【なぜ必要?】35mm換算のやり方をかんたんに図解解説|フルサイズ換算

この記事で解決しましょう!
このようなお悩みに応えます
  • 35mm換算(フルサイズ換算)のやり方がわからない
  • 35mm換算をする理由がわからない
  • 35mm換算をわかりやすく理解したい

カメラの世界に足を踏み出すと、必ず耳にするのが「35mm換算(フルサイズ換算)」

レンズで写すことができる広さを示す指標である「焦点距離」カメラの規格によらず一定に補正するために用いられま

参照:ソニーストア
はろはろ
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店頭やレンズのカタログ表示では、必ずと言っていいほど目にしますよね

 

とはいえ、35mm換算という言葉だけでも、どこかとっつきづらい印象をうけますよね

そこでこの記事では、初めての方でもわかりやすく「35mm換算のやり方・換算をする理由」を紹介します

 

特にこれからレンズを買おうと考えている人は、自分が欲しかったレンズとは違うものを買うことにならないためにも、35mm換算(フルサイズ換算)は必ず押さえておきたい内容です

はろはろ
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ぜひこの記事でマスターしましょう!

35mm換算・フルサイズ換算をする理由

35mm換算のやり方をすぐに確認したい方は、こちらからジャンプできます

35mm換算(フルサイズ換算)のやり方を解説する前に、なぜ、35mm換算・フルサイズ換算をしなければいけないのか?について説明します

ここだけ押さえれば大丈夫!
35mm換算(フルサイズ換算)をする理由
  • 一律の尺度で画角(写る広さ)を表現するため
  • フルサイズ換算後の焦点距離で、広角・望遠などのレンズのカテゴリがわかる
  • 対象:APS-C・マイクロフォーサーズのレンズ
    (フルサイズ基準に変換する)

以下の表で、お使いのカメラ機種(シリーズ)に該当するセンサーサイズが確認できます

#CanonNikonSonyFUJIFILMPanasonicOLYMPUS
フルサイズEOS Rシリーズ
EOS Dシリーズ
Z一桁シリーズ
(Z7など)
Dシリーズ FX
(D600/700/800番台など)
α1・α7・α9
シリーズ
DC-Sシリーズ
APS-CEOS Kiss Mシリーズ
EOS Mシリーズ
EOS Kiss Xシリーズ
Z二桁シリーズ
Dシリーズ DX
(D四桁シリーズ全般など)
α6000シリーズ
(6400・α6600など)
Xシリーズ全般
(X-T4など)
マイクロフォーサーズDC-Gシリーズ
DMC-Gシリーズ
全機種

同じ尺度で画角を表現する背景とは

はろはろ
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いざ同じ尺度で画角を表現しましょうと言われても、問題点がわからないとあまりピンときませんよね

写真業界では、レンズで写せる範囲(画角)を焦点距離で示します

実はこの焦点距離が厄介で、カメラの規格(センサーサイズ)によって、画角が変わってしまう特性を持っています

センサーサイズによって写る範囲が違う

焦点距離だけでは一律に画角を表現できない問題を解消するために、カメラの種類によらず一定のものさしで測れる指標を作ることになりました

一律の尺度で画角を表現する方法が35mm換算

35mm換算・フルサイズ換算

カメラの規格によって写る範囲が違うなら、「フルサイズ(35mmセンサー)対応レンズの焦点距離を基準に画角を示そう」と言うのが35mm換算の考え方です

 

次の章で紹介する35mm換算をすることで「フルサイズで撮ったらXXmmのレンズと同じ」といったように、一律の基準で評価することができます

35mm換算・フルサイズ換算
画角を一律に示すことができる

画角を表現するにはややこしい焦点距離ですが、これならどんなカメラを使っても写る範囲を一律に表現することができるようになります

はろはろ
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では、次に35mm変換の方法を学んでいきましょう

35mm換算・フルサイズ換算
センサーサイズによって画角が変わる仕組み

レンズは、それぞれに写せる範囲が決まっています(イメージサークルと呼ばれます)

はろはろ
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上の図の青い丸の部分ですね

カメラはレンズを通して受けた光を記録するもので、センサーサイズによって記録できる範囲が違います

 

大きなセンサーは広い範囲・小さなセンサーは狭い範囲を記録(撮影)します

センサーサイズのイメージ
センサーサイズのイメージ
はろはろ
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これが、同じレンズを使っていても異なる画角となる理由です

ここで言う大きなセンサーサイズ=フルサイズであり、小さなセンサーサイズのカメラ(APS-C・マイクロフォーサーズ)を使っている方は、フルサイズ換算が必要になります

35mm換算・フルサイズ換算のやり方

35mm換算(フルサイズ換算)をやる理由を押さえたところで、次に具体的な変換の方法を確認してみましょう

やることはすごくシンプル。お使いのカメラのセンサーサイズによって、以下の通りに焦点距離を掛け算すればおしまいです

センサーサイズフルサイズ換算後の焦点距離
フルサイズ補正なし
(50mmなら50mmのまま)
APS-C
(Canon以外)
1.5倍に補正
(50mmなら75mm)
APS-C
(Canon)
1.6倍に補正
(50mmなら80mm)
マイクロフォーサーズ2倍に補正
(50mmなら100mm)
フルサイズ換算
補正例
  • Q:APS-C専用の焦点距離35mmのレンズの画角は?
    • フルサイズ換算:35mm × 1.5 = 52.5mm
    • A:52.5mmのため、標準域のレンズ

35mm換算・フルサイズ換算後の焦点距離で画角域がわかる

35mm換算ができれば、画角域(広角・望遠など)を特定することができるようになります

画角域とフルサイズ換算後の焦点距離の関係は以下の通りです

 

画角域フルサイズ換算後の焦点距離
超広角域~20mm
広角域~30mm
標準域35~65mm
中望遠域70mm~
望遠域200mm〜
明確な基準は無いため、一般論としての傾向を記載

実は、何mmからは広角だ!といった明確な基準はありません

とはいえ、カメラメーカーを含め写真業界では、画角域を焦点距離を用いて表現するのが一般的となっています

 

35mm換算・フルサイズ換算の補正値はどこからくるの?

APS-Cやマイクロフォーサーズでは、1.5〜2倍することで35mm換算(フルサイズ換算)ができるのですが、一体この値はどこからくるのでしょう?

 

結論としては、以下を数値計算したものになります

  • 「APS-C・マイクロフォーサーズ」はフルサイズと比べて狭い画角になる
  • フルサイズで同じくらいに、狭い画角にするために必要な焦点距離の値
はろはろ
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焦点距離を長く(望遠寄り)にすれば、写る範囲は狭くなりますよね

そして、ちょうどAPS-Cやマイクロフォーサーズと同じにするために、1.5〜2倍の焦点距離が必要となります

まとめ:なんで画角を角度で表現しないんだろう

今回は、はじめての方にもわかりやすく「35mm換算・フルサイズ換算のやり方や背景」をお伝えしました

はろはろ
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少しめんどくさい焦点距離と画角の考え方ですが、そのうち自然と身についてきます

 

何度でも復習がてらこの記事を見返して頂ければ幸いです

焦点距離から画角が理解できたら、ぜひお使いのメーカーでどんなレンズがあるのかをチェックしてみましょう

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はろはろ
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それでは次の記事でお会いしましょう〜!よいカメラライフを!