撒き餌レンズ(シンデレラレンズ)は、おおむね3万円以下で買える・写りが良い・軽い単焦点レンズのことで、カメラ初心者の方に非常におすすめのレンズです

単焦点レンズの魅力を多くの方に体感してもらうために、レンズメーカーの企業努力で非常に安く提供されています
とはいえ、純正以外にも安くて性能の高いレンズはたくさんありますし、特にこれからカメラを本格的に始めようと考えている方は、どのレンズがご自身のカメラに合うのか分からないと思います
そこで今回は、主要カメラメーカー6社のおすすめ撒き餌レンズを紹介します

正直「撒き餌」と呼ぶには失礼なくらい「神レンズ揃い」です
メーカー・レンズマウントごとに最新のレンズラインナップからおすすめをピックアップしていますので、ぜひ気になるところをチェックしてみてください
\ 気になる内容をチェックしよう /
おすすめ撒き餌レンズリンク

撒き餌レンズを使えば「大きなボケ」が作れます
まずはお使いのカメラのメーカーをクリック(以下の青字部分)して、撒き餌レンズをチェックしてみましょう
SONY(ソニー)おすすめ撒き餌レンズ

ここでは、SONY Eマウント向けにおすすめな4本のレンズを紹介します
SONY Eマウント・フルサイズ向け
フルサイズ機向けにおすすめな撒き餌レンズは以下の2本。どちらも3万円台で買うことができるコスパの高いレンズです
レンズ外観 | ![]() | ![]() |
メーカー | SONY | TAMRON |
レンズ名称 | FE 50mm F1.8 (SEL50F18F) | 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 |
実売価格 | 約3万円 | 約3.5万円 |
画角 (焦点距離) | 50mm (標準) | 35mm (やや広角) |
開放F値 | F1.8 | F2.8 |
オートフォーカス | やや遅い | 速い |
重さ | 186グラム | 210グラム |
おすすめな人 | 動く被写体は撮らない 画質にこだわりたい人 | 動く被写体を メインに撮る人 |
スナップ撮影やテーブルフォトなど、写真撮影メイン&画質の高さにこだわりたい方におすすめなのが、SONY FE 50mm F1.8(SEL50F18F)

SONYの純正レンズの中で最も安い3万円の価格設定ながら、画質(大きなボケ感・解像感)の評価が非常に高い定番の撒き餌レンズです
キレッキレの解像感

3万円で買えるレンズにしては本当にコスパは高いものの、動きの早いお子さんの撮影や動画撮影で使用したい方は、オートフォーカスがやや遅い点が気になるかもしれません
オートフォーカスにもこだわりたい方は、次におすすめするTamron 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2をチェックしてみましょう

お子さんやペット撮影など、動く被写体をたくさん撮る方・動画にも使いたい方は、TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2がおすすめです
やや広めの画角・高速なオートフォーカスに対応しているため、動く被写体もピンボケせずにバッチリ撮影することができます

また、ハーフマクロに対応(近くまでピントが合う)しているため、手元の撮影が非常にやりやすい点も魅力のひとつです
ハーフマクロを使えば紫陽花の質感までくっきり

なお、F値はF2.8スタートと控えめですが、撮影時に近くまで寄れるため十分なボケ感を出すことができます
実売価格は3万円台中盤と手を伸ばしやすい価格設定であり、非常にお得感の強いレンズです

撮れる画が多いレンズは本当に便利で重宝しますよ!

それぞれのレンズの詳しい特徴・実際に撮影した写真が気になる方は、こちらの記事を参考にしてください
【比較レビュー】コスパ最高なSONY・フルサイズ対応の撒き餌レンズ2本を紹介|Eマウント・シンデレラレンズ

実際に撮影された写真を交えて詳しく特徴を解説しています
SONY Eマウント・APS-C向け
続いて紹介するのは、APS-C向けにおすすめな撒き餌レンズです
3〜4万円台とやや値段が高いですが、SONY Eマウントの中ではどちらも非常にコスパの高いレンズです
レンズ外観 | ![]() | ![]() |
メーカー | SONY | SIGMA |
レンズ名称 | E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18) | 30mm F1.4 DC DN |
実売価格 | 約4万円 | 約3.5万円 |
画角 (フルサイズ換算) | 35mm (52mm:標準) | 30mm (45mm:標準) |
開放F値 | F1.8 | F1.4 |
大きさ (長さ×レンズ幅) | 4.5cm× 6.3cm | 7.3cm × 6.5cm (やや長い) |
重さ | 154グラム | 265グラム |
手振れ補正 | 対応 | 非対応 |
おすすめな人 | 小型軽量を 最重視したい人 | 写りの良さを 最重視したい人 |
SONY APS-Cカメラをお使いの方におすすめの1本目のレンズはSONY E 35mm F1.8 OSS
大きなボケが味わえる上に、レンズ内手振れ補正付きで手振れがしにくい特徴を持つレンズです

レンズのサイズも非常に小さいため、通勤・通学用のカバンなど、どんな時でもカバンに忍ばせたい!と考えている方にとてもおすすめのレンズです
ピント面はパキッと・ボケは滑らかな印象

お値段は4万円台とやや高いですが、画質・手振れ補正など高い性能が非常に小さなレンズに詰め込まれているため、お得感が強い定番レンズとなっています

はじめての単焦点だからこそ、質にもこだわりたい人にぴったりです!

SONY APS-Cカメラをお使いの方におすすめの2本目のレンズはSIGMA 30mm F1.4 DC DN
せっかく単焦点レンズを買うなら画質にこだわりたい!と考える方におすすめです

SONY E 35mm F1.8 OSSほどのコンパクトさは無いものの、レンズ性能の高さはトップレベル
撒き餌レンズでは見かけないF1.4スタートのボケの大きさ・解像性能の高さをもちながら、3万円台中盤で買えてしまう超ハイコスパレンズです
抜群の解像感とボケの大きさ


サードパーティは高性能かつ価格が安いので、本当にありがたい存在です
サードパーティ製レンズとはいえ、純正レンズと比べても特段デメリットはありません
サイズや価格の差分が気にならなければ非常に魅力的なレンズですので、ぜひチェックしてみましょう


それぞれのレンズの詳しい特徴・レビューが気になる方は、こちらの記事を参考にしてください
【APS-C】安くて便利!SONY Eマウントの撒き餌レンズ厳選2本レビュー|シンデレラレンズ

実際に撮影された写真を交えて詳しく特徴を解説しています

SONYはサードパーティレンズが潤沢で、いろんな選択肢があっていいですよね。では続いてCanonの撒き餌レンズをチェックしてみましょう!
Canon(キャノン)おすすめ撒き餌レンズ
Canonはマウントが少しややこしいメーカーで、3つのマウントが存在します。以下を参考におすすめのレンズをチェックしてください
Canon EF-Mマウント

EF-Mマウントのおすすめ撒き餌レンズは以下の2本。どちらも2〜3万円台で買える非常にコスパの高いレンズです
レンズ外観 | ![]() | ![]() |
メーカー | SIGMA | Canon |
レンズ名称 | 30mm F1.4 DC DN | EF-M 22mm F2 STM |
実売価格 | 約3.5万円 | 約2万円 |
画角 (フルサイズ換算) | 30mm (48mm:標準) | 22mm (35mm:やや広角) |
開放F値 | F1.4 | F2 |
重さ | 270グラム | 105グラム |
おすすめな人 | 画質・性能を 重視したい人 | コスト・持ち運びやすさを 重視したい人 |
SONY Eマウント編でも登場したSIGMA 30mm F1.4 DC DN。こちらは、キャノンEF-Mマウントにカスタマイズされたモデルとなっています
APS-C機専用レンズにしてはレンズは小さくはないものの、ボケ感・解像性能の高さはトップレベルです
せっかく単焦点レンズを買うなら画質にこだわりたい!と考える方におすすめのレンズです

開放F値1.4と、撒き餌レンズではほぼ見かけない高い性能でありながら、3万円台中盤の価格で買えてしまうため、非常にお得感が強いレンズです

コストを抑えつつ、単焦点レンズのボケ感を手に入れたい方におすすめなのが、Canon EF-M 22mm F2 STM
パンケーキレンズと呼ばれる超薄型・軽量のレンズで、どこに持ち歩いても全く疲れないお気軽レンズとして使えるのが最大の魅力です

やや広角気味の画角(フルサイズ換算:35mm)は目で見た感覚に近いため、はじめての単焦点レンズの方でも違和感なく使いこなすことができます
最も魅力的なのが価格の安さ。こちらのレンズは2万円で手に入れることができるため、コスパ最重視で単焦点レンズが欲しい!といった方に非常におすすめのレンズです

Canon EFマウント

キャノンの一眼レフが対応するEFマウントのおすすめ撒き餌レンズは以下の2本。どちらも1〜2万円台で買えるため、非常にコスパの高いレンズです
レンズ外観 | ![]() | ![]() |
メーカー | Canon | Canon |
レンズ名称 | EF 50mm F1.8 STM | EF 40mm F2.8 STM |
実売価格 | 約1.5万円 | 約2.5万円 |
画角 (フルサイズ換算) | 50mm(標準) ※APS-C:80mm(中望遠) | 40mm(標準) ※APS-C:64mm(標準) |
開放F値 | F1.8 | F2.8 |
重さ | 158グラム | 130グラム |
おすすめな人 | フルサイズカメラ をお使いの方 | APS-Cカメラを お使いの方 |
Canon EF 50mm F1.8 STMは、フルサイズ対応レンズでありながら1万円台で買える異次元のコスパ最強のレンズ
その上で、大きなボケ感が得られる・レンズが小さくて非常に軽いのが特徴です


フルサイズ対応レンズで1万円台で買える撒き餌レンズは、他メーカーを見渡してもCanonだけです
フルサイズ機で使用した場合の画角は使い勝手の良い50mm。非常に使い勝手の良い標準域の画角です
安くて・写りが良くて・軽くて・使いやすい画角と良いところづくめのレンズであり、フルサイズ機をお使いの方には初めての単焦点デビューに非常におすすめのレンズです

Canon EF 40mm F2.8 STMは、APS-C機でも標準画角として使える単焦点レンズです
厚みがほとんどない外観・非常に軽いため、レンズをつけていることを忘れるほどに使い勝手が良いことで評判のレンズです

開放F2.8とはいえ、ボケ感はキットズームレンズと比べれば非常に大きく、単焦点レンズならではの写りを見せてくれます
価格も2万円台と割安のため、APS-C機をお使いの方に非常におすすめなレンズです

将来的にフルサイズに乗り換えた場合でも、レンズをそのまま流用できるのも嬉しいポイントですね

Canon RFマウント

RFマウントで安価に購入できる撒き餌レンズは、現状ではCanon RF 50mm F1.8 STMのみです

今後、魅力的な撒き餌レンズが発売された場合は、こちらの記事に追記していきます
レンズ外観 | ![]() |
メーカー | Canon |
レンズ名称 | RF 50mm F1.8 STM |
実売価格 | 約2.5万円 |
おすすめな人 | 価格を最重視したい人 |
RFマウントで安くて性能が高いレンズといえば、Canon RF 50mm F1.8 STM
開放F1.8と大きなボケ感を出せる上に、価格は2万円台と非常にコスパの高いレンズとなっています

レンズ自体も非常に小さくて軽い(160g)上に、焦点距離50mmと使い勝手の良い画角であるため、どこにでも持ち運んで気軽に撮影することができます

フルサイズミラーレス対応のレンズが2万円中盤で買えるのはCanonだけ。RFマウントのカメラをお使いの方は要チェックのレンズと言えますね


Canonは純正撒き餌レンズのコスパが本当に良いので、初心者に優しいメーカーだと感じますね。それでは次にNikonレンズを紹介します!
Nikon(ニコン)おすすめ撒き餌レンズ
Nikonは、一眼レフ・ミラーレス一眼によってマウントが異なります。以下を参考におすすめのレンズをチェックしてください
Nikon Fマウント

Nikonの一眼レフに対応するFマウントのおすすめレンズ3本を紹介します
どれも2万円台で買えるハイコスパレンズです
レンズ外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
メーカー | Nikon | Nikon | Nikon |
レンズ名称 | AF-S NIKKOR 50mm F/1.8G | AF-S DX NIKKOR 35mm F/1.8G | AF-S DX Micro NIKKOR 40mm F/2.8G |
実売価格 | 約2.5万円 | 約2万円 | 約2万円 |
センサーサイズ | フルサイズ APS-C | APS-C専用 | APS-C専用 |
画角 (フルサイズ換算) | 50mm (標準) | 35mm (52mm:標準) | 40mm (60mm:標準) |
解放F値 | F1.8 | F1.8 | F2.8 |
重さ | 185グラム | 210グラム | 235グラム |
その他 | – | – | マクロ撮影が可能 |
おすすめな人 | フルサイズカメラを お使いの方 | APS-Cカメラ 大きなボケ感が欲しい方 | APS-Cカメラ マクロ撮影をしたい方 |
Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gは、フルサイズに対応する標準画角の撒き餌レンズ
価格は2万円台と手ごろながら、非常に軽くて小さいうえに、大きなボケ感を作ることができるハイコスパレンズです

オーフォーカスに対応した単焦点で2万円台で買えるレンズは他にはないため、Fマウントのフルサイズカメラをお使いの方は、必ずチェックしておきたいレンズです

Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gは、APS-Cカメラに最適化されたDXフォーマットの撒き餌レンズです
なんといっても特徴的なのは価格の安さ。なんと2万円を切る価格で手に入れることができます

性能面も非常に優秀で、 解放F1.8で撮影した場合には大きなボケ感を出すことができます
標準域の画角(50mm)は、目で見たそのままの風景を切り取ることができるため、カメラ初心者の方でも安心して使えるレンズです

Nikon APS-C機におすすめな2本目の撒き餌レンズはNikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
こちらのレンズも2万円を切る価格で手に入れることができます

Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gの特徴はマクロ撮影ができること
商品紹介・各種レビュー・食べ物や花を撮影する場合に非常に重宝するマクロ撮影。近くまで被写体に寄れば、F2.8スタートでも非常に大きなボケ感を出すことができます

サイズもコンパクトで持ち運びにも困らない上に、マクロ対応で2万円を切る価格で買えるのは非常に珍しいため、個人的にはかなり推しのレンズです

Nikon Zマウント

現状のZマウントで安価に購入できる撒き餌レンズは、Nikon NIKKOR Z 40mm F/2Sのみです

今後、魅力的な撒き餌レンズが発売された場合は、こちらの記事に追記していきます
レンズ外観 | ![]() |
メーカー | Nikon |
レンズ名称 | NIKKOR Z 40mm F/2S |
実売価格 | 約3万円 |
おすすめな人 | 価格を最重視したい人 |
Nikon NIKKOR Z 40mm F/2Sは3万円台で買える上に、撒き餌レンズとは思えないほどに非常に写りの良いハイコスパレンズです

なんといっても特徴的なのがボケの形の綺麗さ
一般的には画面の端の方はボケの形が崩れるのですが、こちらのレンズでとった写真は端っこまで円形を保っています


上位ランクのレンズに匹敵するボケの質が、3万円のレンズで実現されています
APS-C/フルサイズどちらで使ってもちょうど良い標準域の画角であり、使い勝手・価格・性能、すべてが非常に優れたレンズといえます
Nikon Zマウントのカメラをお持ちの方は、ぜひ導入を検討してみましょう

レンズの特徴をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください
【NIKKOR Z 40mm F/2S】コスパ最高なニコン Zマウントの撒き餌レンズを紹介|Nikon

実際に撮影された写真を交えて詳しく特徴を解説しています

Nikonは撒き餌レンズに対しても画質に対するこだわりを感じますね。それでは次にFUJIFILMレンズを見ていきましょう!
FUJIFILM(フジフィルム)おすすめ撒き餌レンズ

ここからは、FUJIFILM Xマウント向けにおすすめな3本のレンズを紹介します
価格は2〜4万円台とやや差が大きいですが、コストだけではなく、操作感・見た目を含めたコスパの高いレンズも登場しますので、ぜひチェックしてみてください
レンズ外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
メーカー | FUJIFILM | FUJIFILM | SIGMA |
レンズ名称 | XC 35mm MMF F2 | XF 35mm F2 R WR | 30mm F1.4 DC DN |
実売価格 | 約2.5万円 | 約4万円 | 約3.5万円 |
おすすめな人 | 価格を最重視したい人 | 見た目・操作感を 最重視したい人 | 画質・性能を 重視したい人 |
FUJIFILMのおすすめ撒き餌レンズの1本目はXC 35mm MMF F2。純正のレンズの中で最も安い2万円台で買えるリーズナブルレンズです
(上位モデル)XF 35mm F2 R WRとレンズの内部設計が同じであるため、写りに関する性能は非常に高いといった特徴を持っています

レンズの外観は樹脂製で統一されており、少しチープな印象にも見える一方で、非常にレンズが軽い(130g)のも特徴のひとつです
初めての単焦点レビューでは、なるべくコストを抑えたいと考える方は多いため、特にコスパを重視したい方には非常におすすめなレンズです

もう一つのおすすめ撒き餌レンズは、XF 35mm F2 R WR。性能面は「XC 35mm MMF F2」とほぼ同じですが、全体的に金属製の高級感のある見た目になっている点が特徴です
物理的に絞りを調節できるリングが付いているので、操作ダイヤルが少ない機種でも使いやすいですし、マニュアル感を楽しみながら撮影できるレンズになっています

価格は4万円台と撒き餌レンズと呼ぶにはやや高価ですが、長く使うモノはしっかりとこだわりたいと考える方にとってはぴったりなレンズです

2022年に本格的にFUJIFILM Xマウントに参入したSigma。SONY Eマウントで評判の高い「DC DNシリーズ」がFUJIFILMでも使用できるようになりました
「SIGMA 30mm F1.4 DC DN」の解像感やAFの速さは純正以上とも言われるほどで、価格も3万円台で非常に手頃。F1.4と驚異的な明るさとレンズ性能でこの価格帯は他に例がありません

見た目もシンプルかつ小さく収まっているため、これからFUJIの単焦点を探している方にはかなり有力な選択肢になると思います

メーカー純正のレンズではありませんが、国産の品質と他メーカーでの実績十分のレンズです
焦点距離のラインナップも充実していて、用途に応じて「16mm(広角)/30mm(標準域)/56mm(中望遠) 」から選ぶことができますので、好みの画角を探してみましょう

写真メインなら30mm、動画ならより広角な16mmが個人的におすすめです



Panasonic・OLYMPUS(パナソニック・オリンパス)おすすめ撒き餌レンズ

ここからは、パナソニック・オリンパスのカメラが対応するマイクロフォーサーズマウント向けにおすすめな2本のレンズを紹介します

マイクロフォーサーズマウントのレンズは、PanasonicとOLYMPUSどちらにも使うことができます
マイクロフォーサーズマウントに対応するミラーレス一眼カメラが対象となります
OLYMPUSは全機種、PanasonicはGシリーズが対象となります
カメラメーカー | Panasonic (パナソニック) | OLYMPUS (オリンパス) |
対象カメラ | LUMIX DC-GHシリーズ LUMIX DC-Gシリーズ LUMIX DC-GXシリーズ LUMIX DMC-Gシリーズ LUMIX DC-GFシリーズ LUMIX BGHシリーズ | OM-D E-Mシリーズ PEN E-Pシリーズ |
価格はどちらも2万円台と非常にリーズナブル。用途に応じたおすすめの2本を紹介します
レンズ外観 | ![]() | ![]() |
メーカー | Panasonic | OLYMPUS |
レンズ名称 | LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH. | M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 |
実売価格 | 約2万円 | 約2.5万円 |
画角 (フルサイズ換算) | 25mm (50mm:標準) | 45mm (90mm:中望遠) |
おすすめな人 | スナップからポートレートまで 幅広く使いたい方 | ポートレートを メインで撮影される方 |
ひとつめのおすすめ撒き餌レンズはPanasonic UMIX G 25mm / F1.7 ASPH.
標準域の画角に対応した使いやすいレンズであり、大きなボケ感・小型軽量な点が評判のレンズです

性能が高く使い勝手の良い画角でありながら、価格は2万円
他を見渡しても、ここまで価格が安い標準域の単焦点レンズは見当たらないため、はじめての単焦点レンズ選びで悩んでいる方には非常にぴったりのレンズと言えます

2本目に紹介するおすすめ撒き餌レンズはOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
こちらは中望遠の画角に対応しており、人物撮影(ポートレート)で大きなボケ感を活かした撮影ができるレンズです

一般的に中望遠レンズとなると、レンズの大きさ・重さが気になることが多いのですが、M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8は116グラムと非常に軽くて小さいのも特徴の一つです
どこにでも持ち運べるため、お子さんやご家族など、人物を撮影するのがメインの方に非常におすすめなレンズと言えます

それぞれのレンズの詳しい特徴・実際に撮影した写真が気になる方は、こちらの記事を参考にしてください
【比較レビュー】コスパ最高なマイクロフォーサーズの撒き餌レンズ2本を紹介|Panasonic・OLYMPUS

実際に撮影された写真を交えて詳しく特徴を解説しています
まとめ:撒き餌レンズはカメラ初心者の心強い味方

今回は主要カメラメーカーに対応するおすすめの撒き餌レンズについて紹介させていただきました
どのメーカーも価格を最小限に抑えつつ、非常に高い性能を詰め込んだ素晴らしい神レンズ揃いであり、コスト面で単焦点レンズを断念していた方にとって非常にありがたい存在になるかと思います
個人的にも単焦点レンズデビューの時は、大きなボケ感・解像感の違いに非常におどろいた記憶があります
そこからは写真の面白さにどんどんのめり込んでいけたため、本当に買って良かった買い物のひとつだと感じています

これから写真・動画を上達したいと考えている方は、ぜひこの記事をきっかけに単焦点レンズにチャレンジしてもらえれば幸いです
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それでは次の記事でお会いしましょう!よいカメラライフを!