こんにちは。はろ(@haroharo72)です
みなさんは、正しいカメラの持ち方って知っていますか?

実はこれ、私がカメラを買って最初に疑問に思ったことなんですよね
当たり前すぎて聞くのも微妙だし、色々調べた記憶があります…笑
もちろん、持ち方なんて人それぞれですし、誰に強要されるものでもなく自由でいいと思っています
ただ、持ち方ひとつ変えるだけで失敗写真を減らすことができるのも事実
そこで今日は、カメラの持ち方について紹介したいと思います!
カメラを正しい持ち方にするメリットとは?

カメラを正しい持ち方にするメリットは「手振れを抑えること・構図に集中できること」です
なぜ正しいカメラの持ち方をするだけで、手振れや構図に影響するのか?順番に1つずつ説明します
カメラの持ち方で手振れを抑えることができる理由
正直、明るい撮影シーンではカメラの持ち方はなんでも大丈夫というのが私の持論
ですが、カメラを正しい持ち方にするとカメラが安定して動きづらくなるため、手振れに強くなります

特に暗いシーンでは、シャッター速度が遅くなるため手振れが発生しやすくなります
暗いシーンでシャッター速度が遅くなる理由・シャッター速度が遅くなることで手振れにつながる理由を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください

カメラの持ち方で構図に集中できる理由
これは単に手振れを気にすることが少なくなるため、集中してファインダーを覗けるようになります
これによって構図に集中できるようになるため、しっかりと構図を追い込んだ写真を撮影することが出来るようになります
これは個人的な意見ですが、これはうまいな〜と思う写真は大体構図が綺麗です

余計なことに気を取られずに、構図に集中してカメラを構えましょう!
カメラの正しい持ち方:横構図の持ち方
ここからは、正しいカメラの持ち方について解説していきます

まずは定番の横構図での持ち方です。大事なことは3つです
- 左手はレンズを下から支える
- 右手は軽く握り、シャッターボタンに集中する
- 両脇を閉めてカメラをしっかり固定する
ひとつずつ解説していきます
左手はレンズを下から支えてあげる
まず初めに左手のポジンションから解説します

手振れを抑えるために最も重要なことが、左手で重みをしっかり支えることとなるため、知らなかった人はぜひ真似してみましょう

これをやるだけでも、かなりカメラを持つ手が安定します
こちらはNG例です

なにがNGなのか分かりますか?そう、左手がレンズを支えていないですよね
軽いカメラとレンズをお使いの人はあまり意識しないかもしれないですが、カメラの落下防止のためにも最低限左手は必ずレンズを持つようにしましょう
あと、もうひとつ大事なのは「カメラ全体の重心をしっかり支えてあげること」

ズームレンズなどの筒が長いレンズは、レンズだけを持つと前後のバランスが悪くなることがあります
しっかりとレンズと本体の重点を左手で支えてあげましょう!
右手は軽く握り、シャッターボタンに集中する
次は右手のポジションについて解説します

右手は特に力を入れず、軽くグリップを握ってシャッターボタンに指をかけましょう
両脇を閉めてカメラをしっかり固定する

両脇を閉めることも手振れを抑えるために重要な1つです
両脇が閉まっていないと、手振れを起こしやすくなるだけではなく、意図せずカメラが傾いて水平な写真が撮れなくなる可能性が高くなります
(ファインダーではなく)背面モニターを見ながら撮影するときも同じで、脇は閉めた状態で肘を伸ばす程度にしましょう

正しいカメラの持ち方:縦構図の持ち方
続いては縦構図の持ち方について解説します


縦構図は2種類の持ち方があります
個人的には右手が下にくる持ち方が安定して好きですが、これは好みが分かれますので、好きな方を選びましょう!
- 右手が上にくる持ち方
- 右手が下にくる持ち方(個人的におすすめ)
右手が上にくる持ち方
おそらく多くの人が自然と右手が上に来るかと思います

右手が上に来るパターンの場合、ファインダーを覗く目が(横構図と同じく)右目になるため違和感が出ません
ただし、右脇が大きく開くため、安定感がないのが特徴です
- 右目でファインダーを覗く人は違和感なく使える
- シャッターボタンが押しやすい
- 右脇が開くので安定しない
- 長時間撮影していると右手がプルプルする
右手が下にくる持ち方
次に紹介するのは右手が下に来る持ち方です

こちらは縦構図でも安定して持ちたい方がよく使う持ち方です

ご覧のように両脇が閉まっているので、横構図同様に安定感があります
ただし、1つ慣れない点としては、ファインダーを左目で覗くということ
右目が背面モニターで隠れてしまうためです(最初は慣れない)
- 両脇が閉まるので安定して、手振れが少なくなる
- 左目でファインダーを覗くため、最初は違和感がある
- 両手の距離が近くシャッターボタンが押しづらい

これも答えはないので、自分に合う持ち方を確認してみましょう!
最終的には手振れはシャッタースピード次第

これまで解説した通り、正しいカメラの持ち方を実施することで手振れを軽減することができます
とはいえ手振れはシャッター速度が遅い時に発生するため、実はシャッター速度さえ稼げていれば手振れを心配する必要はありません
暗い撮影シーンでは、ISO感度を上げることでシャッター速度を早い状態をキープして、手振れ対策をしましょう

手振れしないシャッター速度は「1/焦点距離(秒)」と言われていますが、数式に慣れないうちは、1/200秒を目安にしましょう!
ISO感度って何?ISO感度を上げるとなんでシャッター速度を早く保てるの?と感じた方は、ISO感度について詳しく解説した記事をぜひご確認ください
>> ISO感度とは|明るさの変化・ノイズ量・シーン別ISO感度を解説!

まとめ

今回はカメラの正しい持ち方について紹介しました。カメラの正しい持ち方にするメリットは「手振れを抑えること・構図に集中できること」です
本当に些細なことではありますが、初歩的すぎてだれも教えてくれないところだと思いますので、あえて紹介させていただきました
これからカメラを始めようとする方、すでにカメラを使っている方にもあらためていい気付きとなれば幸いです

それでは、次の記事でお会いしましょう!よいカメラライフを!