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SONY Eマウントの超軽量コンパクトレンズラインナップとして、Gレンズの冠をつけて発売された「FE40mm F2.5G(SEL40F25G)」
40mmとやや珍しい画角、これまでには無かった小さなGレンズということで、気になっている人は多いと思います
そこで今回は、FE40mm F2.5Gを購入して1年以上使ってみた感想をもとに、こちらのレンズについてレビューをしていきたいと思います
結論から言うと、FE40mm F2.5Gは軽くて小さいレンズが欲しいけど、画質にもこだわりたい!と考えている方にとって最高なレンズだと思います

レンズの存在を忘れるくらいに軽くて小さい上に、クオリティが高い作品が撮れるレンズで、僕としては一番使っているお気に入りのレンズです!
そこで今回は、今や外出時のお供に欠かせなくなった「FE40mm F2.5G」について、作例たっぷりで紹介していきます
特に以下のような方にはおすすめのレンズですので、ぜひ最後までチェックいただければ幸いです

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10万円以下で買えるSONY Eマウントの神レンズをまとめています。これまで僕が150万円以上費やした経験からおすすめのレンズを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください

FE40mm F2.5G(SEL40F25G)の作例
まずは論より証拠。FE40mm F2.5Gでどんな写真・動画が撮れるのかを、ぜひ一緒に見ていただければと思います

作例写真:FE40mm F2.5G(SEL40F25G)
1枚目の作例は、我が子を何気なく撮影した一枚
SONY Gレンズはクセがない色味と言われますが、同様にFE40mm F2.5Gも色味が非常に綺麗です

スキントーンが白に近く、緑葉も目で見た色に近くて自然な印象ですね

F 2.5, SS 1/1250, ISO 100
また、手を差し伸ばせる距離感から絞り開放で撮っていますが、ほどよいボケ感となります
背景を説明しつつ、記録を残せるスナップ向きなレンズだなぁ〜と個人的には感じます
2枚目の作例は、江ノ島の海の家を撮影した一枚
F8と絞り込んで撮影した作例ですが、ドットがわかるレベル直前まで拡大してもディテールが完全に残っていて、画面端まですごくシャープに映るレンズだと感じます

F 8.0, SS 1/640, ISO 100


2400万画素のα7IIIでは、どこを切り取っても使えるレベルにクッキリハッキリとしています
3枚目は、紫陽花の花手水を撮影した一枚
黒に締まりがあって、コントラストが高いなぁと感じた瞬間でした。最近は暗部を持ち上げるレタッチが流行っていますが、コントラストが高い写真が撮れることに越したことはないですよね

F 4.0, SS 1/160, ISO 500
作例動画:FE40mm F2.5G(SEL40F25G)
こちらはすべてFE40mm F2.5Gで撮影した動画です
解像感・ボケ感などいかがでしょうか。足元まで撮影できる画角の広さと写りのクオリティをぜひ見ていただければと思います

α7IVの制約により、画角は65mm相当になっています(4K60pの場合はAPS-Cクロップされます)
今回撮影に使用したSONY α7IV(ILCE-7M4)は、写真と動画をハイブリッドに撮りたい方に非常におすすめのカメラになっています。気になる方はぜひ以下の記事もチェックしてみてください

4Kスローが撮れて、3000万画素で写真も撮れる、そして動画の設定を独立で設定できるめちゃくちゃ便利なカメラです!
【α7IVレビュー】α7IIIから乗り換えて感じた良いところ・デメリット|SONY α7IIIとの違い

いったん作例はここまでとして、お次はレンズのスペックを紹介していきたいと思います
FE40mm F2.5G(SEL40F25G)レンズスペック
レンズスペックはすでにご存知という方は、こちらからレビューへジャンプできます
FE40mm F2.5G(SEL40F25G)は、2021年に発売された「超軽量&高性能のGレンズ」のひとつです


24mm/40mm/50mmの単焦点レンズ3本が同時に発売されました
その中でも、FE40mm F2.5G(SEL40F25G)は、写真・動画にも使いやすい画角を持っていて、軽くて写りが良い万能なレンズとなっています

SONY純正レンズの35~40mmあたりの単焦点レンズは本当にたくさんあるのですが、その中でも、かなり高い評判を集めるレンズです
小さい外観ではあるものの、絞りリング・外部ボタン類に対応しています
クリック音レスにも対応した静音設計となっており、写真だけではなく動画撮影にも非常に配慮されたレンズとなります


ファンクションボタンやMF/AF切り替えスイッチは、動画を撮る側としては非常に嬉しい!!
また、気になる価格はGレンズにしてはお手頃な6〜7万円程度になっています

Gレンズで10万円を切ると安く聞こえてしまう(不思議)

FE40mm F2.5G(SEL40F25G)レンズレビュー・感じたこと

ここからは詳しくレンズレビューを行なっていきます。今回は以下の7つの観点について、それぞれチェックしてみました
レンズの外観・使い勝手
まずはレンズ・フードの使い勝手についてですが、ここはいいところづくめで不満点は全くなしです
簡単にまとめると以下の4つが特に感じたポイントでした
- 高級感のあるビルドクオリティ
- ボタン類が豊富で動画撮影に特に便利
- リングの幅がやや短いため、操作は少し慣れがいるかも
- NDなどフィルター類の取り付けがめちゃくちゃ便利
高級感のあるビルドクオリティ
FE40mm F2.5G(SEL40F25G)は、レンズ・フードともに高級感のあるアルミニウム製で、高級感のある作りとなっています


レンズ自体は軽いものの、外観は金属感があるので所有欲も高まりますし、さすがGレンズといったところです
ボタン類が豊富で動画撮影に特に便利
小さいレンズではあるものの、やっぱりGレンズ
これまでのGレンズ同様に外部ボタンや絞りリングが付いていて、特に動画撮影では助かるボタンが多い印象です



AF/MF切り替えスイッチ、ファンクションボタンなど、ボディのカスタムボタン割り当てを節約できるのが本当に嬉しいポイントです!
リングの幅がやや狭いため、慣れが必要かも
長さが短いレンズに絞りリング・フォーカスリングを詰め込んでいることもあり、それぞれのリングの幅がやや狭い形状になっています
とは言え、それぞれのリングの刻みがしっかりしていて指にかかる形状なので、少し慣れれば割とすぐに使いこなせるようになると思います

フィルター類の取り付けがめちゃくちゃ便利
FE40mm F2.5G(SEL40F25G)には、少し見慣れない形状のフードがついてきます
一瞬使いづらいのかと思いきやこれがめちゃくちゃ便利。なんとフードの上からフィルターをつけることができます

フードまでも金属製になっていて、高級感抜群のビルドクオリティです!

そのため、レンズ側には保護フィルターをつけた上で、フード側でNDフィルターやミストフィルターを常に付けておけば、フードの取り外しの手軽さで、フィルター交換ができちゃいます



プロテクトフィルターとその他のフィルターを入れ替える必要がないので、めちゃくちゃ便利です!
サイズ感・重量
- サイズ感:手のひらに収まるサイズ感
- 重量:フルサイズ対応レンズとは思えないほどに軽い
サイズ感は見ての通り非常に小さく、α7III/α7Cをはじめとしたα7シリーズボディとの見た目相性もかなり良いかと思います


APS-Cにつけてもバランスが良いほどにコンパクトなサイズ感です
また、しっかりしたビルドクオリティでありながら、重量についてはフィルター込みでも200グラムを切るほどに軽いです

ここまで軽量コンパクトだと、他のレンズを使う際もなんだかんだバッグに忍ばせることができるため、肌身離さず持ち運ぶことができると思います

どこでも持ち運べて写りが良いので、撮影シーンを選ばない気軽さが魅力です!
画角の広さ(焦点距離40mm)
私自身、焦点距離40mmの単焦点レンズは、FE40mm F2.5G(SEL40F25G)がはじめてでしたが、すっかりお気に入りの焦点距離になるほどに、非常に使いやすい画角だと感じています
- 50mmと比べると明らかに広く感じる
- 広角レンズというほど広くはなく、写り込みを気にせず使える
- 動画撮影でも使いやすい画角(手振れが気にならない)
50mmと比べると明らかに広く感じる
感覚としては35mmに似ているな〜といった印象です
50mmの標準レンズとは明らかに違う広さを感じますし、寄ればパースを効かせた撮影ができるのも魅力のひとつです


特に動画では広めの画角が使いやすいので、VLOGにも向いています
写り込みを気にせず使えるため便利
とは言え、20mm台の広角レンズほど画角は広くはないため、余計な写り込みや歪みを気にしなくて良いところが使いやすいですね

また、寄れるレンズ(最短撮影距離:25cm)であるため、テーブルフォトにも使いやすく、料理撮影から物撮りまで幅広く使うことができます

動画撮影にも使いやすいが画角
冒頭の作例で紹介した動画でもご覧いただいた通り、寄り・引きどちらも撮りやすい画角だと感じます
また、ほどよく広角側のため、手振れが目立ちにくい点も動画向きのレンズと呼べる理由の一つです

α7IVの制約により、画角は65mm相当になっています(4K60pの場合はAPS-Cクロップされます)
解像感・歪み
正直、購入検討をする前までは、FE40mm F2.5G(SEL40F25G)はボディが小さいため、写りにはどこか妥協しなきゃいけないのかなと思っていました
しかし、実際に使ってみた感想としては、キレキレ・歪みなしの素晴らしい写りでした
- 解像感:画面中央から端まで非常にシャープ
- 歪み:ボディ内補正が自動で適用されるため、JPEGでも歪みは気にならない

スペック上も、ほぼGMレンズのクオリティです!
解像感について
FE40mm F2.5G(SEL40F25G)のMTF曲線を見るともはやGMレンズと同じと言えるほどに、画面中央部から端までの改造性能が高いことがわかります
序盤の作例でも紹介した通り、画面の隅までコントラストが高くすごくシャープです

F 8.0, SS 1/640, ISO 100
スナップだけではなく本格的な風景写真・ポートレートでもガッツリ使える性能だと思います

開放F2.5(左の画像)から、「開放F2.5でも画面隅まで非常に高い解像度・コントラストを発揮できるレンズ」ということが読み取れます

実はこれ、Gマスター・FE 35mm F1.4 GMと大差がないという結果でした

歪みについて
小さなレンズや安いレンズの場合、画面端の像が流れてしまうことってよくありますよね
その点、FE40mm F2.5G(SEL40F25G)は画面端の歪みも特に気になりません

ただし、カメラ内部で補正することを前提に作られているレンズのため、歪み補正はON(オート)にしておく必要があります

JPEG撮って出しでも歪みは気になりません
RAWで撮影した場合は無補正状態となるため、レンズプロファイルを当ててあげることで歪みが補正されます
コントラスト
- コントラスト:逆光耐性が強く、暗部がしっかり残るため、抜け感が◎
逆光撮影は、全体的にふわっとした仕上がりになる一方で、極端に霞んでしまうと後で修正が効きません
そのため、現代レンズの主流は逆光に強い性能が求められていて、FE40mm F2.5G(SEL40F25G)も例外なく逆光に強いレンズとなっています


逆光でも暗所の階調を残してくれるので、RAW現像する際に編集しやすいです
私自身、逆光の柔らかな雰囲気は好きですが、写真に関しては編集次第で雰囲気を作ることができるため、やっぱりハイコントラストなレンズに越したことはないといった印象です


小さいレンズですが、さすがGレンズの描写性能ですね〜
ボケの大きさ・ボケの質感
- ボケの大きさ:背景を説明できるちょうど良いボケ感。寄った際のボケは非常に大きく感じる
- ボケの質:丸く滑らか。自然なボケ感で◎
焦点距離40mmとバランスの良いボケ感
FE40mm F2.5G(SEL40F25G)の最小F値はF2.5。そのため、単焦点だけどあまりボケないのでは?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います
個人的には40mmの画角に求められるのは、(トロトロのボケ感ではなく)背景をある程度説明できる程度のボケ感だと思っていて、その点、F2.5はちょうどいいボケ感に感じます


少し広い画角だからこそ、背景を説明できることがポイントだと思っています!
また、FE40mm F2.5Gは最短で25cmまで寄れるため、寄った際のボケ感はかなり大きく感じます。撮影距離でボケ感をコントロールできるのも面白いところのひとつですね


なぜ寄るとボケが大きくなるのか?については、こちらの記事で詳しく解説しています
ボケの質も自然で好みの印象
ボケについては大きさだけではなく、ボケの自然さ(違和感のなさ)にもこだっていきたいところ

ボケの質はレタッチでカバーできないですからね
FE40mm F2.5Gのボケ感の自然さは公式サイトでもアピールされているくらいに力が入っているようでしたので、実際に撮影してみると確かにボケが綺麗な印象です


安いレンズだとボケがざわざわして見えたりするのですが、FE40mm F2.5Gは滑らかですね〜
丸ボケも「輪郭が目立つ・年輪ボケが見える」ようなこともなく、結構キレイです
とはいえ、画面の端側になると多少レモン型のボケになるため、ここがGMレンズとの違いなのかなぁと感じます


とはいえ、ボケ感についてはかなり綺麗な方だと思います!
オートフォーカス・ブリージング
- AFの速さ:シングル・コンディにュアス共に正確・非常にはやい
- AFの静かさ:耳を澄ませばようやく聞こえるレベル。動画撮影でも問題なし
- ブリージング:少し気になる程度。ブリージング補正に期待
オートフォーカスの速さ・静かさ
オートフォーカスは安定の爆速。SONY純正レンズは本当にフォーカスが早くてびっくりします
ピントに迷うこともほぼ有りませんし、オートフォーカス関連で困ることは一度もないくらいに性能は高いです
\ AFの正確性・速さはこちらをチェック /

不規則に走り回る子供にもしっかり追従するので、ほとんどのシーンで問題ないかと思います
また、オートフォーカスの駆動音は耳を澄ませばわかる程度なので、動画でも全く気にせず撮影することができます
ブリージング
ブリージングとは、ピントを前後に移動すると画角の広さが変わってしまう現象を指します

意図せず画面全体がグワっと動いて見えることから、動画撮影をする方は特に気にかけておきたいです
FE40mm F2.5G(SEL40F25G)のブリージングは、やや気になる程度に出るなぁといった具合
SONY α7IVで追加されたブリージング補正機能の対象レンズには含まれていないため、今後に期待と言ったところでしょうか
FE40mm F2.5G(SEL40F25G)のレビューまとめ

いったんここまで紹介した良いところ・惜しいところをまとめます
総論としては、気になるのはブリージング(主に動画向け)くらいで、あとは小さくて・軽くて・写りが良くて素晴らしいレンズだと感じます

個人的にはかなりおすすめできるレンズです!

最後に、SONY単焦点レンズの中でも、焦点距離35mm〜40mmはラインナップがひしめく激戦区となっています
そのため、その他類似するレンズとの比較結果を紹介していきたいと思います
FE40mm F2.5G(SEL40F25G)と他レンズとの違いは?
比較したのはこちらの3つのレンズ。すべて6〜7万円前後で買える軽量コンパクトな35mm付近の単焦点レンズです

10万円を超える「40mm Batis / 35mm GM」は除いて比較しました(サイズも全然違いますしね)

それぞれのレンズの特徴をまとめると以下の通り
それぞれ特徴がありますが、サイズ感を気にしないのであれば、FE35mm F1.8(SEL35F18F)も検討候補に上がるといった感じだと思います

実際に私もかなり迷ったところです
結果的には、私は「全体的にバランスが良いFE40mm F2.5 G」を選びましたが、みなさんの重視するところ次第かと思います

価格は大きく変わらないので、ぜひみなさんもご検討いただければと思います!(レンズ選びは難しいですね〜)
詳しいレンズ比較内容はこちらの記事で紹介しています。気になる方はぜひ参考にしてください

まとめ

FE40mm F2.5G(SEL40F25G)は高い描写性能・軽量コンパクトを持ち合わせた素晴らしいレンズでした
軽い単焦点レンズが欲しいけど、写りには妥協したくないという方にピッタリなレンズだと思います

Gレンズにしては比較的安いレンズであるところも嬉しい点です
個人的にも本当に買ってよかったレンズだと思っていて、軽さと写りの良さから常に持ち運ぶレベルで使っています
小さいレンズだから大丈夫なのかな?と感じている方にも、Gレンズの冠に相応しい素晴らしいレンズであることがお伝えできれば幸いです

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この記事は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました!
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