こんにちは!フリー素材カメラマンとして活動している「はろ(@haroharo72)」です
RAW現像ソフトって、無料で使えるものか有料までたくさんの種類があって一体どれを使ったらいいのか悩みますよね

僕自身も初心者の頃からさまざまなRAW現像ソフトに触れて、自分に合うものを探してきました
僕の場合、紆余曲折を経て作業効率やクオリティを考慮した結果、結果的に落ち着いたのは有料RAW現像ソフトでした。そして今となっては、初心者の方でも早く上達したいのであれば、RAW現像ソフトは有料のものを使う方が良いと考えています
- 使用するカメラに制約がない:カメラを乗り換えても同じソフトで運用できる
- 調整項目や調整のキメ細やかさ:無料と比べると遥かに充実している
- レタッチテクニック情報:参考例が多く技術を真似しやすい

プロや上手な人は有料RAW現像ソフトを使っていることがほとんどのため、レタッチを真似したいと思っても無料RAW現像ソフトでは真似すらもできない場合が多いです
もちろん費用はかかってしまいますが、長く写真に向き合っていくのであれば、最終的に有料RAW現像ソフトに行き着くと思いますし、それなら早くツールに慣れておいた方が総合的なメリットは大きいと感じます
そこでこの記事では、僕自身の経験を踏まえて、2022年の今でもバリバリ現役なおすすめなRAW現像ソフト3つを厳選して紹介したいと思います

数あるRAW現像ソフトの中でも、これまで僕自身がしっかり使い込んできたツールですので、胸を張っておすすめします!
今回の内容を読んでいただければ、価格・機能それぞれで自分にピッタリなRAW現像ソフトを見つけられるかと思いますので、RAW現像ソフト選びに悩んでいる方は、ぜひ最後までチェックしてみてください
この記事の結論
- 操作の手軽さ・価格の安さ重視の方は、「Luminar AI」がおすすめ
- 機能の充実度とコスパのバランスを重視したい方は、「Luminar Neo」がおすすめ
- 作業効率・表現の幅を最大限に高めたい方は、「Lightroom Classic・Photoshop」の併用がおすすめ

価格・機能の特徴を踏まえて、みなさんにぴったりのRAW現像ソフトを見つけていただければ幸いです
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以下の記事では、そもそもRAW現像とは何?RAW現像にはどんな魅力あるの?といった疑問にお答えしています。RAW現像のイメージがまだ固まっていない方は事前にチェックしてみてください
各RAW現像ソフトの特徴とおすすめな人
各RAWソフトの個別紹介に入る前に、全体感から触れていきましょう
それぞれに機能・価格面の特徴がありますので、まずはみなさんの要望に近いソフトがどれにあたりそうか、目星をつけていただければと思います
ソフト名 | 初心者の方への おすすめ度 | おすすめ理由 | 価格 |
Luminar AI | 操作性・価格重視の方におすすめ ワンタッチレタッチが便利 | ¥4,630 (買い切り) | |
Luminar Neo | バランス・コスパが高い Luminar AIからレタッチ機能・速度が改善 | ¥19,575 (買い切り) | |
Lightroom Classic Photoshop | 機能の充実度は最高峰 維持費がかかるためコスパは▲ | 月額¥1,078〜 |

特に価格面では「買い切りと月額制(サブスク)」で大きく負担が異なるため、お財布への余裕度や機能のバランスを踏まえながら選ぶのがおすすめです
それぞれどんな人におすすめかを示すと、以下のようになるかと思います
- 操作の手軽さ・価格の安さ重視の方は、「Luminar AI」がおすすめ
- 機能の充実度とコスパのバランスを重視したい方は、「Luminar Neo」がおすすめ
- 作業効率・表現の幅を最大限に高めたい方は、「Lightroom Classic・Photoshop」の併用がおすすめ

概要はここまでとして、早速本編に入っていきましょう!
Luminar AI|AIによるレタッチサポートと価格の安さが魅力
初心者におすすめなRAW現像ソフトの1つ目は「Luminar AI」
買い切りの価格形態でありながら、充実した機能と操作性のシンプルさが人気のRAW現像ソフトです

AIを使った補正の便利さとわかりやすい操作性が魅力のソフトで、RAW現像初心者の方にもおすすめです
Luminar AI機能を用いたレタッチ動画
以下の動画では、Luminar AIに搭載されている機能を使ってレタッチを行っています。約2分足らずで写真の見た目が大きく様変わりしますので、ぜひチェックしてみてください

スライダーを左右に振って効果のかかり具合を調整するだけですが、十分にクオリティの高いレタッチを行ってくれます
上記は、Luminar AIの後継ソフトにあたる「Luminar Neo」で編集していますが、Luminar AIでも同様のレタッチが可能です
Luminar AIの特徴
「Luminar AI」の最も大きな特徴は、被写体の認識力と充実した調整機能で、これによってたくさんの写真を時短でレタッチすることができます
こんなレタッチもワンタッチで完了
左:レタッチ前 / 右:レタッチ後


本来は人が手作業で部分指定をして効果をかけるところを、ツール側が自動で範囲指定してくれる上に、被写体に応じた便利な調整項目が用意されているため、一般的な無料RAW現像ソフトでは真似できないクオリティの写真に仕上げることができます

顔の範囲やパーツをツールが勝手に判断してくれるので、いちいち範囲選択を手作業で行う必要がなくすごく便利です
その他にも便利な補正機能あり
- 人物:肌を綺麗に補正する・顔のパーツや体型を調節できる
- 自然:空模様を置き換える・風景をより美しく見せる
- 演出:太陽光や背景ボケを擬似的に作り出す
これだけ機能が備わっているとなんだか使いづらそうな印象を持ってしまいがちですが、Luminar AIは全体的なツールの作りがシンプルに整理されているため、初心者の方でも馴染みやすい点も大きなメリットのひとつです


機能が綺麗に整理されたブロックで分かれているため、使いやすいですね
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Luminar AIの使用感をもっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらのレビュー記事をチェックしてみてください
Luminar AIの価格(買い切り型)
「Luminar AI」は買い切り型(維持費用がかからない)のRAW現像ソフトで、使用するPCの台数分のライセンスを購入する価格形態になっています

また、当ブログで配布しているLuminar AI専用プロモーションコードを活用いただくと、¥1,000割引が適用されます
Luminar AI専用プロモーションコード:harolog
項目 | 1ライセンス | 2ライセンス |
通常価格 (現在割引中) | ¥5,630 | ¥7,070 |
プロモーション コード割引 | ¥-1,000 | ¥-1,000 |
合計 | ¥4,630 | ¥6,070 |
毎月費用がかかるサブスク形態と比べれば圧倒的にコスパが高い上に、シンプルな操作感とAIを使ったレタッチが魅力のLuminar AIは、RAW現像初心者の方にも非常におすすめなRAW現像ソフトです

7日間は無料で製品を試すことができますので、気になる方はぜひダウンロードして使ってみましょう!
Luminar Neo(Luminar AIの進化版)|自動マスキング機能・処理速度が魅力
おすすめの2つ目は「Luminar Neo」。「Luminar AI」の後継ツールとして発売された最新のRAW現像ソフトです
機能は完全にLuminar AIの上位互換となっているため、Luminar AIで出来る機能は全て搭載した上で、さらに便利な自動マスキング(範囲指定)機能追加・処理の高速化が図られています
Luminar Neoの参考動画
Luminar Neoを実際に使用したレタッチのイメージはこちら。Luminar AIとほぼ変わらずの操作感(シンプルさ)で、軽快に動作してくれるところが嬉しいポイントです
Luminar Neoの特徴
基本的な機能はLuminar AIを引き継ぎつつ、機能面を底上げ+高速化が図られたのが「Luminar Neo」の特徴です

特に個人的には全体的な処理が高速化されたのが嬉しいポイントでした!
また、Luminar AIと比べると機能面でも大きく進化していて、特に自動マスキング(被写体認識)が大幅に進化しています

- 被写体の自動マスキングの進化
(人・人工物・植物など、これまで分離が難しかった被写体もワンタッチでマスキング) - 部分消去がより便利に進化(電線・ホコリの自動消去)
- 背景だけを一気に入れ替える機能が追加
もはや機能の充実度は、次に紹介する「Lightroom Classic」にも匹敵するほどで、買い切りながらここまでの機能が使えるのは本当にコスパが高いRAW現像ソフトだと感じます
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Luminar Neoで追加された新機能を詳しく知りたい方は、以下のレビュー記事をぜひチェックしてみてください
Luminar Neoの価格(買い切り型)
「Luminar Neo」の価格も Luminar AIと同じく買い切り型があるため、長期利用を前提とするRAW現像ソフトでは非常にお得な価格形態になっています

Luminar Neoからは、サブスクライセンスも登場しました。それぞれのメリデメは以下の通りです
当サイト限定クーポン(プロモーションコード:harologNEO10)を使用後の価格です
ライセンス | 価格 | おすすめ度 | 主な特徴 | 拡張機能 |
買い切り型 ライセンス | 19,575円 | トータルコスト が安い | 別途購入 | |
サブスク型 (プロ版) | 14,202円/年 1,980円/月 | 機能を最大限に 活用できる | 標準搭載 | |
サブスク型 (通常版) | 11,502円/年 1,480円/月 | 短期間使用で コスパ良し | 使用不可 |
特に買い切りライセンスについては、充実したRAW現像機能・便利な自動レタッチ機能を踏まえると、個人的には今時点で最もバランスが取れたRAW現像ソフトだと感じます
機能にもこだわりつつコストを抑えたい方はぜひ導入を検討してみましょう

購入後30日は返金も可能ですので、まずは使ってみて使用感を確かめてみてください!
Lightroom Classic・Photoshop|プロでもお馴染みハイエンド写真編集ソフト
初心者におすすめのRAW現像ソフトの3つ目は、有料RAW現像ソフトの中では大本命の「Lightroom Classic・Photoshop」
それぞれは異なるツールですが、写真ユーザ向けの「フォトプラン」であれば、両ツールを合わせて千円程度(月額製)から使用できます
役割の違い
- Lightroom Classic:写真の選別・基本レタッチ(明るさ・色調整)
- Photoshop:高度な画像編集(変形・変色・合成)
写真のインポートから選別、レタッチ、エクスポートまでの工程がプロ向けにカスタマイズされていて、機能の充実度と処理の軽さはピカイチのソフトです

価格は月額制となるため、Luminarと比べるとやや割高ですが、予算に余裕があるのであれば、使って後悔することはほぼ無いかと思います!
Lightroom Classicの参考動画
RAW現像では主に「Lightroom Classic」を使用するのですが、調整パラメータが豊富に揃っていて、できないことは無いと言ってもいいくらいに細かなレタッチを行うことができます
また、写真に点数やマーキングをつける、機材や撮影設定でフィルタできるなど、後で編集したい写真を絞り込む際に便利な機能も充実しています

それでいて、動作が非常に軽快ですので、一度「Lightroom Classic」を使ってしまうと他のツールに移れない人も多いかと思います
Lightroom Classic(+Photoshop)の特徴
主にRAW現像処理を行う「Lightroom Classic」の特徴は、圧倒的な機能の豊富さと軽快な処理に尽きます
月額制のコストと使いこなすまでには知識と慣れは必要ではあるものの、これから本格的に写真編集に向き合っていきたい方には非常にオススメです

利用者も多いので、ノウハウがたくさん転がっているのも嬉しいポイントだと思います!
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LuminarとLightroom・Photoshopの具体的な機能の違いを知りたい方はぜひこちらの記事もチェックしてみてください。これまでそれぞれのツールを使用してきた僕の経験を基に、機能部ごとに比較しています
Lightroom Classic・Photoshopの価格(サブスク型)
これまで紹介した「Luminar AI・Luminar Neo」とは異なり、「Lightroom Classic・Photoshop」は月額(サブスク)形態です
色々と細かくプランが分かれているのですが、最もお得なのがクリエイター向けの「フォトプラン」で、これなら月々千円程度で使い続けることができます

付属するオンラインストレージ容量により価格が変わりますが、ローカルで作業をする方は最安プランで十分だと思います

項目 | 価格 (PC2台まで) | 備考 |
フォトプラン 20GB | 月額¥1,078 | Lightroom Classic・Photoshop・モバイル用Lightroomアプリが付属 |
フォトプラン 1TB | 月額¥2,178 | 同上 |
ややお財布への負担は大きなサブスク形態ですが、それでも月千円程度で使い始められるのはとても魅力的だと思います
将来を見据えて最高峰の機能・利便性に慣れておきたいという方はぜひチャレンジしてみましょう

使い始めは出費が小さいので、まずは使ってみてハードルが高く感じれば他のツールに乗り換えると言った方法もありだと思います!
まとめ:価格・機能のバランスより自分にピッタリなRAW現像ソフトを選ぼう
今回は、RAW現像初心者の方に向けて、おすすめのRAW現像ソフト3選を紹介させていただきました。価格・機能はそれぞれ特徴的ですが、どれも無料RAW現像ソフトと比べれば、使い勝手が非常に良いツールです
個人的には価格と機能のバランスが取れた「Luminar Neo」がおすすめですが、許容できる予算や機能性へのこだわり次第で、皆さんにピッタリなRAW現像ソフトを見つけていただければと思います
- 操作の手軽さ・価格の安さ重視の方は、「Luminar AI」がおすすめ
- 機能の充実度とコスパのバランスを重視したい方は、「Luminar Neo」がおすすめ
- 作業効率・表現の幅を最大限に高めたい方は、「Lightroom Classic・Photoshop」の併用がおすすめ
ソフト名 | 初心者の方への おすすめ度 | おすすめ理由 | 価格 |
Luminar AI | 操作性・価格重視の方におすすめ ワンタッチレタッチが便利 | ¥4,630 (買い切り) | |
Luminar Neo | バランス・コスパが高い Luminar AIからレタッチ機能・速度が改善 | ¥19,575 (買い切り) | |
Lightroom Classic Photoshop | 機能の充実度は最高峰 維持費がかかるためコスパは▲ | 月額¥1,078〜 |

どのツールも一定期間の利用であれば返金が可能です!お試しで使って感触を確かめてみましょう!
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それでは、次の記事でお会いしましょう!よいカメラライフを!