられるのは心理的にもすごく楽です。
ダイジェスト動画が簡単に作れる
「Insta360 Ace Pro」は、スマホアプリひとつで複数の動画素材を1本の動画にまとめてくれる神機能があって、これがまたまた便利。
撮影した時点でクリップごとのハイライトシーンをカメラが選んでくれるので、忙しい時にささっとデータを共有することができます。
実際に先日POV撮影を行った素材を自動で編集したものがこちら。BGM選択(後から変更もできます)・トランジションもすべて自動で行ってくれます。
動画素材の合計時間が20分までと制約はあるものの、PCに腰を据えずに動画を作れるのはめちゃくちゃ便利!
以上、ここまでが「Insta360 Ace Pro」を実際に使って感じたメリット面でした。
ラフにバリエーションが撮れて、編集も最小限にできる。多くの記録を残すことに重点をおいたアクションカムに仕上がっていて、旅行やイベント時の記録にすごくおすすめできるアイテムです。
Insta360 Ace Proレビュー|気になるデメリット
機能モリモリの「Insta360 Ace Pro」ですが、実際に使ってみた中で工夫が必要だな・・・と感じました。ここではそう感じたポイントを2つだけ紹介します。
電池持ちがやや悪い
「Insta360 Ace Pro」の連続稼働時間は4K30fps撮影で約100分。短いようで長いようなスペックですが、体感上は100分は結構あっという間です。
一般的なアクションカムと比べても「Insta360 Ace Pro」のスペックが劣っているということは全然ないのですが、気軽に撮れてしまう分、より体感に直結しやすいのかなと感じます。
対策としては、モバイルバッテリーでこまめに充電するか、予備バッテリーを用意するかの2択。とりあえずはモバイルバッテリーで凌いで見るものの、せっかくの小型軽量なのになんだかなぁといった感じです。
ただ、急速充電に対応していることもあって充電スピードはめっちゃ速いですね。僕はCIOのモバイルバッテリー(30W出力)を使っているのですが、1時間もかからずに満充電にできました。
10bit LOG撮影は非対応
LOG撮影は後からカラーグレーディングを行うことを前提とした記録方法。自分好みの色編集を行なっても画質の破綻がしづらい点がメリットです。
アクションカム主要メーカーのハイエンド機種は、この機能に対応しているものの「Insta360 Ace Pro」は非対応。グレーディングした他の機材素材と組み合わせると、どうしても作風のギャップが生まれやすくなります。
なお「Insta360 Ace Pro」では色味を変えるフィルターモードが充実。LOG撮影ほどではないですが、モードの一つである「フラット」を使うと色味やコントラストを抑えた撮影ができます。
まとめ:Insta360 Ace Proがおすすめな人
「Insta360 Ace Pro」は、手軽さを最優先としながらもクオリティ面でも満足させてくれる稀有なカメラ。
一眼カメラを買ったけど最近使っていないなぁ。だけどスマホだと撮った動画を見返すことがほとんどないなぁ。なんとなく後ろめたさを感じている方にはめちゃくちゃおすすめです。
実際の使用感まとめ
- フリップ型ディスプレイは撮られる側も思わず笑顔に
- 1/1.3型センサー&AIによるノイズ処理で室内や暗所でも映像がすごく綺麗
- 画質劣化なしで2倍ズームで、超広角一辺倒の動画になりにくい
- 歪みを抑える撮影モードが便利。手ブレは歩きながらでも気にならないほど優秀
- 自動で動画をまとめてくれるアプリ機能が便利。家族にすぐに動画をシェアできる
- 欠点:バッテリー持ち(100分)が心許ない。10bit Log撮影は非対応。
特にお子さんの成長記録やイベント・旅の思い出など、「記録重視」の撮影においてはすごく活躍するカメラです!
荷物は最小限に、記録を最大限に残したいと感じている方はぜひ導入されてみてはいかがでしょうか。
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