こんにちは。はろ(@haroharo72)です
いつもは写真やカメラに関する解説を主に情報発信をする当ブログ
今回は趣旨をすこし変えて「撮影日記」的な感じで、ラフに撮影のスポットの紹介・撮影の様子をお届けしていきたいと思います
第1回目となる今回は、鎌倉の人気スポットである「明月院」での紫陽花撮影の様子をお届けします
この時期の鎌倉は本当に風情があって大好きなスポットです
ぜひ観光気分で写真を楽しんでいただいたり、「ふむふむ、こうやってこの写真は撮ったんだな」と共感していただけると嬉しいです
今回の被写体は「鎌倉の紫陽花」
六月といえば梅雨。梅雨といえば紫陽花ですよね
紫陽花自体は決して珍しい花ではありませんが、一面に咲く紫陽花はなかなかお目にかかれません
そこで今回は、あじさい寺として有名な「明月院」へ足を運んで見ました

「明月院ブルー」と言われるほど青い紫陽花。本当に最高でした!
明月院は、北鎌倉駅から徒歩10分程度とアクセスもよく、鎌倉エリアでも随一の人気観光スポットです
あじさいだけではなく、紅葉も有名なお寺です
特に、彩り豊かな景色を切り抜く「丸窓」が非常に有名です


この写真は紅葉シーズンに撮影したものです
つまり紫陽花に紅葉と1年で2度美味しいスポットなので、みなさんもぜひ訪れてみてください
ただし、コロナ禍の現在は、土日は閉門となっているためご注意を
いざ北鎌倉へ
さて、ここからが撮影記です!明月院へ向かうため、北鎌倉駅へ到着

駅に着いたので、カメラ機材の準備します
とりあえず軽い感じで撮れればいいやと思い、SONY α7ⅢとFE40mm F2.5Gの単焦点レンズでふらふらしてみます

このレンズは本当に軽くてスナップには最高です。好きすぎてレンズレビューも書いているので、興味があればぜひ見てください。笑

そんな感じでカメラを持っていざ出発
駅を降りると、さっそくお茶屋さんがお出迎えしてくれました

北鎌倉には多数のお寺があるとともに、こういった個店のお茶屋さんも多いことが魅力のひとつ。とはいえ、今日は紫陽花を撮りに来たので、目で楽しむだけに留めて足を進めます
さらにちょっと進むと、これもまた有名なスポットの円覚寺

紅葉の季節にこの石階段から駅側を見下ろすと、東海道ラインの車両と紅葉のコラボレーションが楽しめるので、個人的にも好きなスポットのひとつです

それにしても浴衣の人がいるところが、いかにも北鎌倉っぽい

風情を楽しむ観光客のみなさんをさておき、カメラ小僧は明月院へ向かいます
あじさい寺「明月院」に到着
少し歩みを進めると明月院に到着
おおー、入り口から青い紫陽花が群青していて圧巻の光景です

平日なのに人混みがすごい
明月院の中は人がたくさんです。土日は閉門している影響からなのか、平日は混み合うようです

観光客だけじゃなくて、手前の女の子のようなモデルさんを連れたカメラマンも多くてびっくり(ちょっと羨ましかったり)
場所によってはすれ違うのも大変な状況でした

明月院は北鎌倉駅とは違う様相です。みんな紫陽花すきなんですね
望遠レンズに取り替えていざ撮影開始
このまま40mmの画角で撮影すると、どうしても背景に人が映り込んでしまうので、Tamron70-180mm F2.8の望遠ズームレンズに付け替え

このレンズも望遠ズームながら、非常に軽くて使いやすいお気に入りのレンズです
気を取り直して撮影の再開です。にしても明月院の紫陽花ってすっごく青い

青色の紫陽花自体は珍しくないのですが、色がここまで統一されていているのはあまり見たことないかも
明月院の光は柔らかい
「明月院」は森に囲まれたお寺なので、柔らかな日光と影が紫陽花を柔らかく写してくれるなぁと感じます
光と影があるからこそ生まれる絶妙な深みのある雰囲気。非常にエモいです

実は、以前に紅葉を撮りにきた時には、時間が悪く日光が全然入ってこなかった苦い思い出があったので、今回は光が真上から差すお昼を狙って撮影してみました
日光と影がいい感じにの構図がたくさんあったので、主題と背景の明るさにギャップをつけながら主題を引き立ててみます
あえて白黒にすることでコントラストで遊んでみました

木漏れ日を背景に取り入れて玉ボケを出してみる

特に順路がないので、混雑を避けながらうろうろしていると、生けられた紫陽花を発見
こういった細やかなおもてなしを楽しみながら撮影を続けます

ハーフマクロで遊んでみる
Tamron70-180mmはハーフマクロ撮影ができるので、ぐぐっとアップして撮ってみる
マクロ撮影では「手振れしやすのでシャッタースピードを上げる」のと、「めちゃくちゃボケるのでF値はかなり大きくする」のがおすすめです

ちなみに紫陽花の「花」って実はこの中心のまんまるの部分って知ってました?私はしりませんでした
花びらに見える部分は「がく」と呼ばれる部分らしいです。「がく」ってなんでしょうね…笑
まだまだ紫陽花を撮ってみる
紫陽花と水場を発見。木漏れ日と相まっていい感じに紫陽花を引き立ててくれます

水滴が滴る紫陽花もいい感じですね。雨上がりに撮影すると最高なんだろうなぁ

石畳と紫陽花。この紫陽花はすごく美人でした
カメラを持つと自然と美人の花を探しちゃうのはなぜだろう。多分写真やっている人ならわかってくれるはず

青色だけではなく、紫色の紫陽花も少し咲いていました。紫陽花は色が濃い方が好みかも

どーんと中央に紫陽花を置いて日の丸構図。ちょうど中央に光が当たっているので主題がわかりやすいかと思います。写真を撮る時は光に注目するといいですよ

引きの写真も撮ってみる
アップの写真が多くなっていたので、すこし俯瞰して紫陽花を撮影
この構図の真ん中に人物を配置してポートレート撮影をすると、かなり映えそうですね。明暗差もかなり好み

1枚1枚の撮影に集中するとすごく疲れる…笑
そろそろ疲れてきたのと、混雑の中で撮影するのも気がひけるので、すこし足早に明月院を後にすることにしました

帰り道にもお茶屋さんを発見。なんかもう入り口からしてエモいよね
いつか行ってみたいなぁと思いつつ、おひとりさまする勇気もなかったのでスルー笑

十分写真を楽しんだけども、帰るにはまだ少し日が高い時間帯だったので、鶴岡八幡宮に向かうことにしました
ふらっと「鶴岡八幡宮」に出向いてみる
鶴岡八幡宮は鎌倉駅が最寄駅。北鎌倉駅から一駅だけ電車で移動します
さっそく鎌倉駅に降り立つと鎌倉小町名物の鳥居がお出迎えしてくれます。レンズはFE40mm F2.5G
気軽なスナップを楽しんでみます

なんか鯉のぼりみたいなのがついているね。ちゃんとした名前知らないな〜
鎌倉小町も紫陽花模様に
鎌倉小町はいろんなお店があって、目で見ても楽しい・食べて楽しい・体験して楽しいところです
ところどころ紫陽花が飾ってあって、鎌倉全体が紫陽花に囲まれている雰囲気を感じさせてくれました

甘味処もたくさん。鶴岡八幡宮に着くまでにお腹いっぱいになっちゃうこともしばしばです
この日は結構暑かったこともあり、すごく魅力的に感じたものの、気持ちを抑えて鶴ヶ岡八幡宮をめざします

路地で見つけた自転車。スポットライトを浴びていてエモい
いかにもスナップって感じの一枚ですよね

鶴岡八幡宮に到着!お目当ては花手水
いろいろな誘惑に打ち勝って、いざ鶴岡八幡宮へ到着

鶴岡八幡宮自体に紫陽花が咲いているわけではないのですが、この季節だけ花手水が見られるので狙ってみました

紫陽花がぽんぽんっと敷き詰められていてめっちゃ綺麗
配色にもこだわりを感じますね

本当にどこを切り取ってもエモい。紫陽花と水の相性が抜群だけに、花手水は最高でした!

今回の撮影はこれでおしまい
すきなだけ花手水を撮影していたらそろそろ夕方に。たくさん写真を撮れたので今回の撮影はおしまいです
今回は鎌倉エリアの中でもほんの一部のスポットの撮影でしたが、十分に楽しむことができました

来年の紫陽花の季節は別のスポットにもチャレンジしてみたいと思います
現像ビフォーアフター

最後に、今回撮影した写真の中で特に気に入った3枚の写真について、現像ビフォーアフターで振り返りたいと思います
写真の魅力は撮るだけではなく、撮影した写真を現像(編集)することも魅力のひとつといったところをお伝えできれば幸いです

写真中央のスライダーを左右に振ってみてください
左:現像前 / 右:現像後






これらはすべてRAW現像という編集方法を用いていて、自分の思い通りに写真を加工することができます

写真の加工フィルターを自分で作るような感覚で、初心者の方でもできますよ
編集で使ったツールを紹介
現像は「Adobe Lightroom」という編集ツールを使っています。有料ツールですが、以下のようなメリットがあります
- 充実した写真編集機能があるため、本格的な色調整・明るさ調整ができる
- 大量の写真編集でもモタつかない処理の速さ
- 世界中で人気の写真編集ツールであり、編集過程を真似しやすい
フォトプラン(Lightroom + Photoshop)なら、月額1,000円程度からはじめることができる上に、7日間の無料体験ができるので「本格的な写真編集をしてみたい人」はぜひ使ってみることをオススメします

本当に使いやすくて写真をより楽しくしてくれるツールです
おわりに

こんな感じでゆるっと、写真撮影の様子を綴る企画ですが、楽しんでいただけたでしょうか?
また、みなさんにお伝えできるような撮影スポットに訪れた際にはまとめていきたいと思います。ひとりでも多く、写真の魅力が伝われば幸いです

それでは、次の記事でお会いしましょう!よいカメラライフを!