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ここ最近で人気を集めるスティック型のビデオライト。一度は使ってみたいと思っても大手メーカーの製品は値段も高くなかなか手が出しづらいですよね。
そこでちょうど今回（カメラ界のコスパの救世主とも言われる）Neewer様より、4,000円未満と非常に安い価格が魅力のスティックライトTL96RGBをご提供いただきましたので、実際に使ってみた感想をレビューしていきたいと思います。
個人的な所感としては、これはスティックライトというよりかはポケットライトというのが相応しい印象。
ポケットに入るくらいにコンパクトなライトでありながら、光の色や柔らかさは十分以上、かつマグネット対応で柔軟に設置ができる点が高評価だと感じました。
ボタン周りの操作感はやや使いづらさを感じる点もありますが、総合的に見れば4,000円未満で買えるライトとしてはコスパは十分です。
キーライトとしては力不足感がありますが、補助照明として使うのは十分にアリだと思います！
LEDライトとしては破格の価格帯ですので外に持ち運んで気軽に使いたい方・ちょっとしたライティングのアクセントとして導入したい方にはちょうど良いアイテムになるかと思います。
ぜひ今回の記事を参考にスティックライトTL96RGBのメリット・デメリットをしっかりチェックいただき、購入の判断材料にしてください。
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はろ
月間8万PVのカメラ系ブログを運営。子供撮影の趣味が高じ、副業カメラマンとしても活動しています。ご質問はコメント欄・お問合せ・DM等でお気軽にどうぞ。
NeweerスティックライトTL96RGBレビュー｜外観とスペック
スティックライトTL96RGBは高い演色性と小型軽量が特徴のLEDライト。チューブライトというには短いサイズ感で、手のひらに収まるほどの非常にコンパクトなアイテムです。
Neweer T96RGB Stick Lightのスペック
| 照度 | 最大800Lux/0.5m |
| 色温度範囲 | 2500K-8500K |
| 色彩飽和度 | 0-360度（全範囲） |
| CRI | 97 |
| バッテリー容量 | 2500mAh |
| バッテリー駆動時間 | 2時間（100%の照度で使用した場合） |
| 重量 | 134グラム |
スペック上で特筆すべきはCRI97という高い演色性。色温度の設定レンジも広く、色の表現力に関しては非常に長けた性能を持っているLEDライトです。
設置性能も非常に高く、マグネット対応・三脚設置・自立もするので実質３WAYの設置方法から選ぶことができます。
サイド側もマグネット対応になっているのでこのような付け方もできます。ちなみにマグネットで複数本のスティックライトTL96RGBを連結させることはできないため、別途1/4ネジ（オス・オス）の用意が必要です。
内蔵バッテリー搭載で約２時間程度の連続使用が可能です。充電ケーブルはUSB Type-Cに対応しています。２時間は若干心許ないところではありますが、100%の光量から引き下げれば多少なり持ち時間の延長が可能です。
充電中の使用も可能なので、有線充電で使用するのもありかも
操作方法
操作方法を以下の動画にまとめてみました。基本的には４つの操作ボタンを使いながら光量・色を切り替える操作のため、ボタンの役割を覚えるのに最初はやや戸惑うかもしれません。
同梱するアイテム
簡単な説明書と充電用のUSB Type-A to Cケーブルが付属します。ACアダプタは個別に用意しましょう。
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ポチップNeweerスティックライトTL96RGBレビュー｜メリット面
ここかはスティックライトTL96RGBで実際に使用してみた感想を踏まえて、メリット面を先に述べていきたいと思います。簡単にライティングテストもしてみましたので、ぜひチェックしてみてください。
まずまずの光量・豊富なカラーバリエーション
一般的に小型の光源を使う場合は、（周囲に光が回り込まないため）どうしても影が強く出過ぎてしまい、被写体の陰影がハッキリしすぎてしまう傾向があります。
スティックライトTL96RGBもかなり小型の部類ではあるものの、チューブ形状が安っぽい照明機材を使ったような硬い印象から遠ざけてくれます。
ちなみにこちらは僕が普段から愛用するポータブルLEDライトPixel G1Sを使った影の様子。ライトの面積としてはこちらの方がよっぽど大きいのですが、影の出方はそこまで大きく変わらないかと思います。
ポチップ最大光量は800Luxとやや控えめ。これ１本でYoutube撮影や物撮りは難しいと思いますが、屋外持ち出しの際に真っ暗な環境で照らす上では十分に明るく感じられる光量です。
2500K-8500Kという広いレンジの色温度に対応。僕はよく物撮りをするので周辺のライトと色温度を合わせやすいのは嬉しいポイントです。
ちなみに以下の写真はあらかじめ用意されたシーン別カラーパターン（FXシーン）で遊んでみたところの一部です。バリエーションが豊富なので Youtube撮影時に背景の差し色として使ってみても面白そうですね。
自分好みの色を表現できるモード（カラーHSIモード）も用意されています！
荷物が嵩張る外出時にも気軽に持ち運べる
手のひらに収まるほどに小さいスティックライトTL96RGBは持ち運びにも便利。カメラバッグに入れる際も縦に挿入すればほとんど場所を取らないので、基本的にどこでもいつでも持ち運ぶことができるかと思います。
僕はたまにカメラバッグすら使わずにラフに撮影することがあるのですが、そのような際にも持ち運べるサイズ感。ポケットにとりあえず忍ばせておく程度の使い方が一番このアイテムの価値を引き出してくれそうですね。
設置場所の制限を受けにくい
設置の自由度が高い点もプラスポイント。マグネットの他にも三脚に対応するので縦・横どちらの方向でも使うことができます。横方向にした方が光が回り込みやすく硬さが消えやすい気がしますね。
以上がスティックライトTL96RGBを実際に使って感じた主なメリット面でした。小さいので小回りが非常に効く上に、色の表現力も高い。改めて3000円で買えるライトにしては非常に高いクオリティだと感じました。
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ポチップNeweerスティックライトTL96RGBレビュー｜デメリット面
さてここからはスティックライトTL96RGBを使って感じたデメリット面を忖度なくレビューしていきたいと思います。
価格は安いものの、正直個人的にはいくつか運用して行く上で気になる点があり、ここがみなさんの使い方に影響するものかをよく見定めて購入を検討されると良いかと思います。
光量・色温度調整に手間がかかる
個人的に一番気になったのは操作性。スティックライトTL96RGBは基本的に４つのボタンのみで操作を完結させる仕様になっているため、光量や色温度を調整したい時は長押し続ける必要があります。
ぜひ以下の動画の1:22〜あたりを見てもらいたいのですが、値を切り替えるのに多少時間がかかります
１本ならまだしも複数本を連結して使う時は、設定にかなり手間をとられそうです…
またボタンの位置が直感的に分かりづらいため、真っ暗な環境だと操作がイマイチしづらい点もありますね。
一般的にLEDライトは光量や色温度をダイヤルで操作ことが多く、感触だけで操作できるのになれていたのでここは個人的には引っかかるポイントでした。
少し心許ない電池持ち
スティックライトTL96RGBは100%の光量で使用した場合、おおよそ２時間でバッテリーが切れます。２時間を長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれですが、僕にとっては短く感じます。
充電しながらの使用も可能ではあるものの、モバイルバッテリー使用が前提となると軽量コンパクトのメリットが薄れてしまうのが珠に傷。
またマグネット使用時は充電口が塞がれてしまうため、総合的に長時間運用がしづらいところは個人的には気になったポイントでした。
Neewerさん、バッテリー持ちの改善をよろしくお願いします！
ポチップまとめ：小型で持ち出し使用にはベターなアイテム・価格を考えて割り切りが必要
今回はNeewerより発売されているスティックライトTL96RGBのレビューをさせていただきました。総評としては、価格の安さは抜群。超小型で外出時の持ち出しが非常にしやすいポケットライトです。
個人的な感想としては、最初の１台目のライトというよりかはメインをサポートするサブライトとして使用するのがおすすめ。ぜひコスパ重視でライトを探している方はチェックしてみてくださいね。
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