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フルサイズカメラはカメラを趣味にしている人にとって憧れの存在だったりしますよね
特にお子さんの撮影向けに、小型のカメラからデビューしたけれど、フルサイズカメラに移行したいと思っている人は多いと思います

僕自身も普段から子供の撮影をしていて、ずっとフルサイズカメラが気になっていました
ただ、僕自身も今は撮影のお仕事もありフルサイズカメラを使っていますが、正直、子供を撮るならAPS-Cやマイクロフォーサーズのカメラは最高だと感じます

子供撮影に限っては、フルサイズで撮ったとしても特に違いを感じられないシーンが多いのです・・・
そこで今回は、実際にフルサイズカメラで子供を撮影している僕の経験を踏まえて「子供撮影ではフルサイズカメラは必要ない理由」について述べていきます
あくまで一個人の意見ですが、
- なんとなくフルサイズがかっこいいから欲しい
- APS-Cやマイクロフォーサーズじゃ良い画が撮れない
と悩んでいる方がいらっしゃいましたら、きっとお役に立てる内容だと思います。ぜひ最後まで見ていただければ幸いです
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結論:子供撮影にはフルサイズカメラは必要ない

我が家には5歳と3歳の男の子がいますが、僕は子供たちの成長をフルサイズカメラをメインで記録してきました
撮れる写真はどれもすごく満足している一方で、「実際はフルサイズじゃなければもっと楽に撮れた」と感じています

フルサイズは機材が大きいので、カメラを構えるまでのハードルが高い・・・
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子供撮影以外の用途も含め、フルサイズを買って後悔しないためのポイントを以下の記事でまとめています。こちらも併せてチェックしてみてください
フルサイズとは、デジタルカメラのイメージセンサーの種類のひとつ。一般的なデジタル一眼カメラの中で、最も面積の大きなセンサーを積んだのが「フルサイズカメラ」です

センサーサイズが大きくなるほど、画質が良くなる一方で、サイズや機材費用が大きくなります

子供撮影にフルサイズが必要じゃないと考える理由
正直、フルサイズのシステムと子供撮影は相性が悪いと思います(フルサイズで撮ってる自分がいうのも何ですが)
特にサイズと重さが大きなデメリットで、ただでさえ荷物の多い外出時にカメラを持ち出すのはそれなりの気合いが必要です


子供を撮るのが好きなので、結局持ち運んでしまうんですけどね
写真はシャッターを切ってナンボ。ですので、間接的にでもシャッターチャンスを削いでしまう機材を使うより、もっと小型のカメラの方がいいと僕は感じています

サイズ・価格を踏まえると、APS-Cカメラがちょうどいいバランスだと思います
\ APS-Cとフルサイズではこんなにもサイズが違います /

子供撮影は機動力勝負|フルサイズは邪魔になることが多い
僕自身こどもが生まれるまでは想像できなかったのですが、こどもと外出するときは結構荷物が多くなります

おむつ・着替え・おやつ・ミルクなど、専用に大きめのカバンを用意しても足りないこともしばしば・・・
そんな中、自分のカバンはカメラ機材でパンパン。これはなかなか後ろめたい気持ちになります
小さい機材であれば、バッグのスペースにも余裕が生まれますし、高倍率ズームが廉価で手に入れられるAPS-Cやマイクロフォーサーズはお財布的にもベターですね

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僕の場合は、大きめ機材でも機動力を失わないようカメラバッグにはかなりこだわっています。ようやく見つけたおすすめのカメラバッグをレビューしていますので、気になる方はチェックしてみてください
フルサイズカメラの大きさ・重さを比較
最近はフルサイズのボディもかなり小型化が進んできましたが、レンズのサイズは物理的に小さくすることが難しいため、どうしても荷物が嵩張ります
参考に、APS-Cとフルサイズで「同じ標準ズームレンズをつけた構成」を比較した結果がこちら

フルサイズはサイズも重さもおおよそ2倍くらいになります
大きい機材はシャッターチャンスを失いやすい
これだけサイズの大きいフルサイズですし、さらに子供が大きくなると外で遊ぶ際のアイテムも増えていきますので、正直カバンからカメラを出す所作だけでもまぁ煩わしく感じます
せっかくカメラを買ったのに写真を撮れないのでは本末転倒ですから、何かと忙しい子供撮影ではやはり小型のカメラは大正義ですね

片手で構えてサッと撮れるくらいのサイズ感くらいがちょうど良いですね
ちなみにフルサイズでも小型単焦点レンズを使えば、ストレスなく撮影することも可能です

ズームこそできませんが、クオリティの高い単焦点で撮る写真も満足感が高くおすすめです

もし、フルサイズカメラで気軽にお子さんを撮りたいと考えている人は、ぜひこちらの小型単焦点レンズのレビュー記事もチェックしてみてください(SONYフルサイズ向け)
長いレンズは危ない
また、フルサイズのレンズは長いので、こどもたちが密集して走り回る環境(イベント会場や公園など)で使っていると、自分や他の子供にぶつかってしまう可能性があります

勢いよくぶつかれば大きな怪我にもつながりかねませんので、そういった意味でも小さい機材を選ぶのは重要なポイントだと思います

なので僕の場合は、基本的に動き回る撮影の際にはズームレンズは使いません
フルサイズの特徴を活かせる撮影シーンがほとんど無い

ここまではサイズ感のデメリットを述べてきましたが、子供撮影では画質面でもフルサイズの恩恵を受けづらいため、必要性は薄れると僕は考えています
ボケが大きいのはメリットばかりじゃない
ボケ感が大きい点はフルサイズの最も魅力的な点だと思いますのよね
ただし、ボケすぎるのも実は使いづらいと感じる要因の一つでして、特に集合写真やお友達とのツーショットなどでは、無意識に絞り開放で撮ると他の子の顔にピントが合わない場合もあったりします
\ 両目にピントが合わない程にピント面が薄い /


なのでピント確認の工程が増える分、APS-Cならもっと気軽に使えるのに、と感じてしまうこともあります
色諧調の豊かさ・暗所への強さも影を潜める
フルサイズ特有の強みといえば、色諧調の豊かさ・暗所への強さですよね
ただ、これらも主題が子供であれば恩恵を受けるシーンが少ないため、フルサイズじゃないとダメ!といった理由にはならないかと思います

キャンプなど暗いシーンでカメラを持ち出すことが多い方はフルサイズの方がいいかも

まとめ:フルサイズは子供撮影には向かないけど

今回は子供撮影にフォーカスして、フルサイズカメラの是非を述べてみました。あくまで一人のフルサイズユーザーとしての意見ですが、子供撮影では小型機材が大正義だと思います
ただ、子供撮影以外にも撮りたい被写体があったり、キャンプなど暗い撮影シーンで持ち出す機会が多い方は、フルサイズで撮影するのも十分にアリだと思います

僕もハイブリッドな用途でフルサイズカメラを使っているひとりです
一方で、当面は子供がメインの被写体の方については、サイズと画質のバランスが程よいAPS-Cカメラがおすすめです。撮影も楽ですし、荷物も嵩張らないのは非常にメリットがあると思います

これからカメラを買いたい!と考えている方は、以下のおすすめカメラ記事もチェックしてみてくださいね
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また、子供以外にも撮りたい被写体があり、フルサイズカメラが欲しい!という方であればぜひ、フルサイズの世界に一歩踏み出してみましょう

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