【レビュー】OneMo BackPack|カメラバッグの決定版!撮影特化の大容量カメラバッグ|PGYTECH

【機能性&コスパ最高】OneMo BackPack レビュー|大容量カメラバッグ・PGYTECH

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皆さんこんにちは。フォトグラファーの【はろ(@haroharo72)】です。

カメラ機材が増えてくると欲しくなるのがワンサイズ大きめのカメラバッグが欲しくなりますよね。大は小を兼ねますし、カメラ機材以外にも外出用の荷物(着替え等)も詰め込めるので、いざという時にすごく助かります。

ただし、大容量なモデルは需要が少ないからなのか、デザイン性と機能性を兼ね揃えたモデルが少ないのが実情。またすでに評判を集めるカメラバッグは少数かつ4〜5万円と価格が高く、なかなか手が出しづらいと思います。

そんな経緯で大容量のカメラバッグを探し続けてきた僕ですが、PGYTECH社から販売されているカメラバッグ「OneMo BackPack」に出会い、ようやくカメラバッグ選びに終止符を打つことができました。

OneMo BackPackの主な特徴は以下の通り。たくさんの機材を持ち運ぶフォトグラファー・ビデオグラファーの方に嬉しい機能が満載のカメラバッグです。

メリット(長所)
デメリット(短所)
  • 最大35Lまで収納できる大容量モデル
  • コンパクト&おしゃれなデザイン
  • カメラ機材・動画撮影(ドローンやジンバル)に特化した機能が充実
  • 価格が安い(3万円以下)
  • (女性の場合)バッグ本体がやや大きく感じるかも
  • バッグ自体がやや重い(2.1kg)

そこで今回の記事では「OneMo BackPack」の便利な機能の紹介・実際に使ってみて感じたことをレビューしてきます。

僕同様に、大容量のカメラバッグ選びに悩んでいた方には非常に魅力的な製品だと思いますので、参考としてお役立てできれば幸いです。

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この記事の著者

Photographer & Bloger

はろ

月間8万PVのカメラ系ブログを運営。子供撮影の趣味が高じ、副業カメラマンとしても活動しています。ご質問はコメント欄・お問合せ・DM等でお気軽にどうぞ。

PGYTECH OneMo BackPackの位置付け

OneMo BackPack」は、カメラアクセサリーやドローンパーツの開発を手掛ける「PGYTECH」から販売されているカメラバッグ。

カメラや周辺機器だけではなく、ドローンやジンバルのような大きめの機材も収納できるように工夫がされたプロダクトです。

はろ
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クラウドファンディングをかけて製品化を実現したプロダクトで、目標金額の5倍の集金を達成するくらいに人気を集めた商品です。

大容量リュックタイプの「OneMoシリーズ」の他、中容量リュックタイプの「OneGoシリーズ」、「ショルダーバッグ」もラインナップ。僕はショルダーバッグとOneMoバックパックの2つを使い分けています。

商品名タイプ販売価格容量重量

OneMo 2 BackPack
リュック型(大容量¥29,480本体:25L / 35L ※2種類
ショルダーバック:5L
バック本体
25L:2.1kg
35L:2.4kg
ショルダーバッグ:0.5kg

OneGo Air Backpack
リュック型(中容量20L:¥24,750
25L:¥30,250
20L / 25L
※2種類
20L:1.9kg
25L:1.3kg

OneGoショルダーバッグ
ショルダーバッグ型6L:¥13,200
10L:¥15,400
6L / 10L
※2種類
6L:0.8kg
10L:1.1kg

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ちょっとしたスナップ撮影や動き回る撮影で便利なショルダーバッグ型のカメラバッグ「OneGo ショルダーバッグ」も非常におすすめです。

PGYTECH OneMo BackPackのスペック・外観

左:ビルトインポーチ / 右:本体バッグ

OneMo BackPack」は、リュックタイプの本体バッグとビルトインポーチ(ショルダーバッグとしても使えます)の2つで構成された製品。バッグ本体だけでも30Lの容量となりますが、ビルトインポーチをバッグから出して持ち歩くことで最大35Lの容量を稼ぐことができます

項目バッグ本体ビルトインポーチ
大きさ
(高さ・横幅・奥行)
480×320×230mm180×270×120mm
収納容量通常時:25L
拡張時:30L
5L
重さ2.1kg0.4kg
カラー黒・迷彩色同左
はろ
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リュック単体でも、フルサイズカメラ2台と複数の交換レンズが入るので、十分すぎる容量です

全体的な概要は公式動画のダイジェストもすごくわかりやすいので、ぜひこちらもチェックしてみてください。動画を見ていただければ内容が重複するため、レビューパートまでスキップいただければと思います。

カラーは2種類から選べる

OneMo BackPack」のカラーは「黒色と迷彩色」の2種類ラインナップ。どちらのカラーもマットな素材が使われていて、高級感のある見た目が特徴的です。

トワイライトブラック
バッグの中身は彩度低めのグリーンで統一

サイズ感・重さ

サイズ感は、男性の肩幅に収まる程度の大きさで、少し大きめのリュックといった感じ。

一般的に30Lクラスのバッグはサイズがデカイ印象を持ちますが、「OneMo BackPack」は必要な時だけサイズを拡張できるギミックになっているので、普段使いのバッグとしても違和感なく使うことができます

30Lサイズとは思えないくらいにスリムな見た目

外側生地の質感

外側生地の感触は、しっかりとした硬めの質感です。サラサラとした肌触りで高級感を感じます。汚れや傷がつきにくく、防水加工も施されているため、屋外・雨天でもバッチリ使えます。

汚れが付いても一拭きすれば綺麗になります

防水加工がされているバッグではあるものの、土砂降りの場合はジッパー部分から若干浸水します。そんな時に便利なのが付属のレインカバー。これを使えばどんな雨からも機材を守り抜くことができます。

バッグの底面にレインカバーを収納することができます
入り口がゴムで伸び縮みするので、簡単にカバーを取り外しできます

肩ベルト・背面まわり

肩のベルトは、幅が広く・厚みのある構造。担いだ感触としては背中から肩周りへのフィット感が非常に良く、重たい荷物を背負っても肩が痛くなりづらいと肌で感じることができます。

肩ベルトには小物を入れるポケットやレンズキャップを差し込めるゴムバンドが付属。

また、ポケットやゴムバンドの上部にはピークデザインのキャプキャを取り付けることもできます。

はろ
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実際に使っている人の立場に立った細かい配慮が嬉しいですね

通気性の面でも工夫がされていて、肩ベルトとバッグの背面はメッシュ生地が採用。夏場でも蒸れを抑えてくれます

また、バッグの持ち手は3ヶ所に配置されているので、用途に応じていろんな持ち運び方を選択することができます。バッグ背面の取っ手は、スーツケースの取っ手に引っ掛けることも出来ます。

主な収納スペース

OneMo BackPack」には大きく3つの収納スペースがあります。3つのスペースを合わせることで最大35Lの容量を稼ぐことができます。

つの収納スペース(容量)
  • メイン収納スペース(25L
    背開き・2つのサイドポケットからアクセス可能
  • 前面収納スペース(5L)
    バッグの上部からアクセス可能
  • ビルトインポーチ(5L)
    インナーバッグとして使える上に、取り出して使うことも可能

メイン収納スペースは、背開き構造でアクセスできるようになっていて、最大25Lの機材を詰め込むことができます。

メイン収納スペース:大量の機材を詰め込める

また、2つのサイドポケットからもメイン収納スペースにアクセスできるため、バッグを床に置いていちいち開かなくても、肩掛け状態のままレンズ交換やカメラの取り出すことができます。

メイン収納スペース:サイドポケットからもアクセスが可能

2つのサイドポケットからメインスペースにアクセスできるカメラバッグは珍しく、実際に使ってみると非常に便利。また、前面の収納スペースは5Lの収納が可能で、ジンバルやiPadを収納することもできます。

前面収納スペース:ジンバルやタブレットが入るほどに深いスペースあり

こちらは付属のビルトインケース。インナーバッグとして使えるのはもちろん、ショルダーバッグやベルトバッグとしても使うことができます。


ビルトインポーチ:ショルダーバッグ・ベルトポーチとしても使える

各スペースにアクセスするためのファスナーは、指一本で開けられる形状になっていて、このあたりも使い勝手に配慮されて非常に使いやすいです。

指一本で開閉ができます
盗難防止のギミックもあり

以上が「OneMo BackPack」の外観の紹介でした。それでは気になる機能面について次のパートで紹介していきます。

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PGYTECH OneMo BackPackレビュー:使って感じた便利な機能

ではようやく本題に。ここからはOneMo BackPack実際に使ってみて便利だと感じたポイントをいくつか厳選して紹介していきたいと思います。

カスタマイズ自在なメインスペースが便利

メイン収納スペースへのアクセスは背面から。バッグ全体を開くことができ、ここに最大25Lの収納ができます。横向きに開くため、一発でどこに何が入っているかがわかるのがメリットの一つです。

容量25Lの目安
  • カメラ:フルサイズ機2台
  • 交換レンズ:6本(ズーム×2・単焦点×4)
  • アクセサリーもろもろ:ミニ三脚・フィルター・マイク・バッテリー・充電器・小型ライト・タブレットなど
実際に詰め込んだ様子
これだけの機材が入ればお仕事でも十分です

また、メイン収納スペースの仕切りはすべてマジックテープで取り付け・取り外しができるので、機材の構成に応じて自由にカスタマイズすることができます。

同梱する仕切りパーツ
中央の仕切りを倒すことで1気室の運用も可能
はろ
はろ

その日に持ち出す機材にフィットしたスペースを作れるので、ガッツリ撮影から、プライベートな撮影まで幅広く使うことができます

特に負荷が大きくかかる中央の仕切りはマジックテープ+ベルトで固定する構造。重力で仕切りを突き抜けて機材ごちゃごちゃになるようなことはありません。安いバッグだとこの辺の作りがチープだったりします。

中央の仕切りは重力の負荷が一番大きくかかります
ナイロンのリングにベルトを通してガッチリと固定

仕切りは3Dに展開する特徴的な形状。高さ方向に収納スペースを分けることでデッドスペースを最小限に抑えることができます。

フルサイズカメラを乗せてもヘタらないくらいに丈夫

メイン収納スペースの蓋側には、大きめのスペースが用意されているので、ノートPC・タブレット・資料などを入れることができます

クッション素材で包まれているので、精密機器もそのままポイッと入れておくことができます。

10.5インチのiPadが小さく見えるくらいに大きいスペース

肩掛け状態からカメラ機材の出し入れが出来る

カメラバッグに僕が求める最大の要件は、カメラ機材をスムーズに出し入れできること。その点でも「OneMo BackPack」は非常に優れていてめちゃくちゃ使いやすいです。

右手側のサイドポケットは機材交換に特化

右手側には上下2つのポケットがあり、ここからメイン収納スペースにアクセスできます。二つのポケットは独立しているため、カメラやレンズが干渉せずに収納できるのが大きなメリットですね。

実は2ヶ所からメイン収納スペースにアクセスできるカメラバッグは珍しく、僕がこのバッグを気に入った一番の理由がココでした。素早く撮影に移行できるのがめちゃくちゃ便利です。

また、右手下側ポケットの裏側にはバッテリーが入るポケットが付いていて、未使用のバッテリーと充電切れのバッテリーがわかるように目印をつけることもできます。

バッテリーは3本まで収納できます
使用済みのバッテリーに目印をつけることができます

もう一つのポケットの裏側には電子読み取り防止加工がされたポケットがあります。クレジットカードや小さな財布を入れておくのに便利そうです。

はろ
はろ

僕の場合、交通カードや鍵などの小物類を収納しています。スキミング対策は、海外旅行で持ち歩く際に恩恵がありそうですね

左手側のポケットはアクセサリー類の収納に特化

反対側の左手側ポケットは、カメラアクセサリーや飲み物を入れるスペースになっています。

左手側のサイドポケット:ケーブル類・モバイルバッテリー・SDカードを収納できる
左手下側のポケットは深いポケットになっている(伸縮あり)

三脚の収納場所を2種類から選べる

三脚を持ち歩く際に収納場所を圧迫して使いづらさを感じた方は多いはず。この点も「OneMo BackPack」は工夫がされていて、サイドポケットと上面固定の2箇所から自由に収納場所を選ぶことができます。

付属の固定ベルトで三脚や傘などの長物を固定

特に三脚をサイドに取り付けた場合、ドリンクを収納できなくなるのは地味に痛いので、僕は基本的に三脚をリュック上部に固定して持ち運んでいます。

カメラの上側に三脚を取り付けることができるのがすごく便利
付属の固定ベルトをリュック上部のリングに引っ掛けます
あとはベルトを締めて固定するだけ
はろ
はろ

リュック上部に取り付けた方が、左右のどちらかに重心が偏ることがなく、肩が痛くなりづらいのでオススメです

ちなみに固定ベルトはバッグの至る所に取り付けすることが可能。ドローンの持ち運びを想定して、バッグの正面にも固定することができます。

こんなところにも固定ベルトを取り付けることができます
はろ
はろ

寝袋など、バッグの中に収納できない荷物もバッグ外側に固定できるので非常に便利ですね

ショルダーバッグとしても使えるビルトインポーチが便利

付属のビルとインポーチは、単純にインナーバッグとしての用途だけではなく、ショルダーバッグやベルトポーチとしても使うことができます。

付属のベルトを使えば、ショルダーバッグとしても使えます
そのままメイン収納スペースの下半分に収納することができます

容量は5Lとそこそこ大きく、カメラとレンズ2本程度が入るほど。小規模の構成で事足りる場合は、ビルトインポーチだけを持ち歩くような使い分けをすることが可能です。

ビルトインポーチはショルダーバッグやベルトポーチとしても使えます

ドローンの持ち運びにも配慮されているようで、「DJI Mavic Proシリーズ」などの比較的大きめの機材も収納できるそうです。

動画クリエイターの大川優介さんも利用されているバッグでした
ビルトインポーチも仕切りを自由にカスタマイズ可能
小物類もしっかり収納できるスペースあり
小物入れの高さを拡張することで収納力を上げることができます

拡張式のポケットで見た目と容量の両取りができる

カメラバッグの前面スペースは2段階のオープン構造になっていて、荷物が特に多いここぞという時には最大5Lの荷物が収納可能です。

普段はスマートな見た目ですが・・・
前面のファスナーを開けると奥行方向の容量を拡張することができます
はろ
はろ

必要な時にだけサイズを大きくできるのが嬉しいところですよね

奥行きがあるスペースなので、縦長のジンバルもすっぽり収めることができます。普段使いの荷物を入れておくスペースとしても使うのが一般的になるかと思います。

長くなりましたが「OneMo BackPack」を使って感じた良い点は以上です。ユーザーニーズを最大限に意識した機能が満載のカメラバッグで、僕がこれまで使ってきたカメラバッグの中でも間違いなくNo.1の使い勝手だと感じます。

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PGYTECH OneMo BackPack 使用レビュー:気になるところ(デメリット)

機能性抜群のOneMo BackPackですがデメリットはやはり付きもの。特にサイズ感については人を選ぶかもと感じます。容量35Lはバッグの中でもかなり大きい方なので、サイズ感が気になる方はサイズダウンモデルを選びましょう。

OneMo BackPackの気になるところ
  • 女性の場合、バッグ本体がやや大きく感じるかも
  • バッグ本体がやや重い

(女性の場合)バッグ本体がやや大きく感じるかも

1点目はバッグ本体のサイズの問題。「OneMo BackPack」は、30Lクラスのリュック型カメラバッグの中でも小さいバッグではあるものの、女性の方にとってはややサイズが大きいかもしれません。

身長177cmの僕が背負った際の写真です。小柄の人は少し大きく感じるかも

バッグが大きすぎるかもと感じる方は、25Lクラスのカメラバッグがおすすめ。同じくPGYTECHから販売されている「OneGo Air backpack」は容量は落ちるものの女性のサイズにもジャストなサイズ感が人気です。

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バッグ本体がやや重い

OneMo BackPack」はバッグ自体の重さが2.1kgとやや重たい仕様。(それでも30Lクラスの中では軽い方)

撮影機材が逆に少ない場合はバッグの方が重荷になってしまうため、用途が限られるのは惜しいポイントだと感じます。

ただ、付属のビルトインポーチ(0.4kg)を使えば、ショルダーバッグ形態で持ち出すことも可能。旅先にいったん機材を持ち込んで、宿から最小構成の機材を持ち出す際にぴったりの使い方ができます。

ビルトインポーチ:カメラ本体とレンズ2本程度は入ります

とは言え、ビルドインポーチはバッグのよう簡単に機材にアクセスできる機構には搭載していないため、少量機材の場合でも機動力を重視したい人はショルダーバッグ形式のカメラバッグも検討されると良いかと思います。

まとめ:OneMo BackPackは30Lクラスでコスパ最高のカメラバッグ

今回のレビューは以上となります。PGYTECHの「OneMo BackPack」の特徴をあらためておさらいすると以下の通り。

抜群の収容力と肩掛け状態からでも機材の出し入れがしやすく、個人的にもお気に入りのバッグに出会うことができました。

メリット(長所)
デメリット(短所)
  • 最大35Lまで収納できる大容量モデル
  • コンパクト&おしゃれなデザイン
  • カメラ機材・動画撮影(ドローンやジンバル)に特化した機能が充実
  • 価格が安い(3万円以下)
  • (女性の場合)バッグ本体がやや大きく感じるかも
  • バッグ自体がやや重い(2.1kg)

これだけ機能が充実していて、3万円を切る価格は本当にコスパが高いと思いますので、大きめのカメラバッグをお探しの方は、ぜひゲットしてみてください。

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