SONY Eマウントレンズは、フルサイズ対応レンズだけでも約200種類とラインナップが非常に豊富。交換レンズの選択肢が広いのはユーザーにとってもありがたいですよね
一方で、価格は3万円〜30万円とピンキリで、カメラ使用歴が短い方はどのレンズを買ったらいいかよくわからないと悩むところかと思います

コスパを重視するならどのレンズか?が知りたいですよね
そこで今回は、多くの方が基準として考えるであろう予算10万円に収まる中で、コスパの高い8つの神レンズをご紹介します

SONYのカメラ・レンズに150万円を超える投資してきた、僕自身の実体験から買って間違いないレンズをピックアップしました!
Eマウントおすすめレンズ8選
商品名 | カテゴリ | 価格 | 特徴 |
![]() SONY FE 20mm F1.8 G (SEL20F18G) | 単焦点レンズ (広角) | 約11万円 | 大きなボケ感・歪みの少なさで高い評判 星空撮影・VLOGにベストマッチ |
![]() SONY FE 40mm F2.5 G (SEL40F25G) | 単焦点レンズ (準広角) | 約7万円 | iPhoneほどに軽く・撮影性能も高い アクティブな撮影でおすすめ |
![]() SONY FE 55mm F1.8 ZA (SEL55F18Z) | 単焦点レンズ (標準域) 最初の1本におすすめ | 約9万円 | 軽量コンパクトで抜群の解像度 高速AF・独特のボケ感が魅力 |
![]() SONY FE 85mm F1.8 (SEL85F18) | 単焦点レンズ (中望遠) | 約5万円 | 5万円台で買えるコスパ最高ポトレレンズ 中望遠かつF1.8のボケ感は独特の世界観 |
![]() Tamron 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 | ズームレンズ (標準域) 最初の1本におすすめ | 約9万円 | F2.8通しのズームでは抜群のコスパ 純正に引けを取らない高い解像感・AF性能が魅力 |
![]() Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD | ズームレンズ (高倍率) | 約8万円 | 広角から望遠まで1本でカバーする便利レンズ F2.8スタートの高倍率ズームは世界初 |
![]() Tamron 17-28mm F/2.8 Di III RXD | ズームレンズ (超広角) | 約10万円 | 超広角域は屋内撮影にピッタリ ズームレンズの中でも軽量でVLOGにもフィット |
![]() Tamron 70-180mm F/2.8 Di III VXD | ズームレンズ (望遠) | 約12万円 | 最長180ミリに対応するF2.8通レンズ ボケはトロトロ・ハーフマクロ対応も魅力 |
今回紹介するレンズは、すべて僕自身が実際に使用した中でおすすめしています
各レンズに感想を添えている関係上ややボリューミィな記事となりますが、ぜひ参考にしていただければ幸いです
\ これまで書かせていただいたレビュー記事 /
おすすめ神レンズの選定基準

SONYフルサイズ機の魅力は、なんといってもコンパクトなボディですよね
一方でレンズ(フルサイズ用)については、APS-C対応レンズと比べるとデカくて重くなりがちで、SONYフルサイズ機のコンパクトなボディを活かしきれないのが悩ましいところです

ボディは小さい分、レンズがデカいと不恰好になりますし、持ち運びのモチベーションも下がってしまいますよね
そのため、今回紹介する神レンズではコンパクトなボディを最大限に活かせるように、サイズ・重さと写りのクオリティを両立したレンズであることを重視して選定しています
また、今回は紹介していませんが、予算を最小限におさめたい方向けに3万円台買えるEマウントフルサイズ用レンズについても別記事でまとめています。ぜひ気になる方は参考にしてください
それでは早速、おすすめのSONY Eマウント神レンズについて紹介していきます

今回はズームレンズと単焦点に分けて紹介します。それぞれ焦点距離別(広角・標準・望遠)でまとめています
SONYおすすめ神レンズ:単焦点レンズ編
はじめに紹介するのは、画角が固定となる単焦点神レンズ4本です
ズームレンズが気になる方はこちらから
NEXT|おすすめ神ズームレンズ4選

単焦点レンズは固定の焦点距離に特化した開発ができる分、ズームと比べてクオリティが高いレンズが多いのが特徴です
単焦点レンズのおすすめ神レンズは、全てSONY純正レンズです。サードパーティよりやや値段が高くなりがちですが、以下の点でメリットがあります
- 最大限にボディの性能を引き出せる(AF・手ぶれ補正 他)
- 他レンズと操作系を統一しやすい
- 単焦点レンズは比較的手が出しやすい価格帯

ここ最近のSONY α7シリーズでは、動画撮影時のアクティブ手ぶれ補正やブリージング補正をはじめ、SONY純正レンズで大きな恩恵が受けられる機能が徐々に増えています
それでは、以降ではSONY Eマウントの単焦点神レンズについて、ひとつずつ紹介していきます
広角単焦点:SONY FE 20mm F1.8 G(SEL20F18G)
「SONY FE 20mm F1.8 G(SEL20F18G)」は、開放F1.8と明るい広角単焦点レンズ
手を伸ばした撮影距離から自撮りしても自分の顔が大きく写りすぎないため、VLOGやYoutube配信など自撮りをする方には特に人気のレンズです

一般的に広角レンズはボケにくい特徴がありますが、「SONY FE 20mm F1.8 G(SEL20F18G)」は、F1.8まで絞りを開放できるので、広角ながら背景をしっかりボケさせることができます
また、サイズ感・軽さも非常に魅力的。手のひらに収まるサイズ&373グラムと軽量設計のため、自撮り撮影などで片手持ち続けていても疲れにくいレンズになっています

丸ボケ・高い解像感・歪みの少なさ・高速AFなど、隠れGMレンズと言われるほどに写りのクオリティが非常に高いレンズです
- 焦点距離:自撮り・室内撮影・風景撮影にマッチ
- 光学性能:F1.8の明るさと高い描写性能
- 近接撮影がしやすい:テーブルフォトにも便利
- 爆速&静音AF:動画撮影にもバッチリ

背景を広く見せつつボケもしっかり出すことができます

歪みが少ないので室内撮影もシュッとした雰囲気に

画面の四隅までまん丸で綺麗な丸ボケが特徴
メーカー | SONY |
レンズ名称 | FE 20mm F1.8 G (SEL20F18G) |
レンズカテゴリ | 超広角単焦点レンズ |
焦点距離 | 20mm |
開放F値 | F1.8 |
最短撮影距離 | 0.18m (マニュアル時) |
レンズ内手振れ補正 | 非対応 |
防塵防滴 | 対応 |
サイズ (レンズ径×長さ) | 74×85mm |
重さ | 373グラム |
フィルター径 | 67mm |
動画はもちろん、広角レンズならではのパースを効かせた撮影は、映すものをよりダイナミックに見せてくれるので、普段の構図から変化をつけたい方は、ぜひチェックしてみてください

準広角単焦点:SONY FE 40mm F2.5 G(SEL40F25G)
「SONY FE 40mm F2.5 G(SEL40F25G)」は、SONY Eマウントレンズの中でも圧倒的な軽量コンパクトさを誇るGレンズです
視野に近い画角とコンパクトさの組み合わせがベストマッチで、スナップや動き回る子どもとの撮影などの機動力重視の用途にピッタリです

僕自身もほぼこのレンズを使っているほどに欠かせないレンズになっています

最大の特徴は軽さと小ささ。レンズ自体は173グラムしかないので、常に首からカメラをぶら下げていても疲れを感じませんし、動き回りながらの撮影でもストレスフリーで撮影することができます

一般的にフルサイズレンズは300グラム台でも軽いと言われるほどですから、173グラムの軽さの凄さが良くわかるかと思います

小さな筐体ではあるものの画質は非常に良く、特に解像度や高コントラスト(逆光)への強さはGレンズに相応しい性能だと感じます
また、付属する独特の形状のレンズフードにも、フィルターが取り付けが可能で、NDフィルターの着脱がすごく容易にできます(特に動画を撮る方には嬉しい配慮です)

- 写真・動画ともに使いやすい焦点距離
- 機動力重視の撮影に最適な超コンパクトレンズ
- 解像感の高さ・滑らかなボケ感が魅力
- 独特のレンズフードでフィルター交換を素早くできる

広すぎず狭すぎずの使いやすい画角

最短撮影距離が短く使い勝手◎

画面の端まで解像感が抜群

逆光耐性にも強くコントラストが高い
メーカー | SONY |
レンズ名称 | FE 40mm F2.5 G (SEL40F25G) |
レンズカテゴリ | 準標準単焦点レンズ |
焦点距離 | 40mm |
開放F値 | F2.5 |
最短撮影距離 | 0.25m (マニュアル時) |
レンズ内手振れ補正 | 非対応 |
防滴 | 防塵防滴対応 |
サイズ (レンズ径×長さ) | 68×45mm |
重さ | 173グラム |
フィルター径 | 49mm |
40mmの焦点距離は、背景を程よく入れることができるすこし広めの標準域ですので、初心者の方にも非常に使いやすいレンズです
使い勝手の良い画角・圧倒的な携帯性・写真/動画どちらにも高いクオリティと欠点らしい欠点が無いほどの神レンズですので、手頃なサイズのレンズをお探しの方は是非チェックしてみてください
詳しいレビュー内容はこちら(作例付き)
実際に使ってよかった点・作例など魅力をたっぷりお伝えしていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください

標準単焦点:SONY FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)
SONY Eマウントの標準域単焦点レンズは、ラインナップが非常に充実していて、合計で30を超えるレンズが存在します
この中で性能・サイズ・価格のバランスを踏まえておすすめしたいのが「SONY FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)」です

2013年に発売されたレンズですが、いまだに神レンズとして定評があります

このレンズの最も特徴的な点は、解像度の高さとボケの美しさ
絞り開放でもピントが合った部分はキレキレな写りをするため、ズームレンズや廉価な単焦点レンズとは明らかに違う質感を出してくれます

解像感の良さはツァイスブランドの魅力の一つですね
また、ボケ感が特徴的でレンズ中央部は綺麗な丸ボケ、そこから画面端につれてグルグルとしたボケに変化する特徴を持っていて、他のレンズとの差別化できる面白いレンズになっています
一般的にツァイスレンズはサイズが大きいのですが、「FE 55mm F1.8 ZA」は300グラム未満の小型軽量設計。スナップ用途はもちろん動画撮影にも使いやすいレンズになっています


SONY α7c・α7III・α7IVなど、コンパクトなボディとの相性がバッチリですね
- カールツァイスの特有の高解像感とクリアな写り
- 軽量コンパクトで携帯性も◎
- 差別化できるぐるぐるボケ
- 純正相当の正確・高速AF
- 最短撮影距離は0.5mとやや寄れない

F1.8と明るいレンズのため夜景との相性◎
解像感が高く被写体のリアルな質感を出しやすい

標準域で十分なボケ感が出せるため使い勝手◎
メーカー | SONY |
レンズ名称 | FE 55mm F1.8 ZA (SEL55F18Z) |
レンズカテゴリ | 標準単焦点レンズ |
焦点距離 | 55mm |
開放F値 | F1.8 |
最短撮影距離 | 0.5m |
レンズ内手振れ補正 | 非対応 |
防滴 | 防塵防滴対応 |
サイズ (レンズ径×長さ) | 64×71mm |
重さ | 281グラム |
フィルター径 | 49mm |
ツァイスの描写と携帯性を両立したレンズは、Eマウントの中でも珍しい存在です
実売価格が9万円程度と金額はやや高いですが、使用頻度の高い焦点距離ですので、投資価値は十分にあると思いますので、気になる方はぜひチェックしてみてください

状態が良い中古レンズも多く出回っていますので、Amazonや楽天市場で探してみてもいいかと思います
詳しいレビュー内容はこちら(作例付き)
実際に使ってよかった点・作例など魅力をたっぷりお伝えしていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください

中望遠単焦点:SONY FE 85mm F1.8(SEL85F18)
バストアップを切り取りつつ、背景を大きくぼかせる中望遠レンズ。その中でもコスパ最高の神レンズとして間違いない地位を確立しているのが「SONY FE 85mm F1.8(SEL85F18)」です
一般的に中望遠レンズはサイズが大きく高価なモノが多い一方で、「SONY FE 85mm F1.8」はなんと5万円台で買えるうえに、サイズも非常にコンパクトな点が魅力です


5万円台というのは、SONYフルサイズ用のレンズとしては撒き餌レンズの次に安い価格帯です
中望遠かつ開放F1.8から繰り出されるボケ感は非常に大きく、前後の余計な情報をボケさせることで、被写体を強調することができます


ボケ感はやや周辺がレモン型のボケにはなるものの、味があって面白いレンズです
解像感も非常に良好で、巷では隠れGレンズと呼ばれるほどに評判が高いレンズです

また、最大撮像倍率が0.13倍と中望遠レンズにしては比較的寄れるため、バストアップから顔にクローズアップした撮影にも使いやすいレンズになっています


全身撮影、腰上、顔のクローズアップなど、ポートレートの中でも引き出しをたくさん持ち合わせているので、使い所に困らないと思います!
重さがわずか371グラム・手のひらサイズと超コンパクトな形状のため、気軽に持ち運ぶことができます

- 開放F1.8では背景がトロトロにボケる
- 隠れGレンズと呼ばれるほどに高い解像感
- 中望遠なのに割と寄れるため、クローズアップ撮影にも使える
- 軽くて小さくて持ち運びにも便利
- 5万円台で買える超ハイコスパレンズ



メーカー | SONY |
レンズ名称 | FE 85mm F1.8 (SEL85F18) |
レンズカテゴリ | 中望遠単焦点レンズ |
焦点距離 | 85mm |
開放F値 | F1.8 |
最短撮影距離 | 0.8m |
レンズ内手振れ補正 | 非対応 |
防滴 | 防塵防滴対応 |
サイズ (レンズ径×長さ) | 78×82mm |
重さ | 371グラム |
フィルター径 | 67mm |
写りの良さ・ポートレートレンズとしての汎用性の高さ・携帯性、どれ踏まえても、ちょっと5万円台で買えるのは信じられないくらいにコスパが高いレンズです

これからポートレートを撮ってみたいと考えている方には、ぜひ一度手にとっていただきたい神レンズです
詳しいレビュー内容はこちら(作例付き)
実際に使ってよかった点・作例など魅力をたっぷりお伝えしていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください


いかがだったでしょうか。以上がSONY Eマウントにおける神単焦点レンズ4本のご紹介でした!
SONY Eマウント神レンズ:ズームレンズ編

単焦点レンズに続いて紹介するのは、画角が変えられるズームレンズのおすすめレンズ4本です
SONY純正のズームレンズは容易に10万円を超えるほどに高価なレンズばかり。またサイズ感もひとまわり大きいことから、ズームレンズについてはすべてサードパーティ製(Tamron)をおすすめしています
標準ズーム(F2.8通し)で価格比較
メーカー | Tamron | SONY |
レンズ名称 (略称) | 28-75mm F/2.8 G2![]() | FE 24-70mm F2.8 GM II![]() |
実売価格 | 約9万円 | 約24万円 |
ズームレンジ | 28-75mm | 24-70mm |
開放F値 | F2.8 | F2.8 |
大きさ (最大径・長さ) | 76 × 118mm | 88 × 120mm |
重さ | 540g | 695g |

サードパーティとはいえ、TamronレンズのクオリティはSONY純正に負けず劣らずで、非常に人気のメーカですよ
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タムロンは本当にコスパが高く、Eマウントユーザーを使う最大のメリットと言っても過言ではないかと思います
以下の記事では(今回紹介できなかったレンズを含め)Eマウントで使えるおすすめのタムロンレンズを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください
標準ズーム:Tamron 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063)
「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」は、広角域から中望遠まで幅広く使える標準域ズームレンズ。
どのズーム域でも開放F2.8で使えることもあり、画角の汎用性&夜間を含めたあらゆるシーンで活躍してくれる超便利なレンズです

第二世代に当たる「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」は、第1世代から画質がさらに改善がされていて、単焦点レンズの必要性が薄れるくらいに満足できる撮れ高をもたらしてくれます

F2.8開放からピント面はキレキレ

画面の端までしっかりと解像してくれます
また、タムロンレンズは一般的に寄れるレンズが多く、このレンズもクォーターマクロ相当に寄れるため、テーブルフォトや手を伸ばして自撮りするなど、一般的なズームレンズでは苦手とする撮影でも難なく撮ることができます

広角・望遠端ともに手を伸ばしたところまで寄れるので非常に便利
気になるレンズの重さはわずか540g。「SONY α7IV」などのボディと合わせても総重量は1.2kg程度とフルサイズ機と大三元ズームレンズの組み合わせにしては別格の持ち運びやすさも魅力のひとつです

SONY純正標準ズーム(F2.8通し)との比較
SONY純正レンズ「FE 24-70mm F2.8 GM II」も第一世代から圧倒的な小型化がされましたが、それでも「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」の方が150グラム以上軽く、サイズも小さくなっています
メーカー | Tamron | SONY |
レンズ名称 (略称) | 28-75mm F/2.8 G2![]() | FE 24-70mm F2.8 GM II![]() |
実売価格 | 約9万円 | 約24万円 |
ズームレンジ | 28-75mm | 24-70mm |
開放F値 | F2.8 | F2.8 |
大きさ (最大径・長さ) | 76 × 118mm | 88 × 120mm |
重さ | 540g | 695g |

同じ大三元ズームレンズでも、持ち運びやすく、価格メリットも非常に大きいですので、Eマウントユーザーならまずはチェックしたいレンズだと思います!
一部のサードパーティレンズでは、SONY純正レンズよりオートフォーカス性能が劣るようなこともありますが、このレンズに関しては全く見劣りはなく激しく動く被写体もしっかり捉えてくれます

体感上、AF性能はSONY純正レンズとまったく見劣らないです!
また、広角域から標準域にかけてズームしても筒が伸びにくい構造になっているため、ジンバル撮影時にバランスのチューニングをし直さなくても良いところも非常に便利です

第一世代のレンズより、より動画の利便性に配慮した作りになっていますよ
価格もびっくりするほど安く、10万円を切る価格で販売されています。第一世代と比べても1.5〜2万円程度しか価格差がないので、これから標準ズームレンズを探そうと考えている人にはベストな選択になると思います

純正の大三元ズームレンズの半額以下です…!Eマウントは本当に恵まれていると思います…!
- F2.8通し&万能な焦点距離
- 高い接写性能:ハーフマクロ相当に寄れる
- 第一世代からの進化:高解像・AF高速化・小型化
- レンズカスタマイズ:フォーカス送りの自動化・リング感度等を変更可
メーカー | TAMRON |
レンズ名称 | 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063) |
レンズカテゴリ | 標準ズームレンズ |
焦点距離 | 28-75mm |
開放F値 | F2.8 |
最短撮影距離 | 0.18m (ワイド端) |
レンズ内手振れ補正 | 非対応 |
防塵・防滴 | 防滴対応 |
サイズ (レンズ径×長さ) | 76×118mm |
重さ | 540グラム |
フィルター径 | 67mm |
SONY純正のF2.8通し標準ズームの半額以下とコスパは非常に高く、また画角・明るさ・動画への強さなど欠点を挙げるのが難しいほどにクオリティの高いレンズです

万能な標準ズームレンズということもあり、はじめてのレンズ選びで悩んでいる方には特にイチオシですので、ぜひチェックしてみてください
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実際に使ってよかった点・作例など魅力をたっぷりお伝えしていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください

高倍率ズーム:28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)
「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」は、標準ズームよりもさらに望遠ズーム域が伸びた高倍率ズームレンズ
コンパクトな外観はそのままに望遠ズーム相当の画角までカバーしてくれるため、荷物の量が気になる旅行やお出かけの際に大活躍するレンズです

レンズ交換の手間もかからないので、たくさんの撮れ高を残してくれる便利なレンズですよ

最も特徴的な点は開放F値が2.8スタートであること。動画撮影時のボケ感も十分・夜間でも綺麗な撮影が出来るため、非常に評判を集める高倍率ズームレンズとなっています
また、サイズ感と軽量性も嬉しいポイント。実は先ほど紹介した標準ズームレンズとサイズ感はほぼ同じです

望遠域をカバーしつつも望遠レンズより圧倒的な小ささを実現しています

- 圧倒的な画角のカバー範囲&寄れる:どんな撮影シーンでも1本で対応できる
- 軽量コンパクト:旅行でも持ち運びやすい
- 開放F2.8スタート:暗所でも十分に撮れる

焦点距離47mm, F5.6, SS1/800s, ISO 3200

焦点距離94mm, F5.6, SS1/800s, ISO 3200

焦点距離152mm, F8.0, SS1/1000s, ISO 100
レンズ名 | 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (高倍率ズームレンズ) |
実売価格 | 7万円程度 |
焦点距離 | 28mm〜200mm |
開放F値 | F2.8(広角端)〜F5.6(望遠端) |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
レンズ構成 | 14群18枚 |
フィルター径 | 67mm |
重さ | 575g |
最大径 × 長さ | 74 × 117mm |
最短撮影距離 | 0.19m(広角端) 0.8m(望遠端) |
最大撮像倍率 | 0.32倍(広角端) 0.26倍(望遠端) |
手ぶれ補正 | なし |
防塵防滴 | 簡易防滴対応 |
標準ズームと望遠ズームレンズの2本分の仕事ができて、軽くて、F2.8から使える性能を持ちながら価格はなんと7万円台
コスパも使い勝手も非常に長けたレンズになっています。色々なズーム域で撮影してみたいけど「F値が小さな大三元レンズは高くて手が出ない」と考えている方にはベストな選択になると思います
詳しいレビュー内容はこちら(作例付き)

広角ズーム:Tamron 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)
一般的に広角ズームレンズは価格が高く、サードパーティでも10万円を超えることは珍しくありません
その中でも「17-28mm F/2.8 Di III RXD」は10万円以下で買えることでコスパに定評があるレンズです


SONY純正のF2.8通し広角ズームレンズ(SEL1635GM)の価格は23万円程度。同じF2.8通しのレンズでも価格が半額以上安く買えちゃいます
- 超広角から標準域までカバーできる汎用性の高いズーム範囲
- 大三元ズームとは思えないほどに軽くてコンパクトな外観
- インナーズーム式で動画(ジンバル撮影)にも最適
このレンズの魅力は17mmスタートの焦点距離。標準レンズでは狭いと感じがちな室内撮影・VLOGなど自撮り撮影ですごく活躍してくれます
APS-Cクロップを使えば最大42mm相当で使えるため、わざわざレンズ交換をしなくてもこれ一本で超広角〜標準域撮れてしまう非常に便利なレンズです

室内・建物には超広角レンズがぴったりです
420グラムと大三元ズームレンズとは思えないほどに軽くてコンパクトなところも非常に魅力で、ちょっと広角を持っていこうかな?と思った時にバッグにスッと忍ばせることができます

また、ズームしても筒が伸びない(重心がズレない)インナーズーム式のため、ジンバルでに載せた際にズームのたびにバランス調整をしなくても良いところも動画を撮る方には非常に刺さる点だと思います


GMレンズですら、インナーズームには対応していないので、大きな差別化ポイントだと思います
開放F2.8であれば広角でも背景ボケを大きくできる上に、オートフォーカスも非常に速く、写真・動画どちらにも適したオールマイティなズームレンズです

広角ながらF2.8で撮ると背景がしっかりボケます

ポートレート撮影もダイナミックな表現に
メーカー | TAMRON |
レンズ名称 | 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046) |
レンズカテゴリ | 超広角ズームレンズ |
焦点距離 | 17-28mm |
開放F値 | F2.8 |
最短撮影距離 | 0.19m |
レンズ内手振れ補正 | 非対応 |
防塵・防滴 | 防滴対応 |
サイズ (レンズ径×長さ) | 73×99mm |
重さ | 420グラム |
フィルター径 | 67mm |

Tamronレンズのフィルター径は67mmでほぼ統一されているため、NDフィルターなどのフィルター類を使いまわせるため、経済面でもありがたいですね
動画撮影や風景・星空撮影などで超広角レンズをお探しの方、またコンパクトさとコスパにこだわりたい方はぜひチェックしてみてください

望遠ズーム:Tamron 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)
風景撮影・運動会など、遠くから一部を切り抜く撮影では望遠ズームレンズが大活躍します
一方で、一般的に望遠ズームかつF2.8固定の大三元ズームレンズは非常に高価。どのカメラメーカーでも20万円を超えるため、購入に躊躇する方も多いかと思います
その中でも「70-180mm F/2.8 Di III VXD」は、コスパが非常に高い望遠ズームレンズで、個人的にも買ってよかったレンズNo.3に入るほどに気に入っているレンズです

実売価格は12万円程度と10万円には収まらないのですが、本当におすすめのレンズです…!


大三元望遠ズームの中でも、描写・性能・携帯性どれも性能が高く、価格.comでも★4.9と非常に評価が高いレンズです
- F2.8・最大焦点距離180mmにより、日常では味わえない大きなボケ感を出せる
- F2.8通しの望遠ズームの中では比較的小さいため、持ち運びが便利
- 中望遠のハーフマクロレンズとしても使える
標準レンズと組み合わせて使うことが多い望遠ズームレンズには、コンパクト・軽量性は特に重視したいところですよね
その点「70-180mm F/2.8 Di III VXD」は、一般的な望遠ズームレンズと比べると非常に小さいレンズになっていて、持ち運びでも苦労が少ない便利な望遠ズームになっています

メーカー | Tamron | SONY |
レンズ名称 (略称) | 70-180mm F/2.8 Di III VXD![]() | 70-200mm F2.8 GM OSS II![]() |
ズームレンジ | 70-180mm | 70-200mm |
開放F値 | F2.8 | F2.8 |
大きさ (最大径・長さ) | 81 × 149mm | 88 × 220mm |
重さ | 810g | 1045g |
レンズ価格 | 約12万円 | 約30万円 |
画質面でも非常に優秀で、F2.8通しの望遠レンズのため非常に大きなボケを出すことができます
また、暗いシーンでもF2.8の開放設定ではシャッタースピードを稼げるため、望遠撮影で気になる手振れを抑える効果も併せ持っています

また、一般的には望遠レンズは寄れないものが多いですが「70-180mm F/2.8 Di III VXD」は、マニュアルフォーカス時にハーフマクロで撮影することができます
寄れるレンズを別途持ち歩く必要がないため、スナップ撮影でも活躍するレンズですよ

肉眼では見えない世界が写せるため、このレンズ1本を持って街をぶらぶら歩きながら撮影するのに一時期すごくハマっていました!

写りの良さはもちろん、携帯性・ハーフマクロ撮影といった付加価値も多く、さらには10万円程度で買うことができるため、まさに望遠ズームの神レンズと呼ぶに相応しい特徴を持ったレンズとなっています
メーカー | TAMRON |
レンズ名称 | 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056) |
レンズカテゴリ | 望遠ズームレンズ |
焦点距離 | 70-180mm |
開放F値 | F2.8 |
最短撮影距離 | 0.27m (マニュアルAF時) |
レンズ内手振れ補正 | 非対応 |
防塵・防滴 | 防滴対応 |
サイズ (レンズ径×長さ) | 81×149mm |
重さ | 810グラム |
フィルター径 | 67mm |
望遠ズームが欲しいけどサイズ感や価格がネックだと感じていた方は、望遠ズームレンズの捉え方が変わるほどにいいレンズですので、ぜひチェックしてみてください


SONY Eマウントの神ズームレンズ3本のご紹介は以上です!さいごにまとめに入ります
まとめ:価格が全てじゃない。レンズ選びではコスパの高さを重視しよう

今回は、SONY Eマウントでフルサイズに対応した神レンズ8選を紹介させていただきました
レンズは高い買い物ですし、ボディよりも長く使い続ける場合も多いため、購入の際にはクオリティーや携帯性にもこだわるのがベターです

後から同じ画角のレンズを買い直すのが一番勿体無いですからね
今回紹介したレンズはどれも携帯性が優れていて写りが良いレンズで、胸を張っておすすめできるレンズばかりです。SONY α7III・α7C・α7IVなど、フルサイズカメラを持っている方はぜひチェックしてみてくださいね
Eマウントおすすめレンズ8選
商品名 | カテゴリ | 価格 | 特徴 |
![]() SONY FE 20mm F1.8 G (SEL20F18G) | 単焦点レンズ (広角) | 約11万円 | 大きなボケ感・歪みの少なさで高い評判 星空撮影・VLOGにベストマッチ |
![]() SONY FE 40mm F2.5 G (SEL40F25G) | 単焦点レンズ (準広角) | 約7万円 | iPhoneほどに軽く・撮影性能も高い アクティブな撮影でおすすめ |
![]() SONY FE 55mm F1.8 ZA (SEL55F18Z) | 単焦点レンズ (標準域) 最初の1本におすすめ | 約9万円 | 軽量コンパクトで抜群の解像度 高速AF・独特のボケ感が魅力 |
![]() SONY FE 85mm F1.8 (SEL85F18) | 単焦点レンズ (中望遠) | 約5万円 | 5万円台で買えるコスパ最高ポトレレンズ 中望遠かつF1.8のボケ感は独特の世界観 |
![]() Tamron 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 | ズームレンズ (標準域) 最初の1本におすすめ | 約9万円 | F2.8通しのズームでは抜群のコスパ 純正に引けを取らない高い解像感・AF性能が魅力 |
![]() Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD | ズームレンズ (高倍率) | 約8万円 | 広角から望遠まで1本でカバーする便利レンズ F2.8スタートの高倍率ズームは世界初 |
![]() Tamron 17-28mm F/2.8 Di III RXD | ズームレンズ (超広角) | 約10万円 | 超広角域は屋内撮影にピッタリ ズームレンズの中でも軽量でVLOGにもフィット |
![]() Tamron 70-180mm F/2.8 Di III VXD | ズームレンズ (望遠) | 約12万円 | 最長180ミリに対応するF2.8通レンズ ボケはトロトロ・ハーフマクロ対応も魅力 |
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