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皆さんこんにちは。フォトグラファーの【はろ(@haroharo72)】です。
RAW現像ソフトって、無料で使えるものか有料までたくさんの種類があって一体どれを使ったらいいのか悩みますよね。
僕の場合、紆余曲折を経て色々なソフトに手を出した結果、結果的には今回紹介する3つの有料ソフトに辿り着きました。最初は無料ソフトから始めてみたのですが、今思うと早く上達したいのであればRAW現像ソフトは有料のものを使う方が良いと考えています。
- 使用するカメラに制約がない:カメラを乗り換えても同じソフトで運用できる
- 調整項目や調整のキメ細やかさ:無料と比べると遥かに充実している
- レタッチテクニック情報:参考例が多く技術を真似しやすい

プロや上手な人は使い勝手の良い有料RAW現像ソフトを使っていることが多く、レタッチを再現したくても無料ソフトでは合っているかが分からないことが多々ありました
もちろん費用はかかってしまいますが、長く写真に向き合っていくのであれば、最終的に有料RAW現像ソフトに行き着くと思いますし、それなら早くツールに慣れておいた方が総合的なメリットは大きいと感じます。
そこでこの記事では、僕自身の経験を踏まえて、現在でもバリバリ現役で使えるおすすめのRAW現像ソフトを厳選して紹介したいと思います。
Luminar Neoを使ったレタッチ例
現像前|現像後



数あるRAW現像ソフトの中でも、これまで僕自身がしっかり使い込んできたツールですので、胸を張っておすすめします!
今回の内容を読んでいただければ、価格・機能それぞれで自分にピッタリなRAW現像ソフトを見つけられるかと思います。RAW現像ソフト選びに悩んでいる方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
この記事の結論
- 作業効率・表現の幅を最大限に高めたい方は「Lightroom Classic・Photoshop」の併用がおすすめ
- 機能の充実度とコスパのバランスを重視したい方は「Luminar Neo」がおすすめ
- 操作の手軽さ・価格の安さ重視の方は「Luminar AI」がおすすめ

価格・機能の特徴を踏まえて、みなさんにぴったりのRAW現像ソフトを見つけていただければ幸いです
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以下の記事では、そもそもRAW現像とは何か?どんなことができるのか?といった疑問にお答えしています。RAW現像のイメージがまだ固まっていない方は事前にチェックしてみてください。
各RAW現像ソフトの特徴とおすすめな人
各RAWソフトの個別紹介に入る前に、全体感から触れていきましょう。
それぞれのソフトに機能・価格面の特徴がありますので、まずはみなさんの要望に近いソフトがどれにあたりそうか、目星をつけていただければと思います。
ソフト名 | おすすめ度 | おすすめ理由 | 価格 |
---|---|---|---|
Lightroom Classic Photoshop | 機能の充実度は最高峰 維持費がかかるためコスパは▲ | 月額¥1,078〜 | |
Luminar Neo | バランス・コスパが高い Luminar AIの後継ソフト。レタッチ機能・動作速度が改善 | ¥19,575 (買い切り) | |
Luminar AI | 操作性・価格重視の方におすすめ ワンタッチレタッチが便利 | ¥12,000 (買い切り) |

特に価格面では「買い切りと月額制(サブスク)」で大きく負担が異なるため、お財布への余裕度や機能のバランスを踏まえながら選ぶのがおすすめです
改めてそれぞれのソフトがおすすめな人は以下の通り。ちなみに僕自身はLightroom ClassicとLuminar Neoを併用しながら使っています。
- 作業効率・表現の幅を最大限に高めたい方は、「Lightroom Classic・Photoshop」の併用がおすすめ
- 機能の充実度とコスパのバランスを重視したい方は、「Luminar Neo」がおすすめ
- 操作の手軽さ・価格の安さ重視の方は、「Luminar AI」がおすすめ
それでは本編のソフト紹介に移っていきましょう。
Lightroom Classic・Photoshop|プロでもお馴染みハイエンド写真編集ソフト
初心者におすすめのRAW現像ソフトの1つ目は、有料RAW現像ソフトの中では大本命の「Lightroom Classic・Photoshop」
LightroomとPhotoshopは、それぞれは異なるツールですが、写真ユーザ向けの「フォトプラン」であれば両ツールを合わせて千円程度(月額製)から使用できます。
役割の違い
- Lightroom Classic:写真の選別・基本レタッチ(明るさ・色調整)
- Photoshop:高度な画像編集(変形・変色・合成)
写真のインポートから選別、レタッチ、エクスポートまで、写真編集に必要な工程の全てがプロ向けにカスタマイズされていて、機能の充実度と処理の軽さはピカイチのソフトです。

価格は月額制となるため、Luminarと比べるとやや割高ですが、予算に余裕があるのであれば、使って後悔することはほぼ無いかと思います!
Lightroom Classicの参考動画
RAW現像では主に「Lightroom Classic」を使用するのですが、調整パラメータが豊富に揃っていて、できないことは無いと言ってもいいくらいに細かなレタッチを行うことができます
また、写真に点数やマーキングをつける、機材や撮影設定でフィルタできるなど、後で編集したい写真を絞り込む際に便利な機能も充実しています

機能が豊富かつ動作が非常に軽快ですので、一度「Lightroom Classic」を使ってしまうと他のツールに移れない人も多いかと思います。
Lightroom Classic(+Photoshop)の特徴
主にRAW現像処理を行う「Lightroom Classic」の特徴は、圧倒的な機能の豊富さと軽快な処理に尽きます。
月額制のコストと使いこなすまでには知識と慣れは必要ではあるものの、これから本格的に写真編集に向き合っていきたい方には非常にオススメです。

利用者も多いので、ノウハウがたくさん転がっているのも嬉しいポイントだと思います!
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LuminarとLightroom・Photoshopの具体的な機能の違いを知りたい方はぜひこちらの記事もチェックしてみてください。これまでそれぞれのツールを使用してきた僕の経験を基に、機能部ごとに比較しています。
Lightroom Classic・Photoshopの価格(サブスク型)
「Lightroom Classic・Photoshop」は、次に紹介する「Luminarシリーズ」とは異なり、月額(サブスク)の価格形態です。
色々と細かくプランが分かれているのですが、最もお得なのがクリエイター向けの「フォトプラン」で、これなら月々千円程度で使い続けることができます。

付属するオンラインストレージ容量により価格が変わりますが、ローカルで作業をする方は最安プランで十分だと思います

契約プラン | 価格 | 備考 |
---|---|---|
フォトプラン 20GB | 月額¥1,078 | Lightroom Classic・Photoshop・モバイル用Lightroomアプリが使用可能 オンラインストレージ20GBが付属 |
フォトプラン 1TB | 月額¥2,178 | 使用できるアプリは20GBのフォトプラン同様 オンラインストレージ1TBが付属 |
業界でも最高峰の機能と利便性と言われるRAW現像ソフトを月千円程度で使い始められるのはとても魅力的。RAW現像ソフトは妥協したくないという方はぜひチャレンジしてみましょう。

使い始めは出費が小さいので、まずは使ってみてハードルが高く感じれば他のツールに乗り換えると言った方法もありだと思います!
Luminar Neo(Luminar AIの進化版)|自動マスキング機能・処理速度が魅力

おすすめRAW現像ソフトの2つ目は「Luminar Neo」。「Luminar AI」の後継ツールとして発売された最新のRAW現像ソフトです。
機能は完全にLuminar AIの上位互換となっているため、Luminar AIで出来る機能は全て搭載した上で、さらに便利な自動マスキング(範囲指定)機能追加・処理の高速化が図られています。
Luminar Neoの参考動画
Luminar Neoを実際に使用したレタッチのイメージはこちら。Luminar AIとほぼ変わらずの操作感(シンプルさ)で、軽快に動作してくれるところが嬉しいポイントです。
Luminar Neoの特徴
基本的な機能はLuminar AIを引き継ぎつつ、機能面を底上げ+高速化が図られたのが「Luminar Neo」の特徴です。

特に個人的には全体的な処理が高速化されたのが嬉しいポイントでした!
また、Luminar AIと比べると機能面でも大きく進化していて、特に自動マスキング(被写体認識)が大幅に進化しています。

- 被写体の自動マスキングの進化
(人・人工物・植物など、これまで分離が難しかった被写体もワンタッチでマスキング) - 部分消去がより便利に進化(電線・ホコリの自動消去)
- 背景だけを一気に入れ替える機能が追加
もはや機能の充実度は、次に紹介する「Lightroom Classic」にも匹敵するほどで、買い切りながらここまでの機能が使えるのは本当にコスパが高いRAW現像ソフトだと感じます。
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Luminar Neoで追加された新機能を詳しく知りたい方は、以下のレビュー記事をぜひチェックしてみてください。
Luminar Neoの価格(買い切り型)
「Luminar Neo」の価格形態は、サブスクプランに加えて、買い切り型があります。長期利用を前提とするRAW現像ソフトでは買い切りプランは非常ににお得なプランです。
当サイト限定クーポン(プロモーションコード:harologNEO10)を使用後の価格です
ライセンス | 価格 | おすすめ度 | 主な特徴 | 拡張機能 |
---|---|---|---|---|
買い切り型 ライセンス | 19,575円 | 永続的に使用可能 トータルコストが安い | 別途購入 | |
サブスク型 (プロ版) | 14,202円/年 1,980円/月 | 機能を最大限に活用できる | 標準搭載 | |
サブスク型 (通常版) | 11,502円/年 1,480円/月 | 短期間使用ならコスパ良 | 使用不可 |
特に買い切りライセンスについては、充実したRAW現像機能・便利な自動レタッチ機能を踏まえると、個人的には今時点で最もバランスが取れたRAW現像ソフトだと感じます。機能にもこだわりつつコストを抑えたい方はぜひ導入を検討してみましょう。

購入後30日は返金も可能ですので、まずは使ってみて使用感を確かめてみてください!
Luminar AI|AIによるレタッチサポートと価格の安さが魅力
初心者におすすめなRAW現像ソフトの3つ目は「Luminar AI」。買い切りの価格形態に対応しつつ、シンプルな操作性が人気のRAW現像ソフトです。

AIを使った便利な補正機能が魅力のソフトで、RAW現像初心者の方にもおすすめです
Luminar AI機能を用いたレタッチ動画
以下の動画では、「Luminar AI」に搭載されている機能を使ってレタッチを行っています。約2分足らずで写真の見た目が大きく様変わりしますので、ぜひチェックしてみてください。

スライダーを左右に振って効果のかかり具合を調整するだけですが、十分にクオリティの高いレタッチを行ってくれます
上記は、Luminar AIの後継ソフトにあたる「Luminar Neo」で編集していますが、Luminar AIでも同様のレタッチが可能です
Luminar AIの特徴
「Luminar AI」の最も大きな特徴は、被写体の自動認識とシンプルな操作感。複数枚の写真をレタッチする際にもAI補正をコピペするだけで簡単にレタッチすることができます(Luminar Neoでも同じことはできます)。
顔レタッチもワンタッチで完了
左:レタッチ前 / 右:レタッチ後


本来は人が手作業で部分指定をして効果をかけるところを、ツール側が自動で範囲指定してくれる上に、顔を明るくする・肌を滑らかにするといった調整も簡単に実施することができます。
その他にも便利な補正機能あり
- 人物:肌を綺麗に補正する・顔のパーツや体型を調節できる
- 自然:空模様を置き換える・風景をより美しく見せる
- 演出:太陽光や背景ボケを擬似的に作り出す
たくさんの機能を備えつつ、全体的なツールの作りがシンプルに整理されているため、初心者の方でも馴染みやすい点も大きなメリットのひとつです。


機能が綺麗に整理されたブロックで分かれているため、使いやすいですね
Luminar AIの価格(買い切り型)
「Luminar AI」は買い切り型(維持費用がかからない)のRAW現像ソフトで、使用するPCの台数分のライセンスを購入する価格形態になっています。
公式サイトでの販売は終了しましたが、Amazonのパッケージ版であれば現在も購入することができます。
毎月費用がかかるサブスク形態と比べれば圧倒的にコスパが高い上に、シンプルな操作感とAIを使ったレタッチが魅力のLuminar AIは、RAW現像初心者の方にも非常におすすめなRAW現像ソフトです。
あわせて読みたい
Luminar AIの使用感をもっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらのレビュー記事をチェックしてみてください。
まとめ:価格・機能のバランスより自分にピッタリなRAW現像ソフトを選ぼう
今回は、RAW現像初心者の方に向けて、おすすめのRAW現像ソフト3選を紹介しました。価格・機能はそれぞれ特徴的ですが、どれも無料RAW現像ソフトと比べれば、使い勝手が非常に良いツールです。
個人的には価格と機能のバランスが取れた「Luminar Neo」がおすすめですが、許容できる予算や機能性へのこだわり次第で、皆さんにピッタリなRAW現像ソフトを見つけていただければと思います。
- 作業効率・表現の幅を最大限に高めたい方は「Lightroom Classic・Photoshop」の併用がおすすめ
- 機能の充実度とコスパのバランスを重視したい方は「Luminar Neo」がおすすめ
- 操作の手軽さ・価格の安さ重視の方は「Luminar AI」がおすすめ
ソフト名 | おすすめ度 | おすすめ理由 | 価格 |
---|---|---|---|
Lightroom Classic Photoshop | 機能の充実度は最高峰 維持費がかかるためコスパは▲ | 月額¥1,078〜 | |
Luminar Neo | バランス・コスパが高い Luminar AIの後継ソフト。レタッチ機能・動作速度が改善 | ¥19,575 (買い切り) | |
Luminar AI | 操作性・価格重視の方におすすめ ワンタッチレタッチが便利 | ¥12,000 (買い切り) |
まずは実際のツールの使用感を確かめていただき、予算を踏まえながら使い続けるツールをチョイスしていただければと思います。RAW現像ソフトの使い方など、はじめるにあたって不安がある方はぜひ以下の記事もチェックしてみてください。
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それでは、次の記事でお会いしましょう!よいカメラライフを!
Luminar NEOの体験版で試用中ですが、SONYα7CでJPEG+RAWで撮影したRAWファイルがARAWという物ですがLUMINAR NEOに取り込むと
ソフトが落ちてしまします、JPEGは問題まりません2台のパソコンで同じ現象です、購入前のサポートがないので購入しょうか迷っています。
2台ともスペック的には問題なさそうですが、1台はopenGL3.3以降が必要である警告があり取り込んだ画像がプレビュー出来ません。
ARAWファイルは対応している筈ですがソニーの方式が何か違うのでしょうか
コメントありがとうございます。
確実な解消方法は分からないのですが、
・ソフトウェアバージョンが最新(6/4時点で1.10.0)であるか
・RAWの圧縮モードを変えて解消するか(ロスレス圧縮を使わない)
を確認してみると良いかと思います。
2点目については過去に僕もRAWの読み込みでつまづいた経験があるため参考情報として共有しますね。
1点目のアップデートで改善することを願いつつ、確認いただければと思います。