【露出設定の順番】F値・シャッタースピード・ISO感度の決め方|一眼カメラの設定手順

【露出設定の順番】F値・シャッタースピード・ISO感度の決め方

このようなお悩みに応えます
  • F値・シャッタースピード・ISO感度で明るさを調節する順番がよくわからない
  • 撮影時の設定をできるだけシンプルにしたい
  • 撮影シーンごとにおすすめ設定を知りたい

これまでの初心者向け解説シリーズでは、露出の三角形と呼ばれる「F値・シャッター速度・ISO感度」についてで紹介してきました

はろ
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しかし、実際に撮影時する手順が整理できず、設定手順をまるっと知りたい方もいらっしゃるかと思います

そこで今回は、「F値・シャッター速度・ISO感度」の設定順番について解説します

明るさ(露出)設定手順まとめ
  • ①シャッタースピード・F値のどっちを優先するかを決める
  • ②明るさが足りない場合はISO設定でカバー
  • 明暗差が大きいときはマニュアルモードを使う
はろ
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基本的には以下の①→②の流れで設定すれば大概の被写体は撮影できますので、ぜひ頭の整理にお役立てください

この記事を書いている人
  • カメラ歴6年以上
  • 素材写真サイト「ぱくたそ」フォトグラファー
  • カメラ機材レビュー50件以上
  • 使用カメラ:SONY α7IV・α7III

設定順番①|F値 or シャッタースピードを固定する

撮影時の設定をできるだけシンプルにする一番のコツは、F値あるいはシャッタースピードを先に決めてしまうことです

はろ
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F値・シャッタースピードどちらを優先するかは、撮影シーンによって決めましょう

撮影シーン優先する設定内容選ぶ撮影モード
ボケ感を出したい
全体にピントを合わせたい
環境が暗い
F値(絞り値)絞り優先モード
(Aモード)
ブレを抑えたい
スローシャッターをしたい
シャッタースピードシャッタースピード
優先モード

(Sモード)

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ここでは、撮影モードの使い分け方をかなり端折っていますので、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください

ボケの調整・明るさを確保するなら「絞り優先モード」

  • 背景・前景を大きくボカした写真を撮りたいとき
  • 全体にピントを合わせてキッチリ撮りたいとき
A7400719

ボケ感をコントロールするF値の目安は以下の記事を参考にしてください

ブレを調整するなら「シャッタースピード優先モード」

  • 動きの速い被写体をピタッと止めたいとき
  • とりあえず手ブレさせたくないとき
  • スローシャッターを試したいとき
A7406803

ブレをコントロールするシャッタースピードの目安は以下の記事を参考にしてください

設定順番②|明るさが足りない時はISO感度で調整

基本的には、絞り優先・シャッタースピード優先モードを使えば、大概の撮影シーンに対応できますが、暗い撮影シーンでは光量が足りず、以下のような失敗につながる可能性があります

絞り優先モード
シャッタースピード
優先モード
  • シャッタースピードが足りずに被写体がブレて見える
  • 絞り値で明るさを稼ぎきれず、写真が暗い写りになる
はろ
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このような場合は、光量を電子的に稼ぐため「ISO感度」を上げましょう

ISO感度を上げて写真の明るさを稼ぐ

特に絞り優先モードを使っていると、暗いシーンで被写体がブレてしまうケースが頻発します

このような時は、ブレが起きないシャッタースピードになるまでISO感度を上げましょう

ISO感度を上げるメリット

ブレないシャッタースピードは、被写体の動きの速さによって変わるため、以下を参考にしてください

被写体ブレ:シャッタースピード

ただし、ISO感度を上げすぎると写真にノイズが乗ったり、細部の表現が甘くなるデメリットもありますので、必要最低限の程度までとしておきましょう

ISO 12800で撮影した写真

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ISO感度を変更するメリット・デメリットを詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください

慣れないうちはISO感度はAUTOで大丈夫

カメラ設定を最大限にシンプル化するのであれば、ISO感度もオート設定にするのもおすすめの手段です

場合によってはISO感度が上がりすぎてしまうこともありますが、設定の手間が省けることで構図や被写体とのコミュニケーションに集中することができます

はろ
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慣れていくと無意識で出来ることが増えていきますので、まずは少しずつできるところを増やしていきましょう!

明暗差が激しいはマニュアルモードが便利

明るさの調整を自動で実施してくれる「絞り優先・シャッタースピード優先モード」ですが、実は明暗差が大きい撮影シーンでは使いづらいデメリットがあります

そんな時に活用したいのが「マニュアルモード」。マニュアルモードのメリットは、自分で好みの明るさに調節できることです

はろ
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シャッタースピードとF値の両方を固定するだけですので、そこまで難しくはないですよ

基本的にはこれまで紹介した明るさの決め方とほぼ同じで、絞り値・シャッタースピード両方を設定することが唯一の違いです(以下:STEP.2/3)

撮影モードからマニュアルモード(M)を選ぶ

主な活用シーン:明暗差が激しい撮影シーン

F値あるいはシャッタースピードを固定する
  • ボケ感を重要視したいなら:F値(絞り値)を固定
  • ブレを抑えたいなら:シャッタースピードを固定
F値あるいはシャッタースピードで明るさを稼ぐ

Step.2で固定した値は変えずに、明るさを調節しましょう

  • F値を固定している場合:シャッタースピードを下げて明るさを稼ぐ
  • シャッタースピードを固定している場合:F値を上げて明るさを稼ぐ
ISO感度で明るさを調整する

Step.3で明るさを稼ぎきれない場合に行いましょう

  • 明るさがちょうどよくなるまで、ISO感度をさらに上げる

マニュアルモード時はISO感度AUTO設定は控えましょう。想定以上にISO感度が上がりすぎる場合があります

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逆光など明暗差が激しい場合のコツについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください

まとめ:撮影モードを固定して明るさをISO感度で補うだけ

今回は露出の三角形と呼ばれる「F値・シャッター速度・ISO感度」の設定順番について説明してきました

絞り優先モードやシャッタースピード優先モードとISO感度オート設定を組み合わせれば、設定を極限までシンプル化ができますので、ぜひ試してみてください

明るさ(露出)設定手順まとめ
  • シャッタースピード・F値のどっちを優先するかを決める
  • 明るさが足りない場合はISO設定でカバー
  • 明暗差が大きいときはマニュアルモードを使う
はろ
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これを機にぜひ、いろんな撮影モードにチャレンジしてもらえると嬉しいです

はろ
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