【F値(絞り値)とは】ボケ感を大きく変える設定方法を紹介|シーン別おすすめ設定

【F値(絞り値)とは】ボケ感を大きく変える設定方法を紹介|シーン別おすすめ設定

この記事で解決しましょう!
このようなお悩みに応えます
  • 大きくボケた写真を撮影する方法が知りたい
  • F値(絞り値)が何かよくわからない
  • 撮影シーンごとにおすすめ設定を知りたい

一眼カメラを買ったのであれば、大きくボケた写真を撮ってみたいですよね

とはいえ、自分のカメラじゃそんな写真は取れないんじゃないかと不安に思う方もいらっしゃると思います

はろはろ
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実はそんなことはなくて、カメラの設定次第でボケ感は簡単にコントロールすることができます

 

そこで今回は、F値について初心者でもわかりやすく体系的に解説します

この記事を見れば、F値の概要と使いこなし方が身につきます。そして、プロが撮影したような大きなボケ感を体験してみましょう

全5回でお送りしています

設定のコツを3行で紹介

F値を調節できるのがデジタル一眼カメラの最大の強みといっても過言じゃない

細かな内容はさておき、結論から紹介します

F値(絞り値)の概要とおすすめ設定を、以下の3行にまとめました

これだけ覚えれば大丈夫!
F値(絞り値)設定まとめ
  • F値は、明るさ・ボケの大きさに影響する
  • 絞り優先モードを使えば、明るさを自動調節してくれる
  • 初めのころはF値を一番小さくして、大きなボケ感を楽しむのがベター
はろはろ
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上記の結論を頭の片隅においてもらえると内容がより理解しやすくなると思います。それでは本編に戻ります

F値(絞り値)とは

F値(絞り値)とは、レンズに取り込む光の量を表す数字です

F値の数字が小さいほど、たくさんの光を取り込んで、大きなボケ感が出るようになります

レンズには光の量を調節する絞り羽というものがついていて、絞り羽の開き具合でF値(絞り値)が決まります

はろはろ
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「F値が小さいほど絞り羽が大きく開く」ため、たくさんの光を取り入れることができます

F値(絞り値)はボケの大きさと明るさに影響する

F値(絞り値)を変えると、「明るさ(取り込む光の量)・ボケの大きさ」が変わります

はろはろ
はろはろ

大きなボケを作れると、一眼らしい写真となって本当に楽しいので、ぜひ試して見てください!

 

ボケの量・明るさとF値の大小関係は、このようになります

F値が小さい
F値が大きい
  • ボケが大きくなる
  • 写真が明るくなる
  • ボケが小さくなる
  • 写真が暗くなる

 

はろはろ
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以降にて、比較写真を交えて具体的に説明します!

F値を変えるとボケの量はどれだけ変わる?

F値は「小さいほど大きくボケる」また「大きいほどボケなくなる」特徴があります

ボケの変化を直感的に感じていただくために、異なるF値の写真を用意しました

左:F値が大きい(F8:ボケが小さい) / 右:F値が小さい(F1.8:ボケが大きい)

はろはろ
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設定ひとつで背景や手前のボケ感が大きく変わっていますよね

 

なんとなくボケの感じが変わることが伝わったと思いますが、これだけじゃ実戦ではなかなか使いづらいですよね

じゃあ実際にF値はいくつに設定した方がいいのか?といった方向けてまとめてみました

これだけ覚えれば大丈夫!
F値(絞り値)設定まとめ
  • 基本的には、F値はいちばん小さい値でOK
  • ピントを全体に合わせたいときは、F8以上で撮影しよう

こちらは後ほど紹介するシーン別おすすめ設定編で詳しく解説します

F値以外にもボケの量を変える要素がある

場合によっては「F値を小さくしても思うほどボケないシーン」があります

例えば、以下の写真のりんごとテーブル面のように、背景と被写体の距離が近い場合はどれだけF値を小さくしてもほとんどボケは生まれません

 

これは、ボケの大きさは距離にも多く依存することが関係しています 

その他にもボケを大きくする方法はいくつかありますので、気になる方はぜひ参考記事をチェックして見てください

【なぜボケない?】一眼カメラ撮影でボケが出ない4つの理由と対策方法

F値を変えると明るさはどれだけ変わるか

F値はボケの量だけではなく、「写真の明るさ」にも大きく影響を与えます

はろはろ
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F値を変えることで光を取り込む量が変わるためです

 

簡単に説明すると、F値を2倍(F2→F4)にすることで落ちる明るさの量は、シャッタースピードを4倍にするのと同じです

次の章で紹介しますが、F値を大きくしすぎるとシャッタースピードが落ちすぎて手振れにつながる可能性があるため注意が必要です

はろはろ
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暗い撮影シーンで手振れしちゃう原因の一つですね

 

詳しい計算方法を知りたい方は、以下をクリックして見てください

カメラで設定できるF値は、光を取り込む量が2倍ずつ変わるように一定ののステップ幅で刻まれています

F値と明るさの関係
F値と明るさの関係
はろはろ
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カメラの設定を変えると、もう少し細かい粒度にも変更できます

 

明るさの量を意識するのは、主には「マニュアルモード撮影時」

マニュアルモードでは明るさは自分で調節するため、F値を調節すると明るさまで変わってしまいます

 

その際に、「どのくらいシャッター速度(あるいはISO感度)で調節したら良いのか?」を考える上で光を取り込む量の計算が必要になります

F値調節に便利なAモードを使ってみよう

Aモード(絞り優先モード)

F値は「小さいほど明るくなる」また「大きいほど暗くなる」特徴があります

でも実際に、ボケの量を変えるたびに写真の明るさが変わってしまったら使いづらいですよね

 

そんな時に便利なのが「絞り優先モード」。これをつかえば、F値を変えても同じ明るさで撮影ができます

はろはろ
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カメラメーカーによって「A・Av」モードと記載されています

絞り優先モードの仕組みについて

絞り優先モードで設定するのは「明るさ(露出量)とF値だけ

その他の設定はカメラが自動的に調整して撮影してくれる素敵なモードです

絞り優先モードの設定イメージ
絞り優先モードの設定イメージ
はろはろ
はろはろ

とても便利なので、初心者の方にもおすすめの撮影モードです

絞り優先モードでは、シャッター速度に注意する

とても便利な絞り優先モードですが、1点だけ注意が必要です。それは、シャッタースピードが落ちすぎてしまうこと

暗い撮影シーンでは、光の量を稼ぐためにシャッタースピードが遅くなるため、手振れや被写体ブレが発生することがあります

はろはろ
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そんなときは「F値を小さくする・ISO感度を上げる」ことで明るさを確保しましょう

 

手振れ・被写体ブレするシャッター速度の目安については、こちらを参考にしてください

【シャッタースピードとは】手振れ・被写体振れを抑える設定方法を紹介|シーン別おすすめ設定

撮影シーン別におすすめF値を紹介

先ほどは、初心者のころは「F値は一番小さい値で大丈夫」とお伝えしました。とはいえ、撮影シーンごとにおすすめのF値があれば知っておきたいですよね

 

そこでここでは、私が実際に取り入れている「撮影シーン別おすすめのF値」を紹介します

はろはろ
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わかりやすく説明するため、F値の範囲ごとで紹介しますね

F2.8以下の撮影シーン

非常に明るく・大きなボケ感を演出できるF2.8以下は、被写体を際立てたり、暗い撮影シーンに強いです

 

主な撮影シーン
  • 大きなボケで被写体を強調したいとき
  • 暗い場所で手持ち撮影するとき
  • 星空を撮影するとき

 

F2.8以下は、非常に大きなボケが出やすいことが特徴です

F1.8で撮影:背景をぼかして被写体を強調するためです
はろはろ
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大きなボケ感は、被写体を強調することができます

 

また、たくさんの光を取り込むことができるため、暗い場所での手持ち撮影・星空撮影で活用することが多いです

F2.8で撮影:暗いシーンでシャッタースピードを稼ぐためです

なお、F値はレンズによって下限値があり、カメラ購入時に付属するキットレンズではF2.8以下の設定はできません

大きなボケ感を出す・暗い撮影シーンを撮るなら、F値の小さな単焦点レンズを購入することがおすすめです

 

F4〜F5.6の撮影シーン

F4〜5.6は、しつこすぎないボケ感を演出することができます

特に望遠気味のレンズを使うと必要以上にボケてしまうことがあるため、背景の情報を残したい場合は、F4~5.6あたりがちょうど良いかと思います

 

主な撮影シーン

ある程度、背景の情報を残したいとき

F5.6で撮影:被写体の紅葉を強調しつつ、背景の紅葉(緑色)のシルエットを残すためです

F5.6〜F8の撮影シーン

F5.6~F8は、レンズの解像度をもっとも引き出すことができるF値です

はろはろ
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スイートスポットとも呼ばれています

 

主な撮影シーン

解像度を重視したい被写体を撮影するとき(風景・建築物など)

 

レンズの解像感を最も引き出してくれるF値であるため、ボケよりも解像感を重視したい場合は、F5.6〜F8を使いましょう

F5.6で撮影:建物の解像感を重視するためです

F10以上の撮影シーン

F10以上は、どうしてもボケ感がいらない場合・光芒を出すテクニックとして用いる場合が多いです

 

主な撮影シーン
  • 全体的にピントを合わせたいとき
  • 光芒を出したいとき

 

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、下の写真の光源に着目すると太陽の周りにトゲトゲした線(光芒)が出ていると思います

F22で撮影:光芒を大きく出すためです

 

王道の使い方は全体にピントを合わせる時ですね

集合写真で全員の顔にピントを合わせるような場合も、F値を大きくします

F14で撮影:手前から奥までピントを合わせる
はろはろ
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ただし、取り込める光の量が少なくなりがちなので、暗い撮影シーンではシャッタースピードが落ちすぎないように注意しましょう

まとめ

今回は、F値の特徴とおすすめ設定について紹介しました

これだけ覚えれば大丈夫!
F値(絞り値)設定まとめ
  • F値は、明るさ・ボケの大きさに影響する
  • 絞り優先モードを使えば、明るさを自動調節してくれる
  • 初めのころはF値を一番小さくして、大きなボケ感を楽しむのがベター
はろはろ
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ボケの大きな写真を撮れると、プロみたいな写真が撮れたような気がして心が躍りますよ!

 

はじめてF値を設定する場合は、Aモード(絞り優先モード)を活用して、F値をいちばん小さくして使うのが楽しいと思います(大きなボケ感を味わえます)

おしゃれな写真をたくさん撮影いただき、写真の世界を楽しんでいただければ幸いです

ぜひチェックしてみてください!
はろはろ
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それでは、次の記事でお会いしましょう!よいカメラライフを!