実践向け|F値・シャッター速度・ISO感度の決め方を解説|露出の三角形・カメラ初心者向け

F値・シャッター速度・ISO感度の決め方を解説

こんにちは。はろはろ(@haroharo72)です

 

これまでの初心者向け解説シリーズでは、「F値・シャッター速度・ISO感度」について説明してきました

はろはろ
はろはろ

それぞれが明るさを変える要素を持っています

 

今回は「F値・シャッター速度・ISO感度」をどう組み合わせて設定するかについて解説します

 

おすすめの設定の順番・撮影モードの使い方など、実践に近い内容を説明しますので、これまでの内容がより明確になるかと思います

 

その他のカメラ初心者向けシリーズをまだご覧いただいていない方は、ぜひこちらもチェックしてみてください!

 

おさらい:写真の明るさを決める3つの要素

露出の三角形

 

写真の明るさを左右する3つの要素は、「F値・シャッター速度・ISO感度」です

 

それぞれが組み合わさって写真の明るさが決まるため、別名として「露出の三角形」とも呼ばれたりします

「F値・シャッター速度・ISO感度」の特徴

 

「F値・シャッター速度・ISO感度」を変えると、「ボケの量・ブレの大きさ・ノイズの量」が変わるというのが重要なポイントです

 

  • 絞り値(F値):「明るさ」と「ボケの量」が変わる
  • シャッター速度:「明るさ」と「ブレの大きさ」が変わる
  • ISO感度:「明るさ」と「ノイズの量」が変わる

 

はろはろ
はろはろ

じゃあ結局何で明るさを変えればいいの?といった疑問が湧きませんか?(湧かない?)

 

答えとしては、最終的には全てを組み合わせるのですが、すこし小難しく感じますよね

 

ですが、実は作業としては結構シンプル

以降では、明るさと見た目を変える「F値・シャッター速度・ISO感度」の組み合わせ方について説明します!

 

おすすめの設定手順について

 

ここでは私が実際に行っている「F値・シャッター速度・ISO感度」の設定方法について解説します

 

設定のポイントとしては、この2つを守ること

  1. 「F値・シャッター速度」どちらを優先するかを決める
  2. 「F値・シャッター速度・ISO感度」1つずつ設定し、最後の要素で明るさを調節する

 

はろはろ
はろはろ

もうすこし具体的な設定イメージを説明します

 

「F値・シャッター速度」どちらを優先するかを決める

 

絞り値・シャッター速度を変えると、「ボケの量・ブレの大きさ」が変わります

 

そのため、写真の見た目をこうしたい!といったイメージをあらかじめ想定し、撮影モードを決めておくことをおすすめします

 

ボケの量を優先する例
  • 背景・前景を大きくボカした写真を撮りたいとき
  • 全体にピントを合わせてキッチリ撮りたいとき

→ 絞り優先モードを使う

20210411-A7308401

背景を大きくボカした写真例

 

シャッター速度を優先する例
  • 動きの速い被写体をピタッと止めたいとき
  • とりあえず手ブレさせたくないとき
  • スローシャッターを試したいとき

→ シャッター速度優先モードを使う

20201121-A7305643

動きの速い被写体をピタッと止めた写真例

 

はろはろ
はろはろ

特にこだわりがなければ、シャッター速度優先(手ブレさせない対応)で大丈夫です

 

撮影モードの違いがよくわからない方は、詳しく説明したこちらの記事をチェックしてみてください

 

 

「F値・シャッター速度・ISO感度」を1つずつ設定し、最後の要素で明るさを調節する

 

全部をごちゃごちゃいじってしまうと、設定に時間がかかるだけではなく、撮影当初に想定していた写真とは違う見た目になる可能性があります

 

そのため、優先度の高いものからひとつずつ順番に設定することをおすすめします

 

おすすめの設定順番①(F値を優先する場合

 

該当するのはこんなシーン
  • 背景・前景を大きくボカした写真を撮りたいとき
  • 全体にピントを合わせてキッチリ撮りたいとき

 

撮影モードを選ぶ

 

  • STEP4を自動で行いたいなら:絞り優先(A・Av)モード
  • STEP4を手動で行いなら:マニュアル(M)モード

 

撮影モードの違いがよくわからない方は、詳しく説明したこちらの記事をチェックしてみてください

>> カメラの撮影モードの違いを解説します|カメラ初心者向け

F値(絞り値)を固定する

 

  • 大きなボケを出したいなら:F値は最小に設定
  • 全体にピントを合わせたいなら:F値は8に設定
ISO感度を固定する

 

  • 明るい屋外なら:ISO 100
  • 暗い撮影場所なら:ISO 800〜3200

ノイズで気にならない程度まではISO感度は上げてOK!

シャッター速度で明るさを調整する

 

絞り優先モード(STEP1)の場合は、自動で実施されるので設定は不要です

  • 明るくしたいなら:シャッター速度を遅くする
  • 暗くしたいなら:シャッター速度を速くする

 

ただし撮影モードに関わらず、シャッター速度が1/200よりも遅くなる(手ブレする)場合は、STEP5を実施

ISO感度を再調整する

 

シャッター速度が1/200よりも遅くなる(手ブレする)場合のみ

  • シャッタースピードが1/200よりも速くなるように、ISO感度をさらに上げる

 

こうすることで、最初に決めた「F値」を変えることなく、明るさを調節することができます

はろはろ
はろはろ

露出の三角形の2つさえ固めてしまえば、案外シンプルな手順です!

 

おすすめの設定順番②(シャッター速度を優先する場合

 

該当するのはこんなシーン
  • 動きの速い被写体をピタッと止めたいとき
  • とりあえず手ブレさせたくないとき
  • スローシャッターを試したいとき

 

おすすめの設定順番①(F値を優先する場合)一部の順番が入れ替わっている(STEP2と4)だけですので、確認したい方は、下のタブをクリックしてみてください!

 

撮影モードを選ぶ

 

  • STEP4を自動で行いたいなら:シャッター速度優先(S・Tv)モード
  • STEP4を手動で行いなら:マニュアル(M)モード

 

撮影モードの違いがよくわからない方は、詳しく説明したこちらの記事をチェックしてみてください

>> カメラの撮影モードの違いを解説します|カメラ初心者向け

シャッター速度を固定する

 

  • 被写体をピタッと止めたいとき:1/500〜1/1000秒
  • 手ブレさせたくないとき:1/200秒
  • スローシャッターを試したいとき:5秒
ISO感度を固定する

 

  • 明るい屋外なら:ISO 100
  • 暗い撮影場所なら:ISO 800〜3200

ノイズで気にならない程度まではISO感度は上げてOK!

F値で明るさを調整する

 

シャッター速度優先モード(STEP1)の場合は、自動で実施されるので設定は不要です

  • 明るくしたいなら:F値を小さくする
  • 暗くしたいなら:F値を大きくする

 

F値を小さくしても、まだ明るさが足りない場合は、STEP5を実施

ISO感度を再調整する

 

F値を小さくしても、まだ明るさが足りない場合のみ

  • 明るさがちょうどよくなるまで、ISO感度をさらに上げる

 

こうすることで、最初に決めた「シャッター速度」を崩すことなく、明るさを調節することができます

はろはろ
はろはろ

これも最後はF値で調整するだけなので、実は簡単です!

 

撮影モードの使い分けの考え方を改めて整理

 

明るさの調整を自動で実施してくれる「絞り優先・シャッター速度優先モード」

はろはろ
はろはろ

非常に便利で、私も最もよく使う撮影モードです

 

これさえあれば、「マニュアルモード」なんていらないんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、実はそんなに完璧なものではありません

 

改めてここで「絞り優先・シャッター速度優先モード」の強みと弱みをまとめます

 

「絞り優先・シャッター速度優先モード」の強み

 

強み
  • 明るさが変わる撮影シーンに強い(明るさを自動判断・調整してくれる)

 

「絞り優先・シャッター速度優先モード」の強みは、なんと言っても設定の手軽さ 

 

旅行・散歩などなど、移動しながらさまざまな明るさの被写体を撮影するときに非常に便利です

 

「絞り優先・シャッター速度優先モード」の弱み

 

弱み
  • 明暗差が激しい状況が苦手(明るさの自動判断が人間の判断と乖離する)

 

例えば、こちらのような明暗差の大きな撮影シーンは、「絞り優先・シャッター速度優先モード」が最も苦手とするシーンです

はろはろ
はろはろ

測光モードの切り替えである程度は対処できますが、それでも合わない時は合いません。。。

 

それなら、もはや自分で明るさを調整した方が良いため、明暗差が激しい状況では「マニュアルモード」を使用するのがおすすめです

まとめ

 

これまでの初心者向け解説シリーズでは、「F値・シャッター速度・ISO感度」について説明してきました

ですが、それぞれが明るさを変える要素を持っているため、少し煩雑な印象だったかと思います

 

そこで今回は「F値・シャッター速度・ISO感度」をどう組み合わせて設定するかについて解説しました

  1. 「F値・シャッター速度」どちらを優先するかを決める
  2. 「F値・シャッター速度・ISO感度」か1つずつに設定し、最後の要素で明るさを調節する

 

露出の決め方

 

最終的には3つ目の要素で明るさを調節するだけですし、「絞り優先・シャッター速度優先モード」を使えば、カメラ初心者の方でも簡単に実施することができます

 

これを機にぜひ、いろんな撮影モードにチャレンジしてもらえると嬉しいです

 

その他のカメラ初心者向けシリーズをまだご覧いただいていない方は、ぜひこちらもチェックしてみてください!

 

はろはろ
はろはろ

それでは、次の記事でお会いしましょう!よいカメラライフを!

 

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